蔵王

山形に行ってきた。
素晴らしい天気に恵まれ、しかも気温は20度程度で暑くもなく寒くもない。
気持ちよい休日で、気分一新できた。
写真は山形新幹線より撮影した蔵王連峰。冬になれば山頂は樹氷で覆われる。
昔、スキーの選手だったころ山形と言ったら、冬の蔵王と、初夏の月山だった。
いずれもスキーの練習の場だった。　
今、あらためてこの時期に行くと、昔見た景色とは全くことなる素晴らしい風景が見れた。
しかも、稲刈り直前であたり一面黄金色。　
空を青、山の緑、稲の黄色、見事な色のコントラストだ。

あと一ヶ月すると、この景色もすっかり変わり、山の紅葉、収穫あとの田んぼになるのだろう。　その先は、一面の銀世界かな。　あらためて日本の四季の素晴らしさに感動する。　東京のビルのジャングルの中ではまったく気が付かない世界だ。

それにしても新幹線が日本を小さくしているように感じる。

昔、スキーのために上野発23時頃の夜行特急”はつかり”とか、夜行急行”月山”とかで早朝、山形に到着、帰りは同じように早朝上野着の夜行電車だった。　それは大変な旅だったけど、今はそのような夜行電車すら消えてしまった。　

山形から東京まで３時間もかからない。　夕方まで蔵王山頂にいても、その日の夜には東京の自宅に帰れる。　忙しい世の中になる半面、色々なところにいけるようになった。　これからも旅したいものだ。

旅行中は、副作用は全く感じなかった。
温泉にも入って、美味しいもの食べて、気分一新したので、治療のことなどすっかり忘れてしまえた。