Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

8/ 6(火) 関屋記念の展望

2024-08-06 | 分析
 昨日は株価がすごい勢いで下がりました。「暗黒の木曜日」じゃあるまいし、こんなに下がるものかと呆れてますが、日経平均はこの3日間下がり続けて計7千円超、22%も下落しました。テレビのインタビューである個人投資家はこの3日で1,000万円くらい損をしたと言ってましたね(はっ?)。私も少しだけ株を持っていますが、まあ多くの人が持ち株の2割以上は損失を出してる感じです。もちろん含み損ですから、売らなきゃ実損にはなりませんが、もとの水準にはなかなか戻らないでしょうし、ひょっとしたらもう戻らないかもしれません。一昨日テレビで解説していた専門家さんは「調整局面」とか言ってましたけど、んなわけねぇだろって!思ってたら、翌日この通り4千円以上暴落したわけで。まあ、ひきつり笑いするのがやっとです。
 
 というわけで、鼻息荒く株の損失を競馬で取り戻すというわけにはいかないでしょうけど、今日は日曜の関屋記念を検討してみます。過去10年の3着以内馬のデータを振り返りながら、狙い馬を絞りこんでみます。景気づけに当てられるといいのですが。
 
 
1)前走(ステップ) ※( )内は今回の該当馬、〇数字は前走の単勝人気順
 〇中京記念       10※該当なし
 〇安田記念    3頭コレペティトール⑰12着 パラレルヴィジョン⑥13着)  
 〇NHKマイルC 3頭ディスペランツァ⑥7着)   
 〇エプソムC   3頭タイムトゥヘヴン⑪15着 ワールドウインズ⑱16着
 〇米子S     2頭トゥードジボン④1着 ディオ③2着 メイショウシンタケ⑨5着
                ラインベック⑪6着 アスクコンナモンダ②8着)    
 
 ちなみに、前走との間隔で言うと、中2週が突出して多く、次いで中3ヶ月中8・9週の順です。該当するのは、中2週は今回なしで、がNHKマイルの ディスペランツァダディーズビビッド(京王杯SC⑦10着)、②が ジュンブロッサム(水無月S①1着)と安田記念、エプソムC組の4頭です。
 
2)性齢 ※頭数は延べ数
 〇3歳:3頭  〇4歳:5頭  5歳:16頭 〇6歳:6頭
/〇牝馬:11頭 〇騸馬:1頭
 
 5歳が圧倒的で、夏らしく牝馬の好走も目立ちます。プレサージュリフトグランスラムアスクには好都合なデータです。 
  
3)血統
 以前は父ディープ・ステイゴールド系で盤石な感じがありましたが、最近はサンデー系、ロベルト系が目立つものの、総じて母系のーザンダンサー系がいい感じです。これで該当馬を拾っておきます。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  、 
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・グランスラムアスク:ディープインパクト(サンデーサイレンス)/母父Storm Cat(Storm Bird)
 ・ジュンブロッサム :ワールドエース(ディープインパクト)/母父クロフネ(Vice Regent系)
 ・ダディーズビビッド:キズナ(ディープインパクト)/母父フレンチデピュティ(Vice Regent系)
 ・ディスペランツァ :ルーラーシップ(キングカメハメハ)/母父Medaglia d’Oro(Sadler's Wells系)
 
4)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① 5歳馬が過去10年で3着以内16頭(延べ数):牝馬も好走率高い
 ② ⑩人気以下は苦戦
 ③ 前走4角通過順の中位(5~9番手)はやや不調
 ④ GⅠを除く直近の芝マイルで②人気以内の馬が優勢
 
 上の条件に最も合致するのはプレサージュリフトアスクコンナモンダの2頭です。
 
5)宮田式バイオリズム 
 ・アスクコンナモンダ   4・3・2・6
 ・オニャンコポン     3・2・0・12 
 ・タイムトゥヘヴン    2・2・2・23
 ・ディスペランツァ    3・0・0・4
 ・プレサージュリフト   3・1・2・5
 ・ロジリオン       2・2・1・3
 
6)結 論  
 データ的には5歳牝馬のプレサージュリフトですが、3歳勢のィスペランツァロジリオンのNHKマイル組も魅力です。ただ過去NHKマイル経由で馬券になったのは、51㌔の牝馬と53㌔の牡馬なので、ディスペランツァの斤量55㌔はやや重いかもしれません。また、54㌔のロジリオンも前走パラダイスSでは同じ3歳のオーキッドロマンスに1㌔斤量差があったとはいえ0.5秒差の4着は、やや力負けの印象があります。ディスペランツァよりも一つ余計に走っているだけに、どこまで上昇が見込めるかでしょう。おもしろいのはディオかなと思います。前走米子Sは58㌔で2着に頑張りました。ダービー卿CTだけは①人気11着に崩れましたが、血統上はソウルラッシュの弟ですから、格負けはないでしょう。あとは、やや距離不安はありますが、新潟1400の信越Sで、あのテンハッピーローズに勝っているダディーズビビッドと、JRAデータから浮上するアスクコンナモンダあたりでしょうか。もちろん安田記念組のコレペティトールとパラレルヴィジョンも格上で遜色ないと思いますが、新潟が合うかどうか、あまり確信がもてないので……。
 ということで、
 プレサージュリフト 〇ディオ ▲アスクコンナモンダ △ダディーズビビッド…… 
 
で目星をつけておきます
 
 お盆が近づいてきたので、暑いですけど、今日は折を見てお墓掃除に行こうかと思います。明日から天気が悪くなりそうですし。本日もお読みいただきありがとうございました。どうか株価も下がりませんように。

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