今日も 思い出し笑い

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日本には行かないの?!

2021年07月20日 | 👥人との触れ合い

月曜日(か火曜日)は毎週、長男くんが買い物を手伝ってくれることになっています。(先週も同じようなことを書いていたなあ…)

今は調子は良いのですが、以前 酷いぎっくり腰をやって、それからこの習慣になっています。

 

買い物が終わって、スーパーの隅にある小さなカフェ・レストランでコーヒーを飲ん行こうということになり、腰掛けて休んでいると。

ナンタラ…Japon,Japon と聞こえてくるのです。何だろう?と周りを見ると・・・

 

 

ひとり、のんびりオヤツのマダム。


バカンス中でみんなどこかに出掛けて、街は商店も静かです。コロナ禍前はぎゅうぎゅう詰だったテーブルも、ゆとりを持って間隔が開けてあります。╰(*´︶`*)╯♡ 

 

 

🌳 カラフルな緑色の垣根の隙間から、目が👁こっちを見ています。

ああ、私に向かって話しかけてるんだと分かり、私を日本人と確信して話しかけてくれていることにキャッ!と嬉しくなりました。

たまにですが、中国人と言われることがあり、心の中でムッ!とします。 (中国の方にはスミマセン)

 

👨🏻‍🦳👨🏼‍🦰「日本には行かないの?!」 

年配のお爺さんがふたり、コーヒーを飲んでお喋りしていましたが、飽きてきたのか、こちらに話しかけてきたようです。

話題は、まさに 政府の💉ワクチン義務化についてになりました。

長男くんは同年輩の若者は怖がりますが、お年寄りは大好きで、色々と討論していました。

政府の言う通りだというのが彼らの考えで、2人から「ワクチンしろ!」と優しく何度も諭されていましたっけ。

しばらくすると、知ってるマダムがやってきたらしく、一人は立ち上がって そちらに向かって話し出しました。私たちもそろそろ帰る頃なので、挨拶して帰ってきました。

 

故郷は遠くにありて思うもの・・・

室生犀星は 人間の絶妙な心模様を見事に詩に謳いました。

コロナが落ち着いて、何の規制も無くなって、その時 ✈️ 飛行機に乗って旅行できる体力があったら、日本に行きたいですネ…

 

 

  🌳  🌳  🌳  🌳  🌳  🌳  🌳  🌳  🌳  🌳  

  

「小景異情(その二)」 室生犀星

 

ふるさとは遠きにありて思ふもの

そして悲しくうたふもの

よしや

うらぶれて異土の乞食(かたい)となるとても

帰るところにあるまじや

ひとり都のゆふぐれに

ふるさとおもひ涙ぐむ

そのこころもて

遠きみやこにかへらばや

遠きみやこにかへらばや

 


『室生犀星は郷里の金沢に居て、東京に帰ろうとする時に詠んだ詩だそうです。

私はてっきり 故郷から遠く離れた異国にいて、帰りたいのに帰れない故郷を 懐かしく思った・・・と勝手に解釈していました。

 

室生犀星は 郷里の金沢市に帰ったけれど、母親との確執が深く 受け入れてもらえず、辛い思いを抱きつつ 故郷を去ろうとする時の心情を詩にしたのだそうです。

ふるさとを持ちながら、故郷から受け入れて貰えない……これ程 辛いことはありません。そして、ふるさとは実際に帰るところではなく、異郷にいて 想い出すところであるべきだと謳っているのです。

ある意味、思っていた以上に 哀しい歌です。』

 

「都」はおそらく 東京のこと、「みやこ」は故郷のこと。一般的にはそう言われていますが。「都」「みやこ」はともに東京という説もあり、文壇でもこの解釈は意見が分かれるそうです。微妙なんですねえ。私は前者のような気がしますけど。 _φ(・_・) ふうむ!  

 

     

コメント (6)
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