女性専用車両反対派や痴漢冤罪厨は、いつになったら『男の敵は“男社会”』だと気がつくのか?

女を叩いても、長時間労働や男らしさの押し付け問題は解決しない。悪因は男性主体の競争社会。管理職の9割は勝ち組男。

「男だって性犯罪被害者になっている!」…では、男も夜出歩くのを止めるなりして、行動を制限すべきでは?(笑)

2017-12-14 14:33:00 | ミソジニーや女性差別主義者とは

【「男でも性犯罪被害者がいるぞ!」を、女性差別に使う人達】

女性差別主義者ではない普通の男性が、

「僕、男ですが、痴漢に遭ったことがあります…。

気持ち悪いですよね…。だから、被害にあった女性達の気持ち、わかります。性犯罪、なくなってほしいですね。」

とおっしゃる分には、普通だし、これが人として正常だと思う。

 

しかし…問題は…

「男が性犯罪に遭っても、何もしてもらえないぞ!女性優遇だ!」

とか、意味不明な発言をしてくる人達。

繰り返し言うが、7月に強制性交等罪に法改正され、男が被害者の性犯罪もニュースポータルサイトで、性犯罪として報道されている。

 

・「俺らだって犯罪に遭っているぞ!」

・「こっちの犯罪は撲滅できてないぞ!だから、そっちの犯罪の対策は行うな!」

な~んて言い出したら、もはや、何もできない。例えば…海外で、黄色人種や黒色人種を狙った暴行事件が多発し、黄色人種や黒色人種が集まる学校の警備を強化しましょう!となったとき、白色人種の人達が出てきて、「俺ら白色人種への暴行や殺人が無いわけではない!そちらばかり警備を強化するのは、黄色人種や黒色人種優遇だ!」と、屁理屈を言うのと同じだと思うのだが…。

そして、そういう発言をする白色人種がいたとすれば、おそらくその人は差別主義者であることは間違いないだろう。

 

【では、「男性も性犯罪に遭わないために、男達も行動を制限しろ」と言われたら?】

「男でも、性犯罪に遭っている者はいるぞ!」←知ってます。

性別がどうであれ、性犯罪・性暴力は発生してはいけないことです。

 

では、性犯罪を防ぐために女性達が散々言われたことを、男性達にも投げかけてみましょうか。

 

・「男性たちよ、夜道を一人で歩くのを止めなさい。自衛しなさい」

・「男性たちよ、飲み会には行くな、自粛しなさい。飲み会には狼がいるぞ!」

・「男性達よ、犯罪者に性犯罪をさせる隙を作るな!」

 

以上の呼びかけを読み、男性の貴方はどう思いましたか?

 

「加害者が性犯罪をするのが悪いのに、どうして、こっちの行動が制限されまくらないといけないのか?」

 

と思いませんでしたか?

しかし、これが、男社会が長年、女性に強いてきたことなのです。

【参考】加害者を擁護するかのような、女性達への自衛の促し問題

 

「男が性犯罪をやるのはある程度仕方ない、だって男は性欲が強いからな!後は、女性が自衛するしかない!女が悪いんだ!」

という考えです。

まあ、ジェンダー&女性差別ですね。

 

最近は、“性犯罪というのは、「性欲」が要因ではなく、

男尊女卑が要因した、弱いものイジメ、虐待の類”であるということがわかってきました。

 

また、日本の教育機関では、性犯罪について、

“女子生徒のみ”に自衛することを教えるという行為を、警察と教育者が一緒になってやってきました。

しかし、男子生徒を集めて、

「性犯罪加害者になってはいけない!性暴力はやってはいけない!やるほうが悪い!」と教える、

というのを、やってきたでしょうか???

イジメと同じで、「やる方が悪いんだ!やるな!」と、日本の教育機関で、積極的に教えたでしょうか?

特に男子校で、そういう教育をやってきたでしょうか?

 

これがパワハラやイジメなど、男性も被害者になることが多い加害行為や犯罪であったなら、

ストレートに、「加害者が悪い!」で終ることが多い。

しかし、女性被害者が多い犯罪になると社会全体の反応が変わるのです。

 

2017年に入ってから、さらに酷かったのは、性犯罪報道のときだけ、

「デッチアゲだ!冤罪だ!」と言って、なんでも冤罪にすり替える女性への性差別攻撃祭りだった。

 

そんなに、「男だって性犯罪被害者がいるぞ!」というのであれば、

男性被害者がデッチアゲをする可能性だって、同時に訴えないとおかしくないですか?(笑)

 

「男だって、性犯罪被害者がいるぞ!」

を“悪意を持って”あまり言いすぎると、あなた達の首を絞めることになると思いますが?(笑)

 

ただし、記事の冒頭で述べたような、女性差別が目的ではない、誠意がある男性被害者の訴えであれば、歓迎です。

 

性暴力も、パワハラも、イジメも、加害者が悪い、やる方が悪いのです。

 

 

 

 

 



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