風の樹人日記

写真付きで日記や趣味を書く

「日本美術家連盟近畿展」は大作の渦です。

2013年06月10日 | アート・文化

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 ≪原田の森ギャラリー≫は過っての兵庫県近代美術館です。

   展示会場としては絶好ですし、天井高も大作向きにできています。

   348人もの作品が一堂に会することもあって、S150号ぐらいの大作が列展されています。

   入り口付近は「抽象作品」で満ちています。   まず、自分の絵がどんな雰囲気だろうと、誰もが思うように自作の前にやって来ました。  ほとんど「お付き合い」と思って出品しているのですが、やっぱり気になるのですね。作品の見え方が…。  ミーハーになっています。

   M100号の作品では、まるで小品です。

   顔見知りにも何人か出逢いましたが、行動美術や、二紀のメンバーがたくさん参加しているようです。

   何と言っても348人の出品となると、2-3度会場を巡回するだけで、疲れ果ててしまいます。 「あなたの作品はどこだっけ?」と、知り合いに、つい訪ねてしまう有様は、ちょうど東京での展覧会のダイジェスト版的な匂いで、「展覧会」ではなくて、「フェスティバル」ですね。   流石に、それぞれが城を作っているような方々の作品が多いのですが、主張が通じない会場です。

   今しがた県立美術館で「ルノアール展」をじっくり鑑賞してきたばかりでしたので、「抒情」から「アジテーション」の滝壺に「一気に突き落とされたよう」な思いを持ちました。

  個展を控えている自分の作品展をふと思いました。 「沢山見て頂こう」とのconceptが、今更変えられないし、ちょっと心配になってきました。

  「抒情の世界?」 の「花」1点をupして、心を鎮めて見ましょうか?

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  さらに「sketch」1点。

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