Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

土曜に狙うレース

2023-02-22 | 予想

 「三寒四温」という言葉がありますが、やっと暖かくなってきたと思ったら、昨日のように急に寒くなって、春は本当に一進一退です。昔、桜花賞を前にエアグルーヴが風邪を引いて(熱発で)出走回避したことがありましたが、これから始まるGⅠのトライアルレースを前に、関係者は馬の管理に気をつかっていることでしょう。

 さて、月火は日曜のメインレースを検討したので、今日は土曜の狙いのレースをまとめて見ておこうと思います。まずは阪神11R仁川Sです。4年前からハンデ戦になり、今年もそうですが、それでも1・2番人気になった馬が連に絡むので、大きく荒れるレースというイメージはありません。ただ、今年については、これまで芝の重賞レースを走ってそれなりの成績だった馬たちが何頭も登録していて、ダート替わりでどこまでやれるか未知数ですので、波乱の可能性はあると思います。

仁川ステークス【2023年2月25日阪神11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

仁川ステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2023年2月25日阪神11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 どの馬が1番人気になるのかわかりませんが、私が狙っているのは5歳57㌔のメイショウフンジンで、たぶん1・2番人気のどちらかに推されるでしょう。重賞のみやこSでは崩れましたが、opでは安定的に走っていて、ブラジルCやカノープスSの4着は、他の馬と比べると頭ひとつだけ出ているように見えます。強敵は前走ベテルギウスS2着の6歳フィロロッソと、好凡走の差があってあてにできませんが中位人気だと怖い6歳キタノヴィジョンです。ダート替わりの実力馬としては、何と言ってもエリザベス女王杯8着のルビーカサブランカが目立ちます。父キングカメハメハはこのレースと相性がよく、去年勝ったグレートタイムもキンカメ産駒ですが、母父のダンスインザダークは、個人的には芝でこそのイメージが強いので、距離は大丈夫でしょうが、ダート適性については、やや疑問をもっています。前日は雨の予報もあるので、当日馬場が締まって55㌔のハンデでどこまでやれるか、というところでしょうか。それならば、前走ステイヤーズS10着でしたが、母父がキンカメ(父ダンカーク)のシークレットランの持久力の方がおもしろいかも知れません。いずれにしても、1・2番人気馬から意外な好走を見せる中位人気馬を絡められるかどうかがポイントのように思います。

 その他のレースも拾っておきます。中山のメインは3勝クラスのマイル戦・幕張Sです。ここは若潮Sや節分Sの再戦のようなメンバーが集まりました。おそらく、ジネストラが人気になると思いますが、私の狙いもこの馬です。前走幕張S(ゾンニッヒのハナ差2着)の上位馬の負担重量が大きく増える中、同馬は1㌔増の56㌔で走れるのは有利な感じがしますし、同レースで4・5着だった4歳馬フィールシンパシーやクロスマジェスティにつけた0.8秒差は、決定的とは言えないまでも、詰めるのは厳しい差だと見ています。相手としては、節分Sの上位組も怖い気はしますが、2勝クラスを勝ち上がったばかりの4歳エンペザーの先行力に期待します(2番人気になってしまうかも知れませんが)。ここは上位人気になる馬がけっこう強い感じです。

 あともうひとつ。小倉9Rあざみ賞は3歳1勝クラスの芝1200です。小倉のレースは基本的に馬券勝負はしませんが、芝1200だけは別です。ここはビッグアーサー産駒が2頭出走予定で、馬場が荒れてきているので心配な面もありますが、例の単純な方程式=「ビッグアーサー狙い」でシンプリーオーサムを狙ってみたいと思っています。ちなみに、2月の小倉芝1200mのレースはここまで14回あって、3着以内に入った馬延べ42頭のうち、ダイワメジャー産駒が6頭、ロードカナロア産駒が6頭(うち1頭重複)と、両産駒の馬が抜けて強く、わがビッグアーサー産駒は2頭のみです。ここはシンプリーOに是非頑張ってもらいたいと思っています(強敵はダイワメジャー産駒のサザーランドでしょうか)。

 今日もお読みいただきありがとうございました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日曜阪神 阪急杯の展望 | トップ | 日曜阪神 マーガレットSの展望 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

予想」カテゴリの最新記事