憲法九条やまとの会

今、日本国憲法九条改憲を止める
 ・・・平和を望み、維持したい・・・

アイルランドに魅せられて、辻井喬(堤清二)さんの講演会(憲法九条やまとの会ニュース第11号3面)

2009年11月02日 | 憲法九条やまとの会ニュース

(本文)
憲法九条やまとの会ニュース11号3面
○南林間、鶴間他の北部の懇談会
「アイルランドに魅せられて」意外に深い日本とのつながり
講演会 2 0 0 9年1月23日(金)
     13時30分~15時30分
     大和市勤労福祉会館中会議室
講師   上野 格さん
     (日本アイルランド協会理事)
     (成城大学名誉教授 経済学)
  映像、音楽を通し、穏やかな雰囲気の中、参加者30人が、それぞれにアイル
ランドへの興味を駆り立てられた2時間は、あっという間に終わりました。アイルランドの位置、日本との関係、白虎隊との関係、身近に知るアイルランドの音楽、横井久美子の歌「私の愛した町」、今も続くアイルランドの長くて悲しいイギリスとの確執、世界に知られるエンヤ、リバーダンスと盛りだくさんな講演でした。
 参加者からは、今後もまだアイルランドについて聴きたいことがあり、次回も期待したいとの希望が出ています。また、アイルランドへ実際に行ってみたいとの声もあり、実現するかも知れません。他の国を知ることで、日本のことを別の角度から見る機会ともなり、こういった企画は、是非続けて欲しいといった感想もありました。
 国内で兵器による紛争を抱えずに済んできた日本を、このままどうすれば維持でき、他国へも紛争に関与しない、紛争を減らし、無くしていく歩みを取るための鍵が、こういった講演企画から考え合えるきっかけとなると良いなと思える時間でした。(文責入澤)

○辻井喬(つじいたかし)さんの講演会について
 西部王国の総帥だった康次郎氏を父にもち、経営者詩人作家などと稀有な人生を歩んでこられている辻井喬(堤清二)さんが憲法九条への熱い想いを語ります。
  日時  2009年6月13日(土)午後
  会場  大和市保健福祉センター ホール
  テーマ 「九条の心生活と文化」(仮題)
  講師  辻井 喬さん
 辻井さんのプロフィール 1927年生まれ、東大経済学部卒。「セゾングループ」創業者として「セソン文化」の時代を先導。 91年経営の第一線を退く、現在セソン文化財団理事長、詩集「異邦人」で室生犀星賞、「父の肖像」で野間文芸賞など受賞多数

○本紙への投稿歓迎します。
 憲法に関するご意見や感想、政治経済社会の出来事に関するご意見や感想、また、戦争体験などをお寄せ下さい。川柳一口批評なども歓迎です。


大和駅憲法九条のつどい、大和市南部懇談会(憲法九条やまとの会ニュース第11号2面)

2009年11月02日 | 憲法九条やまとの会ニュース

(本文)
憲法九条やまとの会ニュース11号2面
○大和市内の地域ごとの懇談会が開催されています。
 第2回大和駅憲法九条のつどい
 去る2008年12月7日の午後、深見南コミセンにて第2回の集いが行われました(18名参加)。
 最初にビデオ鑑賞
 「戦争をしない国日本」(ドキュメント日本国憲法) 戦後日本の民衆が平和憲法を守るためにどのように闘って来たか、分厚い歴史があると感じられました。Eさん(大和地区日中友好協会副会長)のお話
 Eさんは日本国憲法の「人格人権の尊重これは人類普遍の原理」とうたっているこ
とに共感、ここが大切と強調されました。また、旧制中学1年で「満州」で終戦を迎え、
避難民と化し、ハルビン新京奉天大連と引き揚げ、現地の人が食事を出してくれたなど
涙ながらに語り、参加者に大きな感動を与えました。
話し合い
Aさん:中国や朝鮮の人たちが食べ物を出してくれるなどの助けがあったから、多くの人が日本に帰ることが出来たんだと理解できた。遠藤さんの話を聞いてはじめてわかった。
Bさん:「田母神」論文は、(日本の侵略はなかった)と一方的に断定する、独断的な主張だ。戦前軍部が武力を背景に戦争への道に突き進んだ事をなんら反省していない。シビリアンコントロールをなくそうとしている。
Cさん:身近な集まりをもっとやって欲しい。どんな内容にするかも話しあいたい。
(文責 岸)

○楽しい交流で力をいただきました(大和市南部懇談会)
 南部(桜ヶ丘高座渋谷)地域の第2回懇談会は2008年12月7日(日)に集まりました。18名の参加で会場の和室はいっぱいになりました。「大和市戦争の語り部」の岩本さんが「学童疎開の体験と評価」と題して、ご自身の体験や、全国の疎開実態、大和市の学童受入れの内容など、つらい生活を写真や資料を使い丁寧に話されました。それでも学童疎開で10万人の児童の命が空襲から逃れられたことを評価しました。
 参加者全員が自己紹介と感想や体験を話されました。空襲の死体の中を逃れたNさんは「私にとって戦争は理屈でなく、体が受け付けない。九条は絶対守りたい」と語りました。縁故疎開でのいじめのつらい経験。厚木飛行場整備で上地を追われたこと。今の介護の仕事でお年寄りから戦争体験を度々聞いていること。新テロ法反対座り込みの参加。「九条を守る意見広告」への参加など、経験もいろいろ交流されました。こうした集いで勉強していきたい、「九条やまとの会」の存在をもっと知らせる活動をしたい、賛同者を増やそうなどの希望も出されました。またこうした懇談会をやりましょうと約束しあいました。(文責丸山)


大和市&大和市教育委員会の後援について(憲法九条やまとの会ニュース第10号4面)

2009年11月02日 | 憲法九条やまとの会ニュース

(本文)
憲法九条やまとの会ニュース10号4面
○九条をめぐる最近の動き
実質 9条改憲「海外派兵恒久法」に反対を!
 明文改憲を公然と掲げた安倍内閣が国民の反撃で退陣に追い込まれ、改憲の動きが鈍ったかに見られる状況があります。然し自・民両党の幹部も参加する「新憲法制定議員同盟」が改憲発議にむけ、憲法審査会の早期始動を求める署名を提出したり、「9条の会」に対抗し、地方拠点づくりを呼びかけるなど油断できません。
 とりわけ「海外派兵恒久法」は、既に自衛隊の海外活動が本来任務とされている中で、”いつでも・どこでも・戦争法”と批判されているように、実質9条改憲です。
 膨大な費用をかけ進められるミサイル防衛システム、宇宙の軍事利用巳道を開いた、「宇宙基本法」など、専守防衛の条件つきとはいえ、際限はとこにあるといえるのでしょうか。イラク空自活動違憲・平和的生存権を具体的に示した「名古屋高裁判決」等を力に、草の根の連帯・一致点での共同を強めましょう。(文責 中山)

○大和市&大和市教育委員会の後援をさせない陳情は阻止しました
 2008年5月27日に、市民1人から「大和市の後援名義に関する陳情」が突然提出されました。内容は「大和市の後援名義に関する要領」に抵触するとして「後援名義の使用を承認しないこと」を求めたものです。理由として、①政治団体の九条の会に大和市や教委の後援をすべきでない②資料代に当日200円増はおかしい③物品販売は利益追及ではないか、などの内容でした。
 2008年6月3日には市への事業報告と会計報告文書を提出し、担当2課に詳しい説明を行いました。2年続けての後援であリ要綱を説明されていなかったので事務手続の不手際は詫び、会は政治団体ではないし後援は正しかったとの大和市&大和市教育委員会の見解を頂きました。
 なお。市議会本会議の前の常任委員会では、「本会議で審議する内容ではない」ということ、つまり『止め』となりました。 今後も様々な注目をされていると考え、事務的な点での配慮とよリ多くの参加者を広げる集会にしていくよう賛同者会議等で皆さんと相談
して行きたいと思います。  (文責 久保)

○賛同カンパのおねがい
憲法九条やまとの会の運営は、会費というかたちではなく、みなさまからのカンパによって行っています。ご協力いただける方は、下記の口座へ送金してください。
   横浜銀行南林間支店 普通1621415
   郵便振込 00260-9-95626


雨宮処凛、神浦元彰シンポジウム参加者アンケート(憲法九条やまとの会ニュース第10号3面)

2009年11月02日 | 憲法九条やまとの会ニュース

(本文)
憲法九条やまとの会ニュース10号3面
2008年5月24日の会場アンケートから 1ページからの続き
■軍事のことも聞けて若者の実態の中での問題も具体的にきけてよかったと思いますが、それぞれにもう少し、時間を取って深く広く学べたらと思います。企画ありがとうございました。若い人の参加もあってよかったと思います。派遣法99年以前に戻すことを一緒に力を尽くしましょう。(60代)
■司会者含む3人3様の発言に非常に興味深くよかったでず。つきつめるところ、自分のおかれた位置で、゛最大限に憲法をみつめろ゜ということでしょうか。各々が今日こられていない人達に語り行動し拡げていくことの使命感にかかると思います。今後の企画に益々の気持ちのエールを送るものです。(60代)
■日本国憲法九条が国民にとっていかに大事か良くわかりました。これからもこのような集会が、多くもてる社会にして行きたいです。国を動かすのは、お上ではなく、国民一人ひとりであるように元気を出してゆきたいです。自分の想いに近いお話ですっきりしました。(70代)
■雨宮さんのお話が、すごく良かったです。今、16歳の息子は。9条の会に一緒に参加し平和を願っています。でも、自分が生きていくことが大変になったときに、今と同じ気持ちを持ち続けていけるのかと不安になります。せっかくの会、若い人の参加を願います。(40代)
■メディアの情報の上を読むというのは本当に大変なことのような気がするが、このような機会を作ってくれて真実を問うことが出来、又格差社会の中に若者が希望もなくいる。実はわが息子40歳前だが。2年11ヶ月の契約社員である。後1年少々。その後どうするのか。自分かちの老後を更に脅かされることになる。(60代)

○求めるべき最大公約数とは
 先の集会で神浦元彰氏が「憲法9条の改正には賛成」と発言されたことについて議論が出ている。コーディネーター司会をした者として一言。
 神浦氏の発言は、専守防衛のための改正には賛成だが、今次の「国際協調」の名の下にアメリカ軍と共同して外国で戦うための九条改憲には反対という意味なのです。イラク派兵が違憲であリ有害無益であること、北朝鮮脅威論の偽りを述べられ、その上で専守防衛や国際救援を言われています。その理解をして欲しいですが。誤解を招いたことにつき司会として反省します。
 自衛隊は、通常兵器では世界有数の実力であり、存続自体は多数の国民に支持されています。ですから、今次の九条改憲は、専守防衛を図る為のものでもアメリカから真実独立する為のものでもないことを強調することが大切だと思われます。
 憲法九条やまとの会のメッセージは。神浦さんの立場でも賛同できるように工夫されています。自由な議論を続けましよう。(滝本太郎)


爆音の街から「生きさせろ!」シンポジウム報告(憲法九条やまとの会ニュース第10号1面)

2009年11月02日 | 憲法九条やまとの会ニュース

(本文)憲法九条やまとの会ニュース10号1面○「九条と貧困の問題が、すべてつながっている」(アンケートより) 爆音の街から「生きさせろ!」やっぱ九条(戦争と貧困、そして憲法)のシンポジウムは、2008年5月24日、保健福祉センターで開催され、若者の姿が目立つ、ほぼ満員の300人余が参加し熱気あふれるつどいになりました。 若手弁護士「歌う九条の会」のバンド演奏によリオープン、講師の雨宮さん参加の゛生きさせろ゛メーデーと厚木基地爆音訴訟の二つのビデオが上映されました。その後、滝本弁護士の司会で、神浦さんが自衛隊のイラク派兵が違憲であること北朝鮮脅威論の偽りなどの話し雨宮さんは若者の労働の実態ワーキングプアと戦争のつながりなど会場からの多くの質問にも答えながら話されました。

感想など一アンケートから■道を一歩踏み外さば貧困への転落。私も年収200万円弱の非正規の福祉職でこのような状態でいつもいます。そんな中でも平和好きはやめられず、九条の会しています。神浦さん、雨宮さん、滝本さんのお話を聞いて、私ももっと勉強して、力をつけて、いびつになってしまった国家、新自由主義とかたかっていきたいなと思います。(30代)■九条と貧困の問題が、すべてつなかっている。わが娘(33歳)たちも、生きている喜び、人生を楽しむ暇もない。私もゆとりのないシンブルマザー、この世の中に抗う、戦争をなくせば人間が人間として生きられる。(60代)(憲法九条やまとの会ニュース第10号3頁につづく)

○憲法九条やまとの会「賛同者会議」を開きます~賛同者の方どなたでも参加できます。お気軽に参加ください~とき  2008年9月7日(日) 午後2~5時ところ 大和市勤労福祉会館内容  2008年5月24日シンポの反省     今後の取組方針について     その他


「九条の会」第2回全国交流会、「九条世界会議」開催(憲法九条やまとの会ニュース第9号4面)

2009年11月02日 | 憲法九条やまとの会ニュース

(本文)
憲法九条やまとの会ニュース9号4面
○「九条の会」第2回全国交流会の報告
 2007.11.24日本教育会館 斎藤竜太
 会場は満員。呼びかけ人5氏(鶴見・渾地・加藤・奥平・大江)出席発言。司会は渡辺治と高田健両氏。
 小森事務局長あいさつ。「九条の会」と他の人々・他の運との連帯-ネットワークを作ることがこれからの運動のカナメだ、と。
 呼びかけ人の発言の一部をご紹介しよう。
1.ア氏:九条は、戦火を無くす方向へ、軍事同盟でなく平和条約へ、病気もできない・歳もとれないではないまともな生活ができる方向へ、と結びついている。市民一人一人が考えるようになってきた。小田実が言ったように「ただ運動があれば良くなるわけではない」ことをキモに銘じる。
2。イ氏:「日本人に無いやり方だ。」と小田実を引いて。「自分と対立する意見と、自分の意見とを並べて考える」ことの大切さを述べながら、日本人のやり方「自分が正しいと思うことと違う意見を持つ他をタタク」運動をこれまでわれわれは受け継いできたことの指摘・反省。 10万人もの人を殺すといつのは人間が始めたもの。生物はじまって以来の事件だ。 DNAに刻印されているかのようだ。だから戦争を止めるのはむつかしい。しかしあきらめもしない。明治以前の200年は平和であった歴史が、日本にはあったではないか。
3。ウ氏:色いろな根拠を持って、九条改憲反対あるいは賛成の人が居る。これらの根拠に入りこんでゆく必要かある。
4。工氏:相手は、手の込んだ理屈で改憲を言ってくる。テゴワイと考えよ。長丁場になると考え、ゆっくり大きく=日常的・漸進的に進むべし。抽象的でなく日常性に結びつけるべし。

分科会には中山さんと私か出た。(私の発言は省略)
他の発言者の印象:私たちと似たグループ・1人で頑張っているタイプ・一定の思想に固まった感のあるグループ゜があった。

○「九条世界会議」開催
 2008年5月4日から6日まで千葉県の幕張メッセで開催されます。
 日本の憲法9条を支持する世界の声を集め、世界へと広げるための国際イベントです。ノーベル平和賞受賞者や、世界の著名人を招いて「武力によらない平和」の実現へ向けての議論がされます。講演会や種々の分科会、音楽イベントなど、にぎやかに総勢1万人の集まりを目指します。
■2008年5月4日(日)13:30~
 幕張メッセ・イヘントホール
 「9条を考える」全体会
 基調講演
 マイレッド・マグワイア
    (北アイルランド ノーベル平和賞受賞者)
 コーラ・フィズ
    (アメリカ パーク平和アピール代表)
 池田香代子(翻訳家)他
■2008年5月5日(月)10:00~
 幕張メッセ・国際会議場
 「9条を生かす」分科会
 シンポジュウム1 「世界の平和と非暴力」
 シンポジュウム2 「アジアの中の9条」
 シンポジュウム3
   「核戦争と9条
      ヒロシマ・ナガサ午から21世紀へ」
 シンポジュウム4 「環境と平和をつなぐ」
■5月6日(火)ワークショップ
 最終文書の発表
 
○韓国九条の会発足
「拝啓 もみじの季節を迎え皆様ご清栄のことと察します。就きましてはご存知かと思いますが今年7月から〈韓国九条の會〉がささやかながら活動を始めました。〈韓国九条の會〉は日本における平和憲法を守る運動を支援するにとどまらず韓国においても統一朝鮮の平和憲法を作るための運動に力を尽くしています。
 この度このような運動を内外に公式的に宣言するため〈韓国九条の會〉結成式を催すことになりました。一以下省略-
 上は、憲法九条やまとの会・斎藤竜太事務局長宛に届けられた〈韓国九条の會〉結成の案内状です。結成式当日の様々な行事も、単なる祝賀式典のみならず「平和憲法に関する討論会」、「現場アクションと学習」といった米軍基地前での抗議集会や韓国歴史学習などの、日本ではあまり企画されない内容が組まれ、とても関心があったのですが、出席がかないませんでしたので、事務局長より憲法九条の精神がますます広がるように、との願いをこめ「結成への祝辞」を送りました。 (文責 斎藤春枝)
〈韓国九条の會〉結成への祝辞はここでは省略。


賛同者会議:生涯学習センターにて(憲法九条やまとの会ニュース第9号3面)

2009年11月02日 | 憲法九条やまとの会ニュース

(本文)
憲法九条やまとの会ニュース9号3面
賛同者会議  生涯学習センターにて
 2月23日、第7回賛同者会議が16名参加して生涯学習センターで開催された。各参加者からこの会に寄せる抱負や、社会的な状況認識について発言がなされた。
・年金、薬害での厚労省、道路特定財源での国交省、イージス艦事故での防衛省など、政府の実態は国民生活を破壊するものである。自衛隊は過去にも重大事故を繰り返し起こしている。アメリカは世界で利権を維持するために軍事力を行使しており、世界で殺戮を繰り返しているが、憲法9条改定はそれを支援するためである。
・派遣、パートなどワーキングプアが増え、格差拡大、後期高齢者医療制度などの弱者に負担を強いる政治がますます露骨になってきた。一方、温暖化対策が遅れ、孫の時代がたいへんなことになる。
・8月横須賀に核空母が配備される。外国を攻撃しに行く兵器が日本を拠点とすることで周辺国に緊張をもたらす。
・北朝鮮の黄長憚書記が韓国に亡命したとき、北朝鮮による日本攻撃は制約上絶対無いと言っていた。しかし危機を煽っている者、それを妄信している者がいる。
・キューバの医療制度を見学してきた。貧しい国ではあるが、医療、教育等、国家予算を必要なことに使用している。
・オリンピック憲章を広め、平和を推進する場に活用したい。ナショナリズムを鼓舞する動きを警戒したい。
・改憲の動きはマスコミで目立たなくなっているが、自民党は3年後の改定を目指していることに警戒が必要である。
 「やまとの会」では、この間地域ごとの懇談会を行ってきた。身近な人と社会について話し合うこのような会合を今後も続けていきたいとの声が多く寄せられた。
 大木市長との懇談では、憲法九条を守ることに個人的賛同を得られた。その他、ピースウォーク、「日本の青空」上映、シール投票の報告などが行われた。
 2008年5月24日に雨宮処凛さん、神浦元彰さんを招いて行われる講演会について、当日の進め方、宣伝方法などについて検討が行われた。(文責 高橋)

 昨年1月、「自主憲法期成議員同盟」を衣替えし活動を始め、この3月4日に改憲機運の盛り上げをめとし総会を開きました。「改憲には超党派で」と憲法改正発議に必要な両院議員の3分の2以上の国会議員の獲得を目指しています。今回、新たな役員として、民主党の鳩山由紀夫幹事長や国民新党の亀井静香代表代行らを顧問に、民主党の前原誠司前代表弓を副代表に迎え入れました。全国的に広まる9条の会の取り組みを意識して「それを上回る地方の組織と運動を強めたい」という発言もありました。

賛同者の皆様へ
○賛同者会議へご出席を(同封別紙参照)
 2008年4月12日(土)3時30分~5時30分
 桜ケ丘学習センター  104会議室
 2008年5月24日の集会成功に向けての取り組み他
O「9条世界会議」のピースウオークヘの参加
 9条世界会議(2008年5月4~6日)のプレ・イベントとしてのヒースウォーク。
 2008年4月24日(木)藤沢着か25日(金)鎌倉着のどちらかに参加しようと検討中です。ご一緒に歩きませんか。

賛同カンパのおねがい
 専用の振込用紙が出来ました。カンパにご協力いただける方は、同封の用紙をご利用下さい。(会計担当スタッフ)


雨宮処凛さんと神浦元彰さんの対談シンポジウム(憲法九条やまとの会ニュース第9号2面)

2009年11月02日 | 憲法九条やまとの会ニュース

(本文)
憲法九条やまとの会ニュース9号2面
○「爆音の町から生きさせろ!やっぱ九条」シンポジウム~戦争と貧困、そして憲法~
とき  2008年5月24日(土)13時開会
ところ 大和市保健福祉センター
主な内容バンド演奏    若手弁護士による「歌う九条の会」バンド
     シンポジュウム  「戦争と貧困、そして憲法」
       群読     (日本国憲法前文と九条 みんなで)
 2008年5月24日(土)、午後1時から保健福祉センターにて、集会を開催します。雨宮処凛さんと神浦元彰さんの対談がメイン。「自殺のコスト」や「生きさせろ!難民化する若者たち」などの著者である雨宮(処凛)さん、そして元自衛隊員で「面白いほどよくわかる、世界の軍隊と兵器」の著者の軍事アナリスト神浦さんです。いずれもテレビでよく見るお顔です。対談司会は地元の弁護士滝本太郎氏。オープニングは、若手弁護士の「歌う九条の会」バンド。どうぞご期待下さい。

○憲法九条やまとの会のイベントは、一回目佐高信氏、2回目中村哲氏、いずれも参加者多数、大盛況でした。今回は3回目、元気のでる集会にしましよう。
○あなたも「群読」ご参加しませんか。
 憲法九条やまとの会スタッフ会議では憲法の前文と九条の条文を、会場の皆さんと声を出して読む「群読」の準備をすすめています。あなたも大きな声で参加しませんか。
○大本哲大和市長にもあいさつの依頼
 「憲法九条やまとの会」は市長と2007年10月3日に懇談。「私人としては、自分も九条を変えてはいけないと思っている」とお話しいただいた市長に、今回はあいさつをお願いしています。
○大和市と、大和市教育委員会から後援をいただきました。


ピースウォーク&いも煮!(憲法九条やまとの会ニュース第8号4面)

2009年11月02日 | 憲法九条やまとの会ニュース
(本文)
憲法九条やまとの会ニュース8号4面
天気に恵まれ、50名でピースウォーク&いも煮!
杉本夫妻によるアコーディオン演奏会も同時開催
 2007年11月18日(日)に、憲法九条やまとの会の第2回目のピースウォーキングと、ウォーキング後のいも煮会を盛大に行いました。
 同日には大和駅でピースフェスティバルも開催されており、ウォーキング&いも煮会への参加者数が危ぶまれましたが、その杞憂を吹き飛ばし、元気いっぱいの老若男女50人が参加しました。
 ピースウォーク当日は天気にも恵まれ、歩くと汗ばんでしまうくらいの陽気の中、大和の会ののぼり旗を掲げて、市内を約10キロ歩きました。
歩くコースとして約10キロで2時間歩く「健脚コース」と約5キロで1時間の「お散歩コース」の2コースを用意しましたが、参加した皆さんにどちらかを選んでもらったら、なんと全員が「健脚コース」を選択。皆さんまだまだ体力に自信がおありの様子、歩けば歩くだけ「やまとの会」のアピールになりますから、頼もしい限りです。
 大和駅を出発し、戦争の傷跡をたどる
ピースウォークの一行は午前10時30分に大和駅を出発。最初に上草柳の善徳寺に向かいました。善徳寺には、戦時中、高座海軍工廠に動員された台湾少年工の寄宿舎が近くにあったことから、戦没台湾少年工慰霊碑が建てられており、大和の会スタッフの久保さんが、その建立に至る経緯について説明されました。
 一行は次に東名高速を越え、同じく上草柳で1964年に米軍機が墜落事故を起こし、8名が死傷する大惨事となった舘野鉄工所の跡地を見学しました。跡地はすでにフェンスで仕切られており、中に入ることはできませんでしたが、スタッフの滝本さんが、その事件の詳細について報告を行いました。
 次に市内を北上し西鶴間の慰霊塔公園に立ち寄り、その後「いずみの森」に入り、緑と小川を愛でながら公園を縦断し、ふれあいの森にて無事にゴールしました。
 参加された皆さん、ケガもなく、和気あいあいと楽しく、おしゃべりしながら10キロメートルを完歩しました。お疲れ様でした。
 特性いも煮に舌鼓
 10キロのピースウォークを歩き終え、お腹がペコペコになったところで、本日のメインイベント?いも煮会が始まりました。
 やまとの会のスタッフが前日から調理し、仕込みばっちりの、特性いも煮です。
 温かい汁に、味付け抜群のいも(里芋をスタッフの久保さんが提供)や豚肉、野菜たっぷりのいも煮を、みなさんお碗を片手においしく頬張りました。なかには6杯もおかわりをした食いしん坊もいたとか。
 杉本夫妻によるアコーディオン演奏会
 お腹一杯になったところで、スタッフの上野さんのご親戚である杉本ご夫妻によるアコーディオンの演奏会が始まりました。
 杉本ご夫妻のお歳は「歌声うんどう」以来の大ベテランですが重たいアコーディオンを肩にかけ、軽快なリズムと美しい歌声で、参加者を魅了しました。背筋をピンとはり、アコーディオンを弾くその姿はとてもかっこ良かったです。
 また杉本ご夫妻のアコーディオンの調べに乗って、「翼を下さい」「手のひらを太陽に」「上を向いて歩こう」などの青春の歌を、みんなで熱唱しました。特に流行の「千の風になって」をみんなで歌った時には、公園に遊びに来ていた子ども達が飛び入りで参加。「憲法九条」の垣根を容易に飛び越えていきました。「歌」には、人と人とを結びつける力があるのだと、改めて感じました。
 楽しく運動しよう
 今回、ピースウォーク、いも煮会、そしてアコーディオンの音楽会と、皆さん笑顔でとても楽しく参加されたのではないかと思います。それはとても大切なことだと思います。これからも「やまとの会」の取り組みに、多くの方で、楽しく、ご参加ください。(スタッフ鈴木)

大和駅九条の集い、「テロ新法 賛成?反対?」全国投票(憲法九条やまとの会ニュース第8号3面)

2009年11月02日 | 憲法九条やまとの会ニュース

(本文)
憲法九条やまとの会ニュース8号3面
大和駅九条の集い
 2007年10月20日、大和市生涯学習センターで18名の参加で大和駅を中心とした地域での集まりを開催しました。
 第一部として、お二人の方に話題提供のお話をしていただき、第二部としてビデオ「映画・日本国憲法」を見ました。その後、参加者でお茶を飲みながらの歓談しました。 
 「戦争への警鐘」をテーマにしたお話。昭和17年17歳で『陸軍少年戦車学校』に入り、敗戦後は国民党軍で八路軍などと戦う。軍隊では「上官の命令は天皇の命令」で天皇は神様であった。ご自身の従軍と戦後復員後の新憲法など民主化とその後の逆コース・レソドパージなど激動の時代の体験を語っていただきました。
 「戦中戦後の教育への思い出」を話していただきました。昭和循年に国民学校に入学、まもなく疎開。疎開先の条件は悪く、たいへんな苦労をした。大和市での戦争体験の語り部の活動において、市内の子どもに話す機会がある。疎開の話など聞いたことがないという生徒が多いが、60年前の日本を教えないのは教育の自殺行為ではないのか。
 映画「日本国憲法」を見た後の懇談では次のような意見がありました。
・私は、自分の車に「九条まもれ」のステッカーを貼っている。市民にもっとPRが必要と考えている。みなさんもいかがですか。
・青年会議所が憲法改正を促進するビデオを作っていると聞いている。一度みんなで見たらどうか。
・身近なところで勉強できるのは良い。この大和駅九条の集いを定例化してもらうと参加しやすいのだが。
・今日の話は良かった。自分かちの親父の年代の話を聞けて非常に良かった。
・ビデオに登場するいろいろの国の人が、日本の憲法を評価しているのがわかった。
・福田さんは、自民党の憲法改正草案作成の小委員会の責任者だった。要注意だ。
(文責 岸)

賛同者のみなさまへお知らせ
○賛同者会議
 2008年2月23日(土)
 午後1時30分より
 大和市生涯学習センター
 204特別室にて
 (会議のテーマ)
・前回の賛同者会議(7/7)以
 降の取り組みの報告
・2008年5/24仮称「基地の街から、生きさせろ」-やっぱ九条-の集会について

「テロ新法 賛成?反対?」全国投票
 昨年11月1日、過去6年間にわたって続けられてきたインド洋での海上自衛隊による米艦船への給油活動の根拠法であったテロ対策特別措置法が、先の参院選で多数となった野党の反対を受け期限切れとなりました。これに対し政府与党は新に新テロ対策特別措置法案(以下、テロ新法)を成立させ、米艦船へ給油継続をしようとしているのはご承知の通りです。(テロ新法では旧テロ特措法にあった自衛隊海外派遣に対する国会事後承認事項が削除されている点も重大です。)
 今回は全国投票の会より、国民がテロ新法をどう見ているかを市民の手で確かめるためにと、2007年11月23日~12月9日の期間で、「米艦船へ給油継続のためのテロ新法 賛成?反対?全国投票」行動が呼びかけられ、全国33箇所で実施されました。
 大和でも12月3日、中央林間駅頭で実施され(主催 大和平和の白いリボンの会)、憲法九条やまとの会の有志数名も参加しました。以下が大和と全国の投票結果です。
全国投票の詳しい内容は全国投票の会の日P、
http://sintero. exblog. jp/をご参照ください。(尚、結果は昨年中に全国会議員に届けられています。)
              賛成      わからない      反対
中央林間駅     52(25%)    38(20%)    111(55%)
全国33か所   1013(16%)  1071(17%)   4185(67%)


桜ヶ丘・高座渋谷地区懇談会、「日本の青空」上映会を終えて(憲法九条やまとの会ニュース第8号2面)

2009年11月02日 | 憲法九条やまとの会ニュース

(本文)
憲法九条やまとの会ニュース8号2面
「憲法九条やまとの会」各地域での取り組み始まる
「憲法九条やまとの会」が発足して一年が経過する前後から、「会」は、より身近な地域での賛同者同士の交流の場が必要で、日頃の思いなどを出し合い今後の活動につなげたいといった声が上がり始め、そんなことが具体的に動き出しました。

桜ヶ丘・高座渋谷地区懇談会
 桜ヶ丘・高座渋谷地区 懇談会は2007年10月14日、桜ケ丘学習センターで行いました。日曜日で朝9時45分からの開始でしたので、何人参加してくれるか大変心配していましたが開会時間には10人参加、合計12名の参加となりました。
 映画「日本国憲法」を鑑賞し11時から自己紹介と懇談しました。映画については、
「憲法を守る不断の努力というメッセージを強く感じた」
「戦争の犠牲の上に出来た貴重な遺産、空洞化されている、いまだ岐路、次世代へしっかりつなけたい」
「戦争の被害とともに加害認識もしっかり」「女性の立場からこどもたちへ」
「今も残る、フィリッピン・韓国の反日感は侵略が原因」など
の感想と意見がありました。
 映画を、文章に出来ないか、の希望や、『一億総懺悔論』についての賛否両論もでるなど自由な雰囲気でした。
 懇談時間が短く中途半端で終了したことは残念でしたが、今後皆さんの意見を聞きながら懇談会を継続しようということになりました。(文責 丸山)

 「日本の青空」上映会を終えて
 『「日本の青空」上映実行委員会やまと』の実行委員として「憲法九条やまとの会」より斎藤、丸山、入沢の3名が参加。
<取り組みの様子>
 参議院選挙前の2007年6月と制作協力券が期限切れとなる2007年12月に上映取り組みをすることとなりました。6月は、3回上映、12月は、2回上映としてお知らせを出しました。6月の上映で、多くの方から思いのこもった感想をいただき、上映会にお越しいただいた大渾豊監督を、10月にお呼びし、交流の機会を持ちました。
 大渾監督から「いろいろ考えた末、テーマを、押しつけ憲法ではない事実を取り上げるとした」経緯をお聞きしたりできました。交流会以外にも、親子で見られる平和を念頭に、ミニアニメシアターを企画したりと、いくつもの試みも併せ実施しました。
<来場者>
 座間市での「首都圏抗議集会」の日と重なり、期限切れを考えた協力券の利用が、少ない結果でした。
<感想>
 「8才なのでむずかしいことは、わかりませんがせんそうはいやです。そのじだいはとてもこわいと思いました。」
 「憲法はアメリカから おしつけられたものとばかり考へてゐたがはっきりと概要がわかり より多くの方に見ていただきたく思った」(80歳代女性)
<終えて>
 上映に携わり、事実はどうかではなく、何度も「押しつけ憲法だから日本人の手で改憲しないと」と言われ、そうだと納得しているこの現象に、危惧を覚えました。だからこそ、この「日本の青空」の上映からっと全国各地で拡がり、考える機会を増やすことが大切だ、と上映の取り組みをした最初よりいっそう強く感じています。
<お礼>
 大雨の中試写会に来て下さった皆さん、チケットの販売を手伝って下さった皆さん、チケットを置いて下さったお店の皆さん、当日お手伝いして下さった皆さん、ご協力ありがとうございました。
 『「日本の青空」上映実行委員会やまと』一同