女性専用車両反対派や痴漢冤罪厨は、いつになったら『男の敵は“男社会”』だと気がつくのか?

女を叩いても、長時間労働や男らしさの押し付け問題は解決しない。悪因は男性主体の競争社会。管理職の9割は勝ち組男。

アンチフェミ、ミソジニスト、インセルの男達の矛盾…「男ばかりに働かせるな!男のほうが自殺が多い!」と言うわりには、女性正社員や女性管理職が増えるのも気にくわない。

2019-10-14 16:48:44 | ミソジニーや女性差別主義者とは
ネットでもよく見かける…
アンチフェミ、ミソジニスト、インセルの男性達の主張…

「男ばかりに働かせるな!女は男に養ってもらおうとするな!」
「専業主婦はニートだ!専業主婦こそ、女性優遇だ!」
「俺だって主夫になりたいなあ…やっぱり、日本は女尊男卑社会だよー。」
「女は、飯を、男に奢らせるな!男性差別だ!」
「男のほうが過労死が多い!」
「女よりも、男のほうが自殺が多い!女よりも男のほうが辛い!」
 

要するに、アンチフェミ、ミソジニスト、インセルの男性達は、「女性も働いて、稼いでほしい。男性ばかりに収入面を頼らないでほしい」と一見、言っているように見える。

しかし…
みなさんも、ネットのSNSを眺めていて気が付いていると思うが…彼らは、働く女性の応援をしているのかというと、見ていると、まったくそうではない。それどころか、逆だ。
 

彼らは、女性が通勤通学しやすいように導入された、性暴力から逃れるためのシェルター…女性専用車両を攻撃する。

彼らは、電車内では性暴力が多く、その被害者の多数が女性であることを知っているのに、それでも、女性専用車両を「男性差別だ!」と攻撃する。女性が通勤通学しやすい社会にすることを協力するつもりはまったくない。
それどころか、女性が性暴力に遭って苦しんでいるのを、「女が辛い目に遭ってるぞ!ざまあみろ!」と、大喜びしているかのような、サディスティックささえ持っている。彼らを見ていると、よほど、リアルで女性達にモテないのかなー、と思う…(^^;)
 

ミソジニストが「身体の性別で、その場所に入れる入れない、なんてあってはいけない!」なんて、SNSで書いてるのも見たが…
明らかな女性差別である『男子しか後継者になれない世襲制=因習』や、『祭り、甲子園、相撲の女人禁制』などについて、彼らが抗議してるのを見たことがない。
女性が入れない、女性が重要な役割に就けない、女性が参加できない、ということについては、「それは良い」と、心の中で肯定しているんだろう。明らかな矛盾。
 
 
彼らは、女性が社会進出しやすいように、女性を支援、応援するための、アファーマティブアクションも、「男性差別だ!」と攻撃する。
学業や就職で受ける女性差別を、きっちり知っているのに、それでも攻撃する。
 

「女性支援のアファーマティブアクションなど許されない!純粋な能力、努力だけで勝負し、企業に入社すべきだ!」なんて、ミソジニストたちが主張しているのだが…それだと、男性へのアファーマティブアクションもバッシングするべき、となるが、それはしない。

ミソジニストたちは、ジェンダーバランスを配慮しての、男性社員を増やすための企業側の配慮については、文句を言わない。

航空会社のジェットスターでは、ジェンダーバランスを配慮し、男性クルーを積極採用しているが、それに対してフェミニストが「女性差別である!」と抗議をしているのなど、見たことがない。
 
参考:

というか、そもそも、総合職については、企業はほとんどの所が『男性である』というだけで、男子を多めに雇用しているのだが、当然、ミソジニストたちは、それに文句を言わない。
 
 

私がかつていた職場は、女性社員用の仮眠室が無かった。
仮眠室を使えるのは男性社員のみだった。
社員寮も男性社員用しかなかった。
女性が妊娠すると辞めるようやんわりと言われ、職場復帰させてもらおうとしても、「女は非正規雇用(安い給料)でしか雇わない」と言われた。

そして、毎日のお茶汲み、更衣室の清掃、観葉植物への水やり、など雑務は、全部女性社員の担当。たぶん、これは今も日本で続いている。今もやらされていると聞くし。

女性社員が帰宅したあとは、共働きであっても、家事育児はほとんど女性が担当していると思う。

参考:
 
 
やっぱり、企業というのは、男性だけが長く勤められるようにできてるのだな、と、つくづく思った。働く、ということに関しては、男性のほうが優遇されている。…と同時に、男達が、男らしさの押しつけを受け入れ続けている。
 
 
私の別ブログに出入りしていた、『アベ政治ゆるさない派兼ミソジニスト』という男性Aと会話していて、気持ち悪かったのが…
そのAは「僕は弱者の味方になります!」とかよく言うわりには、Aは、女性の非正規雇用者が減ること(女性の正社員が増えること)を、よく思わないようなことを言ったり、矛盾が多い男だった。
なんだかんだで、“女性が、男の自分と同じくらい稼ぐこと、男以上に稼ぐことが気にくわない”というのが本音なんだろう。
 
男として長時間労働や重労働させられるのも苦痛であるが、かといって、女どもが男の自分と同じくらいか、男よりも稼げる社会になるのも気にくわない、というジレンマを男達は抱えている。





 

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