【管理人から】
昨日、コンビニ・ミニストップが、全国規模で、ポルノ本(ヘテロ男性向けエロ本)の販売を中止するという発表をした。
…やっとかあ…と思った。
そもそも、中学1年の頃から、強烈に、あのヘテロ男向けエロ本コーナーの存在は、疑問で仕方なかった…。
というよりも、不快で仕方なかった。
もしも、「エロ本コーナーくらいいいじゃないか」と思う男性達は、考えてみてほしい。
男女逆転してる世界を。
・管理職の9割が女、政治家の8割が男。
・結婚して姓を変えさせられるのは男
・職場に行けば、普通の仕事プラス、雑用係は男性社員の仕事
・ボーナスは、女性社員の半分以下。もしくは、男は非正規雇用でしか雇ってもらえない。
・共働きでも、家では、90%、家事育児をさせられるのは男(夫)
・「この県は、ブサイク男が多い!(笑)」など、女よりも、男の外見や容姿ばかりが評価される
・広告では、男性の肉体ばかりがエロい感じで利用されている
・コンビニに行けば、女達が、男の全裸写真を嬉しそうに見ている。こっちからそれが丸見え。
・電車に乗れば、女から痴漢に遭い、体をまさぐられる。
・「痴漢被害にあった!」と言うと、女達から、「冤罪デッチアゲ!」と言われ、被害の訴えを叩き潰されそうになる。
これで、女性達から、「私達は男性差別をしてません。男性を尊重してます」と言われて、納得するか?
ちなみに、すぐに、「レディースデーが!」と言うくだらない男が、今も、まだいるが、
たった、数百円差で、大きすぎる男女年収格差が埋まりますか?
レディースデーを利用すればするほど、出費の方がデカい。
しかも、現在は、『メンズデー』は珍しくなく、
ドラックストアの【コクミン】や、居酒屋チェーン店(一休など)、映画館でも『メンズデー』を行っている。
であるのに、今もまだ「レディースデーが!」というセクシストを見かけるが、相当頭悪いと思う。
おそらく、大型掲示板の『女叩き』スレッドを利用している男達が、今もそこで「レディースデーが」と言い続けてるので、
それをパクって、そのネタを使い続けているのだと思うが…
性差別問題やジェンダー問題を理解してない男性達の特徴は、
“ミラーリング(男女逆転)して考えることが絶望的に下手”ということ。
もしくは、
“男尊女卑による男性恩恵を当たり前”と思っており、それを意識することすらなく、
「自分は、もっと男として得ができて当たり前。しかし、それができてるように思えない。
それどころか男は損している気がする」…という方向に考えを持って行ってしまっているかだと思う。
それは、“女好きであるのだが、ちっとも女性に相手にされない男性たち”も、かなり含まっているように思う。
そんな男性が、ネットで、「女性差別問題」を訴えている女性達やフェミニストを見かけると、
目障りで目障りで仕方ないのだろう。
そして、そういう女性達に反論しているうちに、
その男性はいつの間にか立派な『女叩き』に成長してしまっている。
独身で、35歳過ぎても『女叩き』をやっているという男性にネットで遭遇したことがあるが…
そういうことを続けて、将来、女性から好かれ、幸せな家庭を持てるようになるのかどうか…
冷静になったほうがいいと思う。
女性が好きなのに、リアルで女性から拒否され続けている男性で、さらにネットで
『女叩き』になっているミソジニー男性というのは、
根本的に、自分の性格が自己中で幼稚であることや、
女性を理想化し過ぎてしまい、
自分にとって都合がいい女性=“男尊女卑思想に同意してくれる女性しか受け入れようとしてない自分”
自覚したほうがいいと思う。
『男尊女卑』というと、保守系を彷彿させるが…
残念ながら、リベラル層の男性にも“自分が男尊女卑男”という自覚がない人達がいる。
以下、ニュース記事資料
成人誌販売中止問題「置かないでほしい」
2017年 11/22(水) 5:30配信
カナロコ by 神奈川新聞
イオンが成人向け雑誌の販売を中止する方針を固めたことが21日、分かった。書店を含め、雑誌を扱うグループの全国7千店で、来年1月から販売をやめる。傘下のコンビニ「ミニストップ」が12月から千葉市内で先行して取り組む。女性や子どもが安心して店舗を訪れるよう配慮する狙い。コンビニ各社も対応を模索しており、今後こうした動きが広がる可能性がある。
子どもが読み上げ 女性の自尊心阻害
コンビニで成人向け雑誌の販売を中止しようとする動きに、子育て世代や在日外国人からは好意的な声が上がった。
「大人のセックス」。相模原市内のコンビニで、小学1年の次女(6)が読み上げた言葉に、秦野市の男性会社員(42)は仰天した。簡単な漢字が読めるようになってきた次女は何気無く成人向け雑誌の見出しを目にしたという。男性は「こうした環境はやめてほしい」と訴える。
成人向け雑誌が置いてある一角はトイレ付近に設けられていることが多い。藤沢市の主婦(47)も「前を通れば、嫌でも目に飛び込んでくる。きわどいポーズをした女性が表紙に写っていたり、暴力的な表現がされていたりする雑誌もある。見ただけで自尊心を阻害されたと感じる女性もいるのでは」と話す。
コンビニでの成人向け雑誌の取り扱いを巡っては、これまでも議論を呼んできた。昨年3月、堺市とファミリマートが協定を結び、成人向け雑誌にカバーを掛けて販売。一方、日本雑誌協会と日本書籍出版協会は「表現の自由に抵触するのではないか」と質問状を送り、協定解除を求めた。
神奈川県弁護士会の太田啓子弁護士(41)は「公共空間のあり方の問題で、『表現の自由に抵触する』というのは議論のすり替えなのでは」と指摘。「誰もが利用する公共性の高い空間でどこまで性的なものを許容するのか、ということについて社会で議論すべき」と語る。
今回の取り組みは、千葉市の熊谷市長が今年2月、2020年東京五輪・パラリンピックなどを踏まえ、対策に乗り出す意向を示したことがきっかけになったという。都内在住のフランス人女性(65)は「フランスの場合は書店や駅のキオスクなどに置いてあるが、それでも特別な一角にあり、日本のようにすぐ目につかない。全てのコンビニで販売をやめるべきだ」と語気を強めた。