こんばんは、毎度おなじみのKボーイです
5月も下旬ですね。
引っ越しからひと月ほどたって、やっと暮らしにも慣れてきたかな?
実は手元にNゲージはほとんどありません。
というのも、ほら、引っ越し前にコロナに感染したでしょ、2週間ばかり身動きがとれなくなって、それで予定が狂っちゃった。だから、売却予定の物を含めて大半を一時保管サービスに預けてしまいまして、レールとかも試運転ができる程度しか持っていません。頃合いを見計らって引き取ろうと思うのですが、もうしばらく身軽な状態でいたいかな。
それに結局のところ、ちょくちょくNゲージ車両が増えているようです。
(最近増えた車両たち、113系・E851・209系房総色)
せっかく減らしたのに困ったもんだよね。
今日はそんな5月のNゲージ雑談です。
本当はさっさと模型を整備して「入線記事」を書いた方が健全なのかもしれませんが、さて、どこからお話しましょうか。
買った順番で言うと、まずは113系からです。
TOMIXの113系0番台の湘南色・関西仕様です。
基本4両セットに、増結セットAを購入しています。
特段予約してなかったのですが、3月に発売されてからネットの画像や店頭で現物を見て購入を決めました。
衝動買いに近いものがありますが、けれども私がこれを買うのは不思議な事ではない。なぜなら、今手元にないですが、117系新快速と103系京阪神緩行があって、
そうなると、国鉄時代に同じ線路を走っていた113系がないのは寂しい。
やっぱり113系は必要だよね。
模型は冷房化改造後の非ユニットサッシ車、ヘッドライトは原形白熱灯という関西地区らしい仕様。JRマークや列車無線アンテナが無いので国鉄時代の姿です。
またこちらも従来品をリニューアルしたものになります。旧製品のアップデートは最近のTOMIXの製品展開の一つですね。新型M-13モーター採用の他、細部のリファインがなされていまして、リニューアルにふさわしい仕上がりになっています。
店頭で一目見ただけでも、この製品を買おうと思いましたよ、ええ。
やっぱりこの製品のポイントは、くりくり大目玉のヘッドライト。
国鉄時代は日中前照灯を点けていなかったことは重々承知の上ですが、ヘッドライトを点灯させると、
とにかく、いい。
また消灯状態でもレンズが完全に真っ暗にならない構造です。
(パンタグラフ部)
製品の転写シートには「大ミハ」と「大タツ」の所属標記が含まれています。それぞれ、宮原電車区と高槻電車区です。
で、模型を整備する前に実車について調べる訳ですが、手持ちの117系と103系と合わせるなら、時代設定は1980年前半ぐらいかな。
そこで図書館に行って1982年の『電車編成表』を閲覧したんです。
1982年当時の東海道・山陽線113系は高槻・宮原・網干の3区に分散配置されていました。
特徴として高槻・宮原は全車冷房車で、網干は非冷房車が多数在籍していました。
これが宮原電車区。
50両の小所帯で、中間にクハ111形を挟む7両編成です。付属編成が見当たらないので11両編成で走る際には網干の車をつなげていたのかな?
この時代は車両単位での管理なので、編成組み換えは頻繁に行われていたはずですが、それにしても2000番台との混結が多いですね。
宮原区ではこの2年後の1984年に、偶数向きクハ111形を方転改造したクハ111-265~270が転入してきて、4+4の8両編成になります。それが模型の説明書に記載の編成例です
次に高槻電車区の編成表を見ると、263両が配置されていました。
中間にクハ111形とサハ111形を挟む8両編成が基本です。
上の画像では見切れてますが、0・2000番台の他に湖西線・草津線用の700・2700番台がいて6両編成と4両編成を組んでいました。
参考程度に、網干区の113系は総勢246両で、7両編成と4両編成の組み合わせでした。非冷房車も多く、冷房車はざっくり言って100両程度でした。
以上、1982年当時の概要です。
うーん、やはり1980年代前半の大阪快速を再現するなら、シートピッチ拡大車・2000番台が鬼門ですね。この傾向は同時代の東海道線東京口でに言えることで、2000番台が無い事には編成の深みが増さないようです。
文句を言っても仕方がないので、予定では宮原電車区の7連もしくは8連にします。
入線記事→コチラ
113系の話はここまで。
変わりましてKATO 西武鉄道E851とワフ101です。
両方共個人模型店巡りの際にご挨拶代わりに買いました。
少し話が逸れますが、私は新製品などを予約・購入する、言うなれば普段使いの模型店の他に、定期的に訪れる個人模型店があります。
いずれも良いお店だ、と思うから訪れるのですが、私の信条として、いい大人がそういった店に行って何も買わないのは礼儀に反する、と思っております。別に高い車両セットを買え、とかそういう事ではないですよ。貨車の1両でも、ピンセット一つでも何でもいい。とにかく何かしら買って帰るということです。
ああ、もちろん、その店が良い店というのが前提ですよ。
工具や塗料すら満足に取り揃えてないような、その割に店主が傲慢な店なら買いません。
要はきちんとした店なら、客の方もそれなりの振る舞いをすべきでは、ということですね。
でも、私もそんな境地に至ったのは社会人になってからで、学生の頃はそういう振る舞いができてなかったです。少しは人間的に成熟したということですがね。
なんて偉そうに説教できる立場ではございませんが。
そういえば、店主の人柄も良くて、いい店なんだけど少々面食らったお店がありましたね
そのお店、工具、塗料、プラモデルは豊富にある。Nゲージもある。だけどNゲージは車両セットばかりで単品車両が殆どない店があったんです。しかも車両セットも大部分が表から見えないにあって、店主に聞かないと在庫がわからない。
アノ時は本当に困りました。
結局、適当に尋ねた車両セットがあったから、それを買って帰ったけどそれ以降行ってません。良い店なんだけどね、なんか息が詰まる感じがして苦手です。
はいはい、話が逸れました。西武E851とワフ101の話でしたね。
手持ちのE851セメント列車セットにプラスするのに、ちょうど良かったことが購入理由です。
E851の方は前から探していた最新ロットでした。
どうして最新ロットを探していたか。それは車番のインレタが、メタルインレタに変わったことを確認したかったからです。一時期KATOのメタルインレタが付属するNゲージ製品を漁っていた時期がありまして、E851の最新ロットがメタルインレタだった確信が欲しかったのです。
で、実際に買ってみたらメタルインレタでした
質感は抜群ですが、おそらく貼るのは難しいでしょう。是非とも慎重に作業したい。
メタルインレタの記事はコチラ
また、最新ロットではヘッドライトが電球色LEDに変わったと聞いておりましたが、
設計都合なのかライトユニットがチップLEDではなく砲弾型LEDでした。
同じKATO製品でも、EF210のように砲弾型からチップLEDに変わった例を知っているので、ちょっと不思議ですね。
その電球色LEDは、従来のオレンジLEDよりはマシですが、暗いし黄色っぽい色味で微妙でした。
ワフ101の方は、セメント列車セットとは車番違いになります。
もちろんテールライトは点灯します。
実車は2両ペアで貨車の前後に連結されましたが、末期は合理化で連結されなくなりました。
なのでワフ101は、西武鉄道における貨物輸送全盛期を再現するのに必要な貨車なのかな。
模型の編成は定番のセメント列車はもちろんのこと、昔のセメント工場には燃料用の石油輸送がつきもの。なので石油タキをつないでも面白いかと思います。
本来は石油類専用のタキ45000やタキ9000、タキ1500ですが、製品がないのでガソリン専用車で代用。
ちょっとニッチな編成かな。
タキ1900形もあと2・3両欲しいけど市場在庫は絶望的。再生産しないかな。
そうそう、E851は新宿区中落合のイトウ模型で買いました。
店主がご高齢なのはご承知の通りですが、しばらく足が向かないうちに足腰がさらに弱っているようでした。
ご本人の生きがいでもあるから店を続けているようですが、お手伝いするご家族の負担を考えると、どこまで営業を続けられることやら…。
(帰りは高田馬場駅まで徒歩、途中西武新宿線沿いを歩きます)
では、最後に、
中古で買った209系2100番台房総色4両セットの旧製品です。
また209系か。
リニューアル品との比較で買ったわけではなく、209系の部品確保が目的でした。
本当はジャンク品でも良かったの。でも欲しい時に限ってなかなか見つからない。
そこにリニューアル品発売で価格が下がった旧製品が安かったから、仕方なく買いました。
製品がリニューアルしても、説明書の実車写真は変わってないようです。
せっかく旧製品を買ったのだから、リニューアルされた現行品と並べてみました。
従来のぼんやりとした色から、くっきりとした色味へと変化しています
写真では伝わりづらいですが、現物を見るとハッキリわかりますよ。
製品のPOP。地図で示されると運用範囲は広いよね。
こちらは部品取りなので整備はしないと言いたいところですが、もし手ごろな209系のジャンクが手に入ったら再整備をいたしましょう。
今日はこんなところでしょうか。
また楽しい話できたらいいですね。
以上です
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