檀林の寺して本年3月に飯高檀林の飯高寺を紹介しましたが、この日本寺も檀林の寺して有名です。多古町のホームページによれば、
正東山日本寺は、中山法華経寺の三世日祐上人が元応元年(1319)に開基した日蓮宗の古刹。仏教史上有名な檀林のある寺として知られ、全国から学僧たちが集まりこの地で学びました。
日本寺に中村檀林が開かれたのは慶長4年(1599)。寺の十世を継いだ広才博学の僧日円によるもので、その歴史は明治5年まで続きます。隆盛期には千人近い学僧がいたといわれ、数十棟の学坊が軒を連ねていました。僧たちは東西に分かれて勉学に励み、春と秋の2回、それぞれ3カ月にわたり「新説」(しんだんぎ)とよばれる論争を繰り広げます。討論のテーマは日蓮宗の教義はもちろん、世間での出来事、社会問題にまでおよび、席上活躍のめざましかった学僧は、番付表に名札があげられました。論戦には土地の役人も招かれ、多くの村人が見学に押し寄せたそうです。 と記されています。
多古町役場のHP (詳しくは多古町役場のHPをご覧下さい、戻るときには「戻るボタン」をクリック)
駐車場:有り(無料)