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防災関連・物品・正しい情報など個人で追求している防災ブログです。備え は自分の為ではなく身近な弱者様用と考えましょう。

19 サランラップ類

2006年10月19日 | ◆生活必需品・衛生用品
【日本赤十字】献血・ボランティア・義援金
 
ラップ類はボランティアセンター内に陳列を行い次第、皆さんがすぐに持ち帰られてしまう物品でした。用途は食品の保存関連をはじめ様々でしょう。
 また、共同で炊飯を行い、おにぎり等を作る際の黄色ブドウ球菌による食中毒を避ける為の必需品です。作りだされた毒素は後から加熱しても壊れません。
 黄色ブドウ球菌の他にも被災地では便糟内の物、家畜の糞尿、農薬、下水の破壊等様々な感染源、悪要因の表土への流出、粉塵吸引、及び住民様方やボランティアの抵抗力低下、すべての日和見感染症(健康時ならかからない病気)に対し少しでも知識のある者は目を光らせ、迅速に対応出来ねばなりません。
 ラップを使う事で飯を握る際の素手でのおにぎりづくりを避けられ、更に保存時には害虫からの遮断が出来ます。皆さん当時は手は細かい傷だらけでした。ラップは皿に被せ食品を盛り付ける事で皿の洗浄を省く事も出来ます。

 ボランティアセンター内にも日本赤十字社応急救護所が築かれました
 当時その救護所を築き発災翌日から、全ての被災地区をほぼ昼夜全期間常駐巡回なさっておられました赤十字安全奉仕団新発田市分団S様に「傷の手当にはラップを使うのが一番である」と教えを頂く事が出来ました。最近では応急救護法や褥瘡
(床ずれ)治療に新しい概念が取り入れられ、その手法が大きく変化しているとの事でした。
 傷を乾燥させない 傷口を消毒しない カットバン、ガーゼ等を使わない等、今までの常識が覆るような概念です。医療の世界は私もまさに勉強中の段階であり、講習会等を通じ、私自身も知識を深めていきたいと考えております。
 赤十字安全奉仕団新発田市分団S様、新たな知識を得る機会を与えて頂きありがとうございました。

アンリ・デュナン - Wikipedia
ジュネーヴ条約 - Wikipedia

食中毒 - Wikipedia
黄色ブドウ球菌 - Wikipedia
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