English Collection

日頃目に付いた覚えたい英単語、慣用句などの表現についてのメモです。

Bonin Islands

2008年01月15日 | 英語学習
昨年60Vのプラズマテレビを購入してからテレビを見る時間が増えました。世界遺産とか世界旅行、大自然を
テーマとする番組を見ることが多いのですが大自然の景色を大画面のハイビジョン放送で見るのは素晴らしいものです。先日、11月24日に放映されたサイエンスゼロという番組の再放送を録画で見ましたが非常に興味深い番組でした。小笠原よりさらに南にある無人島、南硫黄島を25年ぶりに調査した話ですが、この島は有史以来の無人島で、大陸や人の住んでいる小笠原からも遠く離れているためにネズミも含め哺乳類は全く生息しておらず、南硫黄島にしかいない昆虫とか、カタツムリがどこからどのようにして来たのかなど、島の動植物の話はダーウィンがガラパゴス島を調査した話を思い起こせるものでした。
ところで番組の中で小笠原諸島と南硫黄島を示す地図がほんの一寸だけ示された時に小笠原諸島の英語名が "Ogasaware Islands" ではなく "Bonin Islands" と書かれていたのに気が付きましたが、これは数年前にASJのレクチャーで小笠原の言語の変遷についての話を聴いたことがあるからです。小笠原に日本人が定植するようになったのは江戸時代ですが、日本人が定植する前に欧米人とポリネシアからの人々が既に住んでいたそうです。幕府は小笠原を「無人島(ぶにんしま)」と名付けたのですが、それがなまって欧米では小笠原を "Bonin Islands" とよぶようになった聴きました。
南硫黄島は特別な許可がないと行けない島ですが、小笠原にはいつか行って見たいですね。
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