晴朗無上

日々の出来事など

849 早朝・読後・感想

2011-05-28 06:49:26 | Weblog
『林芙美子・宮本百合子』平林たい子・著 を読む。
といっても「林芙美子」の部分だけだが。

昨年から気になっていた人、高松棟一郎の名前が出てきたんだけど・・・
平林女史によると、ずいぶんやなやつに思えてくる。
まあ、芙美子さんからの恋文、自分が彼女に出した手紙、
(これは、芙美子さんが生きてるうちに、自分のところへ取り返したらしい)
などを、芙美子さんが亡くなってから骨董屋に売り払ったというのだから、
嫌われてもしょうがないな・・・

この本を読むと、ますます芙美子さんが魅力的に思えてくる。
けして、良いことばかり書かれているわけでない。
彼女に近いところにいて、彼女のいろんなことを知っている平林さんの文章だから、
だからとても魅力的にうつるんだと思う。

芙美子さんの声が聞いてみたかったな。
動く芙美子さん、見たかったな。

そして・・・高松棟一郎、どんな顔をしていたんだろう。