Break Time Ⅱ

coffee breakで気分転換を~♪

センス・オブ・ワンダー

2022-12-22 19:58:50 | 日記
レイチェル・カーソン (著), 上遠 恵子 (翻訳) センス・オブ・ワンダー  を読んだ。
環境保護に先鞭をつけた女性生物学者が遺した世界的ベストセラー。
センス・オブ・ワンダーとは一定の対象(SF作品、自然等)に触れることで受ける、ある種の不思議な感動、
または不思議な心理的感覚を表現する概念であり、それを言い表すための言葉である。


あらすじ<ネット参照>


地球の声に、耳を澄ませてーー。子どもたちに持続可能な社会を遺すために。
いまこそ読みたい世界的ベストセラー!
雨のそぼ降る森、嵐の去ったあとの海辺、晴れた夜の岬。
そこは鳥や虫や植物が歓喜の声をあげ、生命なきものさえ生を祝福し、
子どもたちへの大切な贈り物を用意して待っている場所……。
未知なる神秘に目をみはる感性を取り戻し、発見の喜びに浸ろう。
環境保護に先鞭をつけた女性生物学者が遺した世界的ベストセラー。
川内倫子さんの美しい写真と、半世紀たっても輝きを失わない理由を説く豪華執筆陣による解説とともに贈る。
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砂に埋もれる犬

2022-12-18 09:47:59 | 日記
桐野夏生 (著)砂に埋もれる犬  を読んだ。
ネグレクトによって家族からの愛を受けぬまま思春期を迎えた少年の魂はどこへ。
少年の周りの人を巻き込んで話は進む重たい内容。


あらすじ<ネット参照>


貧困と虐待の連鎖――。
母親という牢獄から脱け出した少年は、
女たちへの憎悪を加速させた。

ジャンルを超えて文芸界をリードする著者の新たな傑作
予定調和を打ち砕く圧倒的リアリズム!

小学校にも通わせてもらえず、日々の食事もままならない生活を送る優真。
母親の亜紀は刹那的な欲望しか満たそうとせず、同棲相手の男に媚びるばかりだ。
そんな最悪な環境のなか、優真が虐待を受けているのではないかと手を差し伸べるコンビニ店主が現れる――。

ネグレクトによって家族からの愛を受けぬまま思春期を迎えた少年の魂は、どこへ向かうのか。
その乾いた心の在りようを物語に昇華させた傑作長編小説。
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緑陰深きところ

2022-12-13 21:55:50 | 日記
遠田 潤子(著)緑陰深きところ を読んだ。
兄の許嫁と相思相愛になってどろどろしたなかで、兄がその嫁と娘と義父を殺したことから
殺意を持って旅立つ主人公を取り巻く人間模様を、もの悲しくも心揺さぶられる内容。


あらすじ<ネット参照>

兄さん、今からあんたを殺しに行くよーー。
大阪ミナミでカレー屋を営む三宅紘二郎のもとに、ある日一通の絵葉書が届いた。
葉書に書かれた漢詩に、紘二郎の記憶の蓋が開く。50年前、紘二郎の住む廃病院で起きた心中事件。
愛した女、その娘、彼女たちを斬殺した兄……人生の終盤を迎えた紘二郎は、決意を固めた。兄を殺す、と。
思い出の旧車を手に入れ、兄の住む大分日田へ向かおうとする紘二郎の前に現れたのは、
中古車店の元店長を名乗る金髪の若者・リュウだった。
紘二郎の買ったコンテッサはニコイチの不良車で危険だと言う。
必死に止めようとする様子にほだされ、紘二郎は大分への交代運転手としてリュウを雇うことに。
孫ほど年の離れた男との不思議な旅が始まった。
かつて女と暮らした町、リュウと因縁のある男との邂逅、コンテッサの故障……
道中のさまざま出来事から、明らかになってゆく二人の昏い過去。
あまりにも陰惨な心中事件の真相とは。リュウの身体に隠された秘密とはーー?
旅の果て、辿りついた先で二人の前に広がる光景に、心揺さぶられる感動作。
2020年直木賞候補となり、いま最も注目を集める作家が贈る、渾身の一冊。
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やさしい猫

2022-12-11 15:11:30 | 日記
中島 京子(著) やさしい猫 を読んだ。

好きになった彼が就労資格や「留学」及び「研修」の在留資格を有する外国人であったため
資格期限が切れた状態で結婚した家族に降りかかる入国管理制度の理不尽さを問う内容だった。



あらすじ<ネット参照>


シングルマザーの保育士ミユキさんが心ひかれたのは、八歳年下の自動車整備士クマさん。
出会って、好きになって、この人とずっと一緒にいたいと願う。
当たり前の幸せが奪われたのは、彼がスリランカ出身の外国人だったから。
大きな事件に見舞われた小さな家族を、暖かく見守るように描く長編小説。
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闇祓

2022-12-05 21:48:39 | 日記
辻村 深月(著)闇祓 を読んだ。

最初は陰気くさい内容で好みではないと感じたが
読み進むうちに、どの話も最後は繋がっていて、ホラーに似た感覚を覚えた。



あらすじ<ネット参照>


「うちのクラスの転校生は何かがおかしい――」
クラスになじめない転校生・要に、親切に接する委員長・澪。
しかし、そんな彼女に要は不審な態度で迫る。
唐突に「今日、家に行っていい?」と尋ねたり、家の周りに出没したり……。
ヤバい行動を繰り返す要に恐怖を覚えた澪は憧れの先輩・神原に助けを求めるが――。
身近にある名前を持たない悪意が増殖し、迫ってくる。一気読みエンタテインメント!
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