1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 道交法はもっと厳しくした方がいいかな。仕事柄、拙僧、高速道路を走る事が多いが、四六時中、煽り運転に遭遇する。非常に危ない。

2022-05-30 11:11:53 | 法話
読者が「最近、横柄な態度のお客が多い様な気が。店側は我慢するしかないのかな」と。「随分昔だが、GSで給油中、車外で喫煙する客に『言われんとわからんのか』と店長が。『はっ、俺は客だぞ』に対し『まともな客しか、まともに相手はせんぞ』と。拙僧、車内から右手の親指を立て、店長に。店長は、ニヤッと」と。

【追伸】
この店長さん、最初は丁寧に「煙草は危ないから」と注意を。が、一向に聞く耳持たん若者2人に最後は。さて、拙僧、月に約5000キロ、年間60000キロ(仕事)を車で走るので、ガソリンスタンドの利用は頻繁に。そこでは様々な場面に遭遇する事が。ある時、お客を結構な時間待たせた状況で、店長が店員を大声で怒鳴りまくって注意を。待たされていた男性が溜まりかね『店長さん。教育も大事だが、この場ではまず、お客が優先でしょ。それに、お客の前で従業員を怒っちゃいかん。見ていて気分のいいもんじゃない。人を褒める時は人前で、人を怒る時は人のいない所で、と店長研修で習わなかったのかい。基本だよ』とその店長さんに。見ていて拙僧、スッキリはしたが、あの従業員、後でもっと酷い目にあわないかと、心配になった。


【追伸】時折、この話を。繁華街で若者が車を数台止めて救急車の邪魔を。注意しても無視の若者のところへ極道風の男性が。静かな口調で「救急車がどれ程有難いか、お前ら、1度乗ってみるか」と。若者達は即、その場を。周囲から拍手喝采を受けた極道風の男性は照れながらどこかへ。30年前の話。




【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 直接に触れ合ってなくても、代々伝えられてきた伝統文化(歌舞伎、狂言、華道、茶道、建築など)が数多ある事のより、日本人には深みが。

2022-05-30 06:03:27 | 法話
檀家女性が「やっと雅楽師の東儀秀樹さんが世に知られる様に。お笑いの千鳥さんの番組『クセスゴ』で神奈月さんがシンバル蹴るをアドリブで手で止めたが『東儀さん面白い』と世に知れ渡り、雅楽が若い人達にも。東儀さんを『クセスゴの人』と声掛けられるは、私にとっては不本意だが。まあ、縁の入口と思えば」と。

【追伸】
この女性に「雅楽という文化に興味を持つ人が増えるは、拙僧らにとっても非常に有難い事でしてね。神社仏閣には欠かせない調べですもんね。それに、東儀秀樹さんの東儀家は凄いんでしょ。奈良時代から1300年、雅楽を世襲してきた家系とか。この東儀という苗字も聖徳太子さんが『これからは、東の儀式をお前がやってゆけ』との意味合いから付けられたとの事ですもんね。天皇家もそうですが、継承していく事の大変さを知らない人達が『天皇制はいらん』と。2000年も続いてきた歴史に、たかだか数十年しか生きてない人間が、どの面下げて文句言ってんねん、と、いつもその知識なき言葉を聞く度に思います。まあ、どの分野においても、理不尽な文句言いは、それに対する知識のない人が多いですもんな。知識がないから、的外れの文句を言うんだろうが」と。