晴朗無上

日々の出来事など

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2009-06-29 17:42:19 | Weblog
初めて!

 裁判所へ行ってきた!

 このところ北尾トロさんの本を何冊か読み、
 いよいよ裁判員制度もはじまったのだし、少しは裁判に興味を、
 なんて思っていたところ、露鵬&白露山の「地位確認」という民事があるので、
 東京地裁へ。
 
 はじめてなのに、いきなり傍聴券は抽選でということ。
 ま、はずれてもいいか、なんて気楽にかまえていたら、当選!

 6階の法廷へ。

 法廷に入ったら、もう露鵬兄弟はスタンバイしてた。
 きちんと髷を結い、きちんと着物を着ていて、
 ぜんぜんよれっとしていない。

 ずっとトレーニングをしていたのだろう。

 なんだか悲しくなる。

 最後に露鵬が「どうして、こんなことになったのか、
 私と私の家族は、とても悲しい」とロシア語で言っていた。

 なんだか、涙が出そうになった。

 兄弟が来日して、わけもわからず、兄弟別々の部屋に入れられ、
 3ヶ月もして、ようやく会えたという話を知っていると、
 相撲界って、もう少し当事者に説明をしなくちゃいけないのでは?
 と思う。

 今日もなんだか、相撲協会側は、兄弟にあんまり詳しい説明もせず、
 話も聞かず、どんどん物事をすすめていったという印象だ。

 ぜひ、兄弟の「地位確認」がうまく行きますように・・・


 ところで、国技館に行くと、必ずいる小さくてぽっちゃりして
 年齢不詳のご婦人が、傍聴に来ていた。
 彼女も当選したらしく、私の隣の席に座ったのだけど・・・
 なんだか、小さな声でごにょごにょ・・・
 
 「露鵬、カッコいい!」
 「わたしのこと、おぼていてくれたんだわ!」
 などなど・・・
 いったい、何者なんだ?

 裁判長に注意されないかと、ひやひやだった。