Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

東京新聞杯の有力どころ オークス組 vs マイルCS組

2023-01-30 | 予想

 週明けは次の日曜のメインなどを中心に、狙いのレースを検討しています。2月5日の日曜日は、東京で東京新聞杯、中京ではきさらぎ賞がメインに組まれていますが、メンバーを見渡してレースとしておもしろいのは断然東京新聞杯の方だと思います(馬券は逆かもしれませんが)。同レースのかつての勝馬には、安田記念を制したインディチャンプ(2019年)や、宝塚・有馬のグランプリを連勝したリスグラシュー(2018年)がいます。今年もGⅠにつながるレースになるのかどうか、明け4歳勢と5歳以上の馬たちとの世代間の実力を測る上でも、楽しみの多いレースだと思います。

特別レース登録馬 JRA

東京新聞杯の過去10年データ、好走馬一覧(2023年2月5日東京11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 出走予定の馬たちをぱっと見た感じ、ここは4歳牝馬に有力どころが揃っています。まずは何と言っても、桜花賞で1番人気になったナミュール(10着)。東京は赤松賞1着、オークス3着と、直線で自慢の上がり脚を生かせる絶好の舞台でしょう。それから、桜花賞で5着のピンハイ。東京を走ったのはオークスの4着のみですが、上がり脚ならナミュールにひけをとりません(オークスの上がり脚はナミュールと同じ34.0)。そして、もう一頭、オークス5着のプレサージュリフトは、昨年の東京クィーンカップでは、2冠馬スターズオンアースに先着していて、年明けの京都金杯では2番人気3着でした。4歳勢にはマテンロウオリオンやショウナンマグマ、オニャンコポン、インダストリアなど牡馬の実力馬もいますが、現状、上のオークス上位3頭には見劣りする印象です。

 対する5歳以上の古馬勢の中心は秋のマイルCSに出走した組でしょう。毎日王冠でサリオスと0.1秒差2着、マイルCS7番人気6着のジャスティンカフェ、京都金杯ではプレサージュに先着する2着に入り、マイルCS11番人気7着のエアロロノアのほか、ウィンカーネリアン(9番人気12着)、ファルコニア(13番人気13着)などがいます。これらに次ぐのは、op3連勝中のプリンスリターンと中山のリステッドに連続2着で、東京でより差し脚が生かせそうなサクラトゥジュールでしょう。波乱を演じる可能性はあると思います。

 穴狙いとしては最後の2頭がおもしろそうですが、今の時点での私の軸馬は4歳馬のどれかです。4歳が強い年はだいたい人気上位の馬たちで収まる傾向があるで、今年の東京新聞杯も大荒れを期待するのはどうかと思っていますが、昨日と一昨日の東京の11・12R、計4つのレースで3着以内に入った馬たちの人気を調べると、1番人気馬が4(全レース)、2番人気馬が3、3番人気馬が2、4番人気馬が2、5番人気が1で、3番人気までの馬たちの出目が9/12=75%ですから、開幕週で想定されたこととはいえ、これはやや堅すぎの印象もあります。ですから、今度の土日の11・12Rは中位から下位人気の馬が一角崩しくらいはしてくれるのでは、と期待しています。もし、土曜が平穏に終わり、日曜11Rの東京新聞杯も上位決着なら、続く12Rは必ず荒れると踏んで勝負してもいいと思っています。でも、その前に土曜のレースが荒れるかどうかが問題ですので、明日は、その東京・土曜11Rの早春S 2400ハンデ戦を検討しようと思います。

 今日もお読みいただきありがとうございました。いつものとおり、みなさんの土日の高配当を祈ります。

 


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