展示会場としては絶好ですし、天井高も大作向きにできています。
348人もの作品が一堂に会することもあって、S150号ぐらいの大作が列展されています。
入り口付近は「抽象作品」で満ちています。 まず、自分の絵がどんな雰囲気だろうと、誰もが思うように自作の前にやって来ました。 ほとんど「お付き合い」と思って出品しているのですが、やっぱり気になるのですね。作品の見え方が…。 ミーハーになっています。
M100号の作品では、まるで小品です。
顔見知りにも何人か出逢いましたが、行動美術や、二紀のメンバーがたくさん参加しているようです。
何と言っても348人の出品となると、2-3度会場を巡回するだけで、疲れ果ててしまいます。 「あなたの作品はどこだっけ?」と、知り合いに、つい訪ねてしまう有様は、ちょうど東京での展覧会のダイジェスト版的な匂いで、「展覧会」ではなくて、「フェスティバル」ですね。 流石に、それぞれが城を作っているような方々の作品が多いのですが、主張が通じない会場です。
今しがた県立美術館で「ルノアール展」をじっくり鑑賞してきたばかりでしたので、「抒情」から「アジテーション」の滝壺に「一気に突き落とされたよう」な思いを持ちました。
個展を控えている自分の作品展をふと思いました。 「沢山見て頂こう」とのconceptが、今更変えられないし、ちょっと心配になってきました。
「抒情の世界?」 の「花」1点をupして、心を鎮めて見ましょうか?
さらに「sketch」1点。