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レース展望と回顧、馬券術について

11/13(月) マイルCSの展望

2023-11-13 | 予想

 昨日のエリザベス女王杯で秋のGⅠが再開されましたが、うーん、なかなか思ったような波乱になりませんねぇ。人気馬が強くて予想はしやすいですけど、さすがGⅠクラスの猛者同士だからというべきか、しびれる配当が出ません。三連複万馬券に限れば、⑮人気のドゥーラが3着に突っ込んだオークスまでさかのぼらないといけませんし、①人気が三連を外した例となると、⑨⑧③人気で決まった5月のNHKマイルまでさかのぼらないとありません。

 馬券の方は、昨日の京都は258枠優勢でしたので、朝予想の4枠ウラ人気のディヴィーナの軸は諦め、「素直」に2枠のハーパーに変更して3着だったので、三連馬券を獲るには獲れましたが……。ちょっと「食傷気味」ですね。次の日曜はマイルCSですが、ここも「本命サイドの決着」となると、その次はイクイノックスが出るJCですし……。「波乱」は来月の2歳GⅠまでお預けとなる公算が高いですね。穴党には辛抱のときかもしれません。

 ということで、今日はそのマイルCSの「予習」をしていこうと思いますが、変にテンションを下げずに、やろうと思います(小笑)。

マイルチャンピオンS【2023年11月19日京都11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

マイルチャンピオンシップの過去10年データ、好走馬一覧(2023年11月19日京都11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 京都競馬場の改修があったため、ここも去年まで3年、阪神開催でしたが、それを含めた過去10年のデータから3着以内に入った馬の傾向を探ってみます

1)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順

 〇富士S      8頭 (ナミュール①1着 レッドモンレーヴ④2着 ソーヴァリアント⑥3着 

                イルーシヴパンサー③4着 マテンロウオリオン⑨5着)

 〇毎日王冠     6頭 (エルトンバローズ④1着 シュネルマイスター②3着 ジャスティンカフェ③7着

 〇スワンS     5頭 (※該当なし

 〇天皇賞・秋    4頭 (※該当なし)

 〇スプリンターズS 2頭 (※該当なし

 〇安田記念     2頭 (セリフォス③7着)

 

2)性齢 ※頭数は延べ数

 〇3歳 6頭   〇4歳 12頭   〇5歳 10頭   〇6歳 2頭 / 〇牝馬3頭

 4歳中心ですが、3歳世代よりも古馬5歳の方が若干優勢です。牝馬の3頭とは、ソダシとグランアレグリア(2回)で、かつ、ここ3年の話ですので、2頭のレベルにないと、牝馬はちょっと苦しい感じです。今回ナミュールが唯一頭参戦しますが、どうなるでしょうか。

 

3)血統

 父ディープインパクト(及びサンデー系)が主流です。母系はここ3年の阪神開催ではミスプロやナスルーラが出ていますが、その前の京都開催ではノーザンダンサー系が比較的出ている印象です。舞台が京都に戻って、またノーザンダンサー系に回帰するとすれば、該当する馬をチェックしておいてもいいかも知れません。以下の4頭が該当します。

〇母父ノーザンダンサー系

シュネルマイスター(母父Soldier Hollow はサドラーズウェルズの孫=ノーザンダンサーの曾孫)

ダノンザキッド(母父Dansili はDanzig の孫=ノーザンダンサーの曾孫

ダノンスコーピオン(母父Sligo Bay はサドラーズウェルズの子=ノーザンダンサーの孫

バスラットレオン(母父New Approach はサドラーズウェルズの孫=ノーザンダンサーの曾孫

 

4)JRAホームページのデータ分析

 JRAのホームページのデータ分析では、以下の点が強調されています。

データ分析:マイルチャンピオンシップ 今週の注目レース JRA

  ①前走6着以下は苦戦

  ②距離延長組は不利

  ③同年の安田記念組が優勢

  ④同年GⅠで①②人気の3着内率50%

  ⑤同年の重賞を①人気で勝っている馬が8連勝中

 条件をクリアして浮上するのは、シュネルマイスターナミュールでしょうか。シュネルはこのレースに今年で3回目の挑戦で、過去2回の成績は、3歳時=2着、4歳時=5着です。他方、ナミュールは今年が初参戦ですが、安田記念が⑨16着でしたので、ここでは同3着のシュネルの方を上に見るのが妥当です。

 

5)宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬を見ておきます。

 ・エエヤン        3・0・1・3

 ・ソーヴァリアント    5・2・3・5

 ・ダノンザキッド     3・2・5・7

 ・レッドモンレーヴ    5・3・0・3

  

 中心馬で一番妥当なのはシュネルマイスターということになりそうです。今回もルメールさん騎乗で人気を被るのは必至です。これに続くのは、2年連続で三連に絡んでいるので「穴」ということもありませんが、ダノンザキッドでしょう。成績が安定しない分、人気落ちする馬ですが、ここでも相手の一番手になると思います。あと、牝馬のナミュールはR.ムーアの腕っ節に期待して△くらい。安田記念2着からぶっつけ本番で臨むセリフォスは、連覇がかかり、走られてしまえば、やっぱりということになりそうですが、叩いてからの方がいいのは確かでしょう(香港を見据えているのか)。毎日王冠を3歳で勝ったエルトンバローズもしぶとい感じですが、サリオスとイメージがダブルので、今回は見送りたいと思っています。今のところ全体的に上位拮抗で、あまり「穴」候補が見つからない印象ですが、あとは追い切り情報を集めながら考えようと思います。

 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。寒い週明けですが、体調を崩さないよう気をつけていきましょう。


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