1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2292話目】 諺に「二兎追う者は、一兎をも得ず」が。元々はローマの諺が由来。世の中の事は全て表裏一体。時に応じて、選択が大事、と。

2021-11-01 10:32:15 | 法話
知人副社長が「昨今、仕事に誇りと責任を持たない若者が増加。人より動いて上を目指そうという者が極端に減少。入社試験面接でも、給料の額よりも休みの事ばかり質問を。会社に愛着を持つどころか、如何に楽に仕事をして、自分の時間を確保出来るかに重点を。今の日本の裕福がずっと続くとでも思ってるのかな」と。

【追伸】
この知人副社長に拙僧「30年程前、檀家さんが現地の社長として某国へ。その頃の某国の社員達は、あとネジ1つ取り付ければ、製品が完成というところまできているのに、ネジを回している途中でも勤務終了のベルがなった途端、それを置いて帰るんだよね、と嘆いていましたね」「住職、今、私の会社も、それに近い状態になりつつある。怒ったら会社を辞める。優しくしたら、つけ上がる。仕事を覚えさせる前に、小、中、高で親がやっておかなきゃならんかった躾(しつけ)を、会社でやらなきゃならんが、今の状況」と。











【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2287話目】 今年最後の『そこまで委員会』で暴言、迷言、大賞が。今年も言葉の切り取りが、目立ちましたよね。いつまで、揚げ足取りを。

2021-11-01 08:03:27 | 法話
番組『そこまで委員会』で今年の総決算が。その中に、金メダルを噛んだ河村たかしさんの話が。志らくさんが『かわむらたかし、の語順を変えたら、かむからわたし(噛むから私)、になる。が、あれは前項が。名古屋城の金の鯱鉾が下された時にも噛んだと。その時には、何の批判も。彼は、味をしめたんだね」と。

【追伸】
番組『そこまで委員会』では以下の話も。五輪の時の森喜朗さんの言葉「女性が沢山入る理事会は、時間が掛かる」は「女性はきちんと議論をするから話が長くなる」と女性を評価した言葉だったのに、マスコミが言葉を切り取って『女性蔑視』と報じたが為に、皆さんがご存知の結果に。高橋洋一さんのコロナ感染拡大に対し「日本は、この程度のさざ波」発言も、各国と日本を比較したグラフを提示しながらの発言を、その言葉だけを切り取られ、結局、職務辞任を。所謂、言葉狩り。言葉だけを切り取れば、指摘出来るは数多に。例えば、女三人揃えば、かしまし娘。女々しくて、もそう、ゴールデンボンバーは歌を歌えないがな。古典落語の『芝浜』など、暴力夫に、アル中夫に、嘘つき女の話。そこだけ切り取ったら、名作落語は出来なくなる、と志らくさんが。童話では『白雪姫と7人のピー』となったと。『小人』と言ったら、差別用語だから今は『仲間達』と表現していると。何なんだ、いったい、この国は。ツイッターの字数も、切り取られる字数と、ほぼ変わらないかな。140字では、詳細説明は困難。書き手は読み手の読解力に委ねるしかない。面白いんかね、こんなくそ面白くもない世の中にしてしまって。損をしてるよね。よって拙僧は、ほんとに面白い話(炎上必至)は、講演会か、お寺の法要でしております。説明しながら、話すことが出来るからね。