風の樹人日記

写真付きで日記や趣味を書く

M100号・筆が進んでいます。

2012年06月01日 | アート・文化

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  2時間ばかりの制作で、さらに整理が出来なくなって来たようです。

 この空間構成が、逆にわたしを刺激して来ます。

 画肌が「雑」なのでしょうか。

  こんな空疎な整理の効かない画面に、逆に新鮮さを見るのです。

      間もなく筆を止めなければと。   何となくこの作業の終了が見えて来たようです。

 さて「BIG LOBO おおや村」の続きを掲載します。

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 会場入り口の門番は「フォークアートの里」のイメージを案内モニュメントにして木彫りの大像が努めています。

 数人がかりの共同制作のようですが、いつもの「但馬の木彫」の匂いが強く出ていて素敵です。

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   広い体育館の躯体の中に設えられたブース一杯に、若い作家の木彫作品が、新しいスタイルのインスタレーションで、素晴らしい空間を醸し出しています。

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     もうひとつのブースには、版画が整然と並べているのにも吃驚です。

 エントランスとブースのあいだの廊下の突き当たりに、先年逝去された石田さんの木のオブジェが置かれています。2012530_044

  ちょうどルーブルで「ミロのビーナス」が置かれているように・・。

  広い会場内の松田さんの作品を真正面から。

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      大作ですから目の前一杯に整然と組まれた「木組み」の意図的では無い構成が、存在の重さを伝えてくれますね。

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  視点を変えて他の作品も・・。

  見ごたえのある展観です。

    遠いですよ。 R9号線から車で40分位「氷の山」目がけて駈けるのですから・・。