女性専用車両反対派や痴漢冤罪厨は、いつになったら『男の敵は“男社会”』だと気がつくのか?

女を叩いても、長時間労働や男らしさの押し付け問題は解決しない。悪因は男性主体の競争社会。管理職の9割は勝ち組男。

廃娼運動に力を注いだ『山室軍平』…「公娼制度を作れ!遊郭を復活させろ!」という男尊女卑男達とは対極にある人

2017-11-19 17:47:00 | ミソジニーや女性差別主義者とは

まず管理人の私より。

には、忘れられないくらい、私を不快にさせた、元恋人(ヘテロ男性)Aというのがいる。

Aは典型的な、男尊女卑日本男子で…(まあ、こういう男性は、日本は少なくないのだが…)

Aが、私と交際している最中、Aは、

「俺、性風俗店や売春宿を経営して、金持ちになろうと思う」

と言ってきた。当然、私は激怒した。

Aの言い分はこうだ。

 

「貧しい女たちが、売春婦になっているのだから、その売春婦たちを俺たち男がどんどん買ってあげて、金を渡す。

金のない貧乏女に、金を渡して助けてやれるんだから、すごい社会貢献になる。

俺たち男はセックスを楽しめるし、生き甲斐になる。

性病については、コンドームを必ず使用すればいい。

 

私は、それを聞いて呆れてしまった。

※ちなみに、Aが言うには、その春を買う男というのは、当然、既婚男性たちも入るそうだ。「風俗利用なら不倫にならない、は都市伝説

 

Aのことを、色々説得したが、無駄だった。

Aは、「俺の思想は間違ってない」の一点張り。

私は呆れて、Aとは別れてしまったのだが…

 

Aと別れて、しばらく経過し、私は、『山室軍平』のことを知って、やっと、スッキリした気分になった。

私の考えは間違ってなかったと。

 

 

以下、参考記事


映画
社会福祉の先駆者、山室軍平の生涯描く 21日公開
 

毎日新聞2017年10月19日 12時50分(最終更新 10月19日 13時24分)

映画「地の塩 山室軍平」

 日本の社会福祉の先駆者として知られる山室軍平(1872~1940)の生涯を描いた映画「地の塩 山室軍平」が21日から、東京などで上映が始まる。山室は明治から昭和初期にかけて、遊郭に売られた少女らを救う廃娼(はいしょう)運動をはじめ、貧困者のための職業訓練や病院開設など、さまざまな社会福祉事業に情熱的に取り組んだ宗教家だ。脚本も手掛けた東條政利監督は毎日新聞のインタビューに「人助けにささげた山室の生き方を、もっと多くの人に知ってほしい」と制作の狙いを語った。【岡礼子】 
 
 
奉仕活動に身を投じた生涯

 山室が生きたのは、明治維新からまもない時期から、国内外で戦時色が強まっていく時期に重なる。まだ「社会福祉」という言葉が一般的でなかった時代である。関東大震災や濃尾地震といった大災害にも襲われるなど、誰もが生きるのに必死だった。

 山室自身も備中(現岡山県新見市)の貧しい農家の三男坊として生まれ、親戚の質屋に養子となった。上級学校へ進学させるという約束を養父にほごにされたことから、15歳で家出する。上京した山室はキリスト教と出合い、救済の精神を学ぶために新島襄の同志社神学校(現同志社大神学部)に入学し、やがて奉仕活動に一身を投じてゆく--。

 「困っている人々を何とかしたい」。脇目もふらず、目的に向かってひた走る山室について、東條監督は「今風に言えば、『空気を読めない人』だったと思う」と評する。山室は時の首相、伊藤博文に手紙で援助を頼むほどの型破りな人物だったが、周囲からとても愛されていたことを示す資料も残っているという。自身も同志社大出身である東條監督は「まじめすぎて逆におもしろい、チャーミングな山室の人柄を描きたかった」と、先輩への敬意を忘れない。タイトルの「地の塩」とは、聖書の一節「あなたがたは地の塩、世の光である」から取った。どのような者であれ、決して意味のない存在ではなく、社会で役に立つ者であることを意味するという。

廃娼運動に取り組み、女性の自活を促す

 山室はプロテスタントの国際組織「救世軍」に加わり、軍服風のいでたちで「社会鍋」と呼ばれる募金活動などに取り組んだ。特に注目すべきは廃娼運動に取り組んだことだろう。借金があっても自由に廃業できる制度を、郭(くるわ)に隔離された遊女たちは知らないでいたという。山室たちは廃業制度を分かりやすく説明するチラシを配ろうと吉原などの遊里に乗り込んでは、宿のあるじにたたき出される。しかし、そうした行動はやがて新聞で大きく報道されることとなり、遊女たちの運動が全国で起きるまでになった。山室と妻機恵子(きえこ)は、吉原などから逃げてきた女性に読み書きや縫い物を教えるなど自活を促した。

 東條監督は山室のいちずな生涯を調べるうちに「立身出世を目指さない、こんな生き方もいい」と感じるようになり、功績より人柄に焦点を当てることにした。宗教色が前面に強く出た半面、息子の無事を念じて、卵を食べないことを生涯にわたって貫き通した実母の情愛や、救世軍の同志として心を通わせた愛妻とのエピソードを多く盛り込んだ。

新進気鋭の森岡龍、ベテランの辰巳琢郎ら実力派が出演 

 制作は、日本初の孤児院を作り「児童福祉の父」と呼ばれる石井十次や、家庭学校(児童自立支援施設)を作った留岡幸助ら、社会福祉の先駆者を取り上げた作品を数多く手掛けてきた現代ぷろだくしょん。山室役には、数多くの作品に出演してきた森岡龍さん、機恵子役にドラマ「とと姉ちゃん」の我妻三輪子さん、新島襄役をベテランの辰巳琢郎さんが演じるなど、実力派がそろった。新宿武蔵野館(東京都新宿区)、岡山市のシネマ・クレール丸の内を皮切りに、全国で順次公開予定。107分。問い合わせはアルゴ・ピクチャーズ(電話03・3584・6237)。

 

 

 

 


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