そぞろ歩き

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、
その魅力を写真等により“そぞろ歩き2”からご案内中!

明星院・倉田の大カヤ(埼玉・桶川市)

2008年10月26日 | Weblog
朱塗りの見事な山門(正面、奥に見えるのが本堂)

ウィキペディア(Wikipedia)によると、
室町時代のはじめに隆尊上人によって開かれ、五大山興願寺と称した。倉田村を寺領とし、関東十一檀林の1つとして高い格式を誇っていた。1591年(天正19年)には徳川家康より朱印地10石を寄進されている。
明星院には戦国時代から江戸時代に活躍した太田氏、北条氏、徳川氏に関する古文書等(徳川家康の寺領寄進の朱印状、金蒔絵行厨、金屏風等)が残されていると言う。
本堂裏には「明星の井戸」があり、明星院の名前は、この井戸に由来する。天女が明け方の雲の中に立ち、手から伸びた1本の糸を垂らしそれが井戸まで続いているのを村人が見たという伝説があり、また、井戸から明星が飛び出したといういい伝えもある。
特に、本堂の裏には高さ約31m、推定樹齢600年の大きなカヤの樹があり、「倉田の大カヤ」(埼玉県指定天然記念物)と呼ばれ、隆尊上人が修行中に挿し木したものであると寺では伝えられている。
  案内板の画像をクリックすると拡大します(戻るときは「戻るボタン」をクリック)
  駐車場:有り(無料)    拝観料:無料

  
本 堂  倉田の大カヤ(画像をクリックすると案内板が見えます。戻るときは「戻るボタン」をクリック)

  
この門を潜ると山門が目の前にあります     静かな佇まいの境内

  
朱塗りの鐘楼  本堂前にある井戸(明星の井戸は本堂裏の竹林の中にあるそうです...。)

明星院 地図
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ふきあげの秋桜(埼玉・鴻巣)

2008年10月19日 | Weblog
見頃を迎えた秋桜

吹上の荒川河川敷には、この時期、合計800万本の季節を彩る秋桜が咲き広がります。メインとなるコスモス畑と約4.5kmの荒川コスモス街道には色とりどりの秋桜が可憐な花で私達を癒してくれます。
また、天気が良ければ浅間山、富士山、赤城山等の山々が望めるかも...。
なを、10月25・26日(土・日)にはコスモスフェスティバルが開催され、ソーランダンスや民謡などが披露される。
 鴻巣市観光協会(詳しくはHPをご覧下さい、戻るときには「戻るボタン」をクリック)
 駐車場:有り(無料)   入園料:無料

  
秋桜越しに見える建物は「コスモスアリーナふきあげ」

  
秋も深まり、コスモスも見頃を迎えています(写真に見える橋は水管橋)


荒川コスモス畑 地図(「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)

長島記念館(埼玉・熊谷市)

2008年10月12日 | Weblog
長島記念館全景

荒川の大芦橋の近くにある「長島記念館」。正直、あまり知られた?記念館ではありませんが、実際に訪ねて見ると建物も趣があり、また、展示されている美術工芸品も素晴らしいものでした。
熊谷市のHPによると、
「長島記念館は、埼玉銀行頭取・会長を勤め埼玉県経済界の発展に努めてきた、故長島恭助氏の生家を利用して平成5年にオープンしました。記念館には生前の長島氏が収集した、河合玉堂・横山大観らの絵画を中心に刀剣など様々な美術品が展示されています」と記されています。
長屋門を潜ると左手には白壁の塀と中門が低く連なり、右手の石倉とマッチして趣きある空間が楽しめます。ゆったりとして、のどかな時が流れ、忙しい今を忘れさせてくれます。
 
  長島記念館(詳しくは熊谷市のHPをご覧下さい、戻るときには「戻るボタン」をクリック)
  駐車場:有り(無料)   入館料:300円
  下の夫々の写真をクリックすると案内板や関連写真が表示されます(戻る時は「戻るボタン」をクリック)

  
正面は母屋、右手の石倉は美術工芸品が展示されている  展示品の一部(写真撮影了承済み)

  
母屋左手に低く連なる白壁の塀と中門、中に入るとそこは、昔のままの枯山水の中庭でした

  
趣きある母屋内   常設展示されている“昭和の暮らし”

長島記念館 地図

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八丁湖(埼玉・吉見町)

2008年10月05日 | Weblog
八丁湖周遊 遊歩道入口から見た湖面

八丁湖は美しい丘陵に囲まれ、清い?水をたたえる外周約2kmの人造湖。春の桜、秋の紅葉など四季折々の豊かな自然に恵まれた美しい湖です。湖周辺には遊歩道があり、散歩やジョギングする人たちがゆったりとした時間を過ごしています。
また、遊歩道の奥には「黒岩横穴群」があり、古墳ファンには必見の場所でしょう。
吉見町には丘陵の裾に水田耕作のために造られた人工的な沼が点在しています。八丁湖もこうした人工的な沼で、その面積は約52,000㎡とされています。
昔はへら鮒釣りやボート遊びが出来ましたが、現在は売店とともにも閉鎖されています。
八丁湖近辺はふるさと歩道のコースがあり、近くには、国の天然記 念物“ヒカリゴケ”で有名な「吉見の百穴」や「松山城趾」等があります。
湖畔には、日帰り温泉も利用可能な、公共の宿「フレンドシップハイツよしみ」もあります。

  駐車場:有り(無料)

  
八丁湖周遊 遊歩道を左回りで湖を見ていきます

  
遊歩道の一番奥、ハンノキ林一帯はミドリシジミ(蝶)の生息地です

  
対岸から見た八丁湖です

   
中央右上の建物はフレンドシップハイツよしみ  八丁湖近辺のふるさと歩道のコース
(右の案内図をクリックすると拡大します。戻るときには「戻るボタン」をクリック)

八丁湖 地図
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