レストランの厨房の火が消えて、5ヶ月が経ちました。
レストランだけでなくカフェも、ギャルソンが コーラやカフェを乗せて運ぶトレーを 持たなくなって5ヶ月。
フランスの全飲食店が 昨年の10月末から完全に閉まって、どう数えても やはり5ヶ月です。
(※ほんの一部のレストランが、配達のみで機能しています)
(©Antony Speciale/ Lorraine Actu)大聖堂前
一昨日、3月31日、マクロン大統領の演説がテレビで放映されました。
カステックス首相が出てくる時は大変なことの兆ですが、マクロン大統領が出てくると もっと大変な「国の一大事」の時です。
昨年の春の3ヶ月にも及ぶ長いロックダウン、10月末の2回目、そして今回が3回目のロックダウンです。学校もいよいよ閉まります。
すでに3月中旬には、パリを中心に19の県がロックダウンされていましたので、ああ、いよいよ全国に広がるのか……という諦めも良く承諾するしかありません。
⚫︎19時~6時までの夜間外出禁止はすでに発令されていた通り<継続>です。
日中は、10km圏内の移動であれば証明書なしで時間無制限で可能。ただし地域を超えた移動はできません。 (10km以内でうろうろしていろ!ということ)
(©Antony Speciale/ Lorraine Actu)歩行者天国
欧州を 感染力が高く致死率も高い “英国変異株”が猛威を奮っている様です。感染者の数はフランスは日本の20倍とも聞こえてきます。この数を、フランスの病院はよく持ち堪えているなあと感心するばかりです。
マクロン大統領は「⚫︎現在7千床以上ある重篤者向け病床を、医療分野の学生、定年退職者、ボランティア等の協力を得て1万床まで増やす。」と言っています。
まさに戦争中の野戦病院を思わせる事態です。
学校が閉まり、4月3日(土)より商店も(生活必需品を扱う商店を除いて)みんな閉まります。
Photo RL /Karim SIARI (バス停の3人以外、写っているのは全てポリス、向こうの方にも。
3人に対してのコントロール、いや 多過ぎッ💧)
昔、アメリカのラッパー・Eminem(エミネム)が「マクドに行きて~~~!!!」と大声で叫んだのは有名な話(ラッパーファンの間では)ですが。
有名人が一般の場に出たらすごい騒ぎになってしまうゆえ、彼らはファーストフードにさえ入れないのです。
スターでもないのに、今の私の心境はエミネムです。🍔🧢💦
ラッパーと言えば “ハンバーガー” 、私と言えば “カフェ”です。
素敵な今風の内装のカフェも好きだし、場末の古くさい感じのカフェも好き!
外食はフランスは高いので しょっちゅうは行きませんが、でも時折は友人と家族と!大事な息抜きの場です。
ああ、レストランの厨房の火は いつ点るのやら……🔥