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憲法九条やまとの会ニュース10号4面
○九条をめぐる最近の動き
実質 9条改憲「海外派兵恒久法」に反対を!
明文改憲を公然と掲げた安倍内閣が国民の反撃で退陣に追い込まれ、改憲の動きが鈍ったかに見られる状況があります。然し自・民両党の幹部も参加する「新憲法制定議員同盟」が改憲発議にむけ、憲法審査会の早期始動を求める署名を提出したり、「9条の会」に対抗し、地方拠点づくりを呼びかけるなど油断できません。
とりわけ「海外派兵恒久法」は、既に自衛隊の海外活動が本来任務とされている中で、”いつでも・どこでも・戦争法”と批判されているように、実質9条改憲です。
膨大な費用をかけ進められるミサイル防衛システム、宇宙の軍事利用巳道を開いた、「宇宙基本法」など、専守防衛の条件つきとはいえ、際限はとこにあるといえるのでしょうか。イラク空自活動違憲・平和的生存権を具体的に示した「名古屋高裁判決」等を力に、草の根の連帯・一致点での共同を強めましょう。(文責 中山)
○大和市&大和市教育委員会の後援をさせない陳情は阻止しました
2008年5月27日に、市民1人から「大和市の後援名義に関する陳情」が突然提出されました。内容は「大和市の後援名義に関する要領」に抵触するとして「後援名義の使用を承認しないこと」を求めたものです。理由として、①政治団体の九条の会に大和市や教委の後援をすべきでない②資料代に当日200円増はおかしい③物品販売は利益追及ではないか、などの内容でした。
2008年6月3日には市への事業報告と会計報告文書を提出し、担当2課に詳しい説明を行いました。2年続けての後援であリ要綱を説明されていなかったので事務手続の不手際は詫び、会は政治団体ではないし後援は正しかったとの大和市&大和市教育委員会の見解を頂きました。
なお。市議会本会議の前の常任委員会では、「本会議で審議する内容ではない」ということ、つまり『止め』となりました。 今後も様々な注目をされていると考え、事務的な点での配慮とよリ多くの参加者を広げる集会にしていくよう賛同者会議等で皆さんと相談
して行きたいと思います。 (文責 久保)
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