そぞろ歩き

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、
その魅力を写真等により“そぞろ歩き2”からご案内中!

花と音楽の館 かわさと「花久の里」(埼玉・鴻巣市)

2008年04月27日 | Weblog
旧家を再生した花久(かきゅう)の里

NPO法人が運営する「花久の里」は花と音楽の館 かわさと、として昨年開業。四季を通じて花々が咲き、癒しとくつろぎの館として親しまれている。
この花久の里は旧川里町に寄贈された青木家の家屋敷を、当時の面影を残しつつ現代の建築技術により再生したもので四段組の梁や天井、建具等随所に匠の技を見ることができる。
現在、バラまつり&記念コンサート等のイベントの開催や食事処『花音里』での手打ちうどんやコーヒー等の提供がなされている。
また、茶室や会議室、サロン等の利用も出来る(有料)
 花久の里 (詳しくは公式HPをご覧下さい、戻るときには「戻るボタン」をクリック)
 入館料:無料     駐車場:有り(無料)

  
長屋門 門前の掘り割りには水が流れ?、広場は季節の花々が咲き誇っていた

  
よく手入れされた庭園と竹林越しに見える茶室

  
趣きある茶室と内庭

  
母屋とその内部(食事処『花音里』)

花久の里 地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)


いにしえの檀林 日本寺(千葉・多古町)

2008年04月20日 | Weblog
歴史の重みが感じられる本堂

 檀林の寺して本年3月に飯高檀林の飯高寺を紹介しましたが、この日本寺も檀林の寺して有名です。多古町のホームページによれば、
 正東山日本寺は、中山法華経寺の三世日祐上人が元応元年(1319)に開基した日蓮宗の古刹。仏教史上有名な檀林のある寺として知られ、全国から学僧たちが集まりこの地で学びました。
 日本寺に中村檀林が開かれたのは慶長4年(1599)。寺の十世を継いだ広才博学の僧日円によるもので、その歴史は明治5年まで続きます。隆盛期には千人近い学僧がいたといわれ、数十棟の学坊が軒を連ねていました。僧たちは東西に分かれて勉学に励み、春と秋の2回、それぞれ3カ月にわたり「新説」(しんだんぎ)とよばれる論争を繰り広げます。討論のテーマは日蓮宗の教義はもちろん、世間での出来事、社会問題にまでおよび、席上活躍のめざましかった学僧は、番付表に名札があげられました。論戦には土地の役人も招かれ、多くの村人が見学に押し寄せたそうです。 と記されています。
 多古町役場のHP (詳しくは多古町役場のHPをご覧下さい、戻るときには「戻るボタン」をクリック)
 駐車場:有り(無料)

  
山門に掲げられている「正東山」の扁額は、本阿弥光悦の真筆といわれ、日本三額の一つ

 
四恩の鐘楼等が立ち並ぶ境内


日本寺 地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)


漫画会館と盆栽村(埼玉・さいたま市)

2008年04月13日 | Weblog
漫画会館


さいたま市立漫画会館は、さいたま市ゆかりの日本近代漫画の先駆者「北沢楽天」の作品や遺品の展示と、漫画文化の普及を目的する、日本で最初の漫画に関する美術館。
収蔵数は約8,000点余と言われ、主なものとして東京パック、時事漫画等の漫画雑誌と原画、北沢楽天の肉筆の日本画等がある。
なお、漫画博物館では、楽天の作品や業績を紹介する「常設展示」の他に、年数回の企画展等を開催している。
また、美術館の周辺は盆栽で有名な地域で自然も多く残され、散策しながら点在する盆栽園を見て回るのも楽しいもの。
 漫画会館リーフレット(A4サイズ8頁立、無料 クリックしますと大きいサイズでご覧になれます、戻るときには「戻るボタン」をクリック。他にA5サイズのものもあり、見応えがある)

  漫画会館 (詳しくは、さいたま市HPをご覧下さい。こちらも戻るときには「戻るボタン」をクリック)
  入館料:無料    駐車場:玄関前に若干停まれますが、公式には認めてないかも...。(無料)

 
 左:手入れの行き届いた漫画会館庭園
 右:漫画会館案内(クリックすると大サイズでご覧になれます、戻るときには「戻るボタン」をクリック)

 
漫画会館近くにある、さいたま市「盆栽四季の家」(入館料:無料、無料駐車場あり)

 
 左:盆栽四季の家に隣接する盆栽園の一つ「清香園」(盆栽も見事でしたが、従業員のマナーも良かった)
 右:清香園の塀越しに見る見事な桜(園内は撮影禁止です)


漫画会館 地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)


三毳(みかも)山 かたくりの里(栃木・佐野市)

2008年04月06日 | Weblog
今が見頃、かたくり一輪

佐野市の東にそびえる緑豊かな三毳山は、万葉集にも詠まれたほどの名山。この北斜面に広がる万葉自然公園の中にカタクリの群生地がある。
例年3月下旬から4月上旬にかけて、可憐な紫色の花が一斉に咲き揃い多くの人を癒してくれます。
   下毛野 みかもの山の小楢のす
    まぐはし児ろは 誰が笥か持たむ
  万葉集 東歌
(下野のみかもの山に生えている小楢の木のように、かわいい娘はいったい誰の妻になるのだろう)
   ーーーかたくりの里リーフレットより

 かたくりの里 (詳しくは佐野市観光協会のHPをご覧下さい、戻るときには「戻るボタン」をクリック)
 入園料:無料     駐車場:有り(有料 500円)

  
三毳(みかも)山の北斜面にカタクリが群生している

  
雨上がりの斜面に可憐に咲くかたくり

  
かたくりの里遊歩道脇に咲いていた水芭蕉

  
かたくりの里入り口        入り口付近の個人宅に咲いていた水仙

かたくりの里 地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)