K巨匠のいかんともなるブログ

K巨匠:英国から帰国後、さらに扱いづらくなった者の総称。
また常に紳士的ぶりつつも、現実には必ずしもその限りではない。

プリマスと良い仲間

2009-04-11 05:59:58 | 旅行記
前回の記事で、これから金を節約して勉強するとか言っておきながら、また小旅行に行ってしまった。
親友に誘われて、K+親友+親友の友達たちでのわいわい旅行。
今回は日帰りで費用も総額3000円くらいでかなりお得。

何処へ行ったかというと、英国の南西部シーサイドに位置するプリマスという街です。
晴れていたので非常にきれいな海が見れました。
潮風を浴びながら散歩~なんて感じでね。
特にPilgrim Fathersがアメリカに渡ったとされるメイフラワー号は、この街を出港したことで有名です。



そして今日のメイントピックは、一緒に行ったある仲間のこと。
友達でも恋人でもなく、あえて「仲間」という表現を使ったのはそれが一番しっくりくるから。
本当に尊敬すべきやつだ。

彼女は、ここへ来る前、ある大学でずっと首席をキープしてきた。
けど家族自体はそれほど裕福というわけでもなく、彼女のためにお金を借りて留学させているらしい。
だから、彼女からは勉強を成功させなければならないという決意が伝わってくる。
だが一方で、彼女は「勉強が好き」といった。
一見何でもないようだけれど、やらなければならないというプレッシャー下ではめったに言える言葉じゃない。

この「やらなければならない」という想いと「やりたい」という想いが、
混沌の中で共存しているあたりが妙にKに似ていて、ちょっと感動した。



もうひとつ、彼女は「チャレンジが大事」といった。
彼女ほどハードに勉強している人にとっては、
チャレンジするということがどれほど大変なことか分かっているはずなのに、本当にさらっと言った。
横でもなく、後ろでもなく、しっかり前を向いてる。
たまに道の過程で心が折れかけるKにとって、この言葉は心に響いた。

心底、「負けたくねぇ」、と思った。


だからこそ、友達でも恋人でもなく、良い「仲間」だなぁと、自分の中だけでちょこっと思った。