1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えただけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2318話目】 イルカとチンパンジーが人間に近いと言われる理由は、凶暴性という事らしい。同族同士で『虐めや、殺し合い』をすると。

2021-11-25 10:13:31 | 法話
檀家高校生優秀君が「住職。何で日本は近代歴史を、学年末に早足で終わらせようとするんだろ。間違いなく平成、昭和、大正、明治の歴史の方が重要でしょ。『こうなった理由は、このしてきたから』の『こうなった理由』から逆戻りして勉強していかないと。現代人は竪穴式住居で暮らしている訳じゃないんだから」と。

【追伸】
この優秀君に「拙僧も40年以上前、高校の日本史の先生に同じ事を言った事があったかな。『近代史に時間を掛けたくない国家の事情でもあるのかな』と。最近でも、教育委員会に呼ばれて講演した時に、その事(近代から過去に向かって勉強を)を先生達に。明智光秀公1人とっても、昨今、山崎の戦いで死んではおらず、関ヶ原の戦い当日に、徳川軍に加勢の為、参陣中に川で溺死との資料が、某寺院で発見されたと。これもまた、どこまで信憑性があるのかわからんが。資料を書き残した方が、都合のいい様に記したのかも。どちらにしても現代人が、数百年前に戻って確認する訳にはいかないんだから。歴史は、ロマンの域から脱する事は未来永劫ないだろうからね。それよりも、近代の歴史の方が、より重要じゃないのかな」と。