Break Time Ⅱ

coffee breakで気分転換を~♪

等伯 上・下

2022-03-26 11:48:17 | 日記
安部 龍太郎 (著) 等伯 上・下 直木賞受賞 を読んだ。
長谷川等伯の波瀾万丈な人生とそこに影響する時代背景。
面白くのめり込んで読んだ作品



あらすじ<ネット参照>

能登七尾の畠山家に仕える武士の家に生まれた信春は、10歳で長谷川家の養子になる。
養父は絵師でもあり、信春も若いころから絵仏師として名声を得ていた。
だが信春は地方の絵仏師で埋もれるつもりはなく、京に出て天下一の絵師になるという野望を持っていた。
そんな折、畠山家の内紛に巻き込まれて養父母を失い、妻子を連れて生まれ故郷を出る。
そうして各地を転々とし、信長との確執もありながらついには洛中で絵師として身を立てる。
だがその後も、狩野永徳との対立、心の師と仰ぐ千利休の自刃、息子の死など、次々と悲劇が信春を襲う。
そうして彼がたどりついたのが、六曲一双の「松林図屏風」だった――。
長谷川等伯の誕生を骨太とに描いた傑作長編。
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素晴らしき家族旅行 上下

2022-03-21 19:03:11 | 日記
林 真理子 (著)素晴らしき家族旅行 上下  を読んだ。
一回り上の奥さんを貰って、実家との確執や祖母介護など。
問題多発の人間模様が面白かった。



あらすじ<ネット参照>

4歳の時、赴任先の博多で12歳年上の人妻・幸子と駆け落ちの末、結婚した菊池忠紘。
それから約10年、祖父母の介護を引き受けることになった忠紘は、
幸子と子ども二人を連れて実家に戻る。そこには、何やら二人だけが知らない"家の事情"が潜んでいた。
妻・幸子と、潔癖症の母・房枝の嫁姑問題、祖父母の介護、介護......
こじれにこじれた菊池家のパンドラの箱が今開く!

突然始まった介護と実家での同居。長男・忠紘は祖父母、両親と、年上の愛妻幸子との間で右往左往する。
そんな折り、妹の久美子に玉の輿のチャンスが到来。
ところがこれが原因で、忠紘は実家と絶縁を宣言することに......。切実・鋭利なのにどこか温かい。
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この本を盗む者は 

2022-03-18 17:47:24 | 日記
深緑 野分(著)この本を盗む者は  【2021年本屋大賞ノミネート作品】を読んだ。
ファンタジックミステリーの内容で、アニメにすれば面白いかもと感じたが
私には余り入り込めない内容だった。



あらすじ<ネット参照>

「ああ、読まなければよかった! これだから本は嫌いなのに!」
書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。
父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。
ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。
“この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる”
本の呪いが発動し、街は侵食されるように物語の世界に姿を変えていく。
泥棒を捕まえない限り世界が元に戻らないと知った深冬は、
探偵が銃を手に陰謀に挑む話や、銀色の巨大な獣を巡る話など、様々な本の世界を冒険していく。
やがて彼女自身にも変化が訪れて――。
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ドライブインまほろば

2022-03-16 23:30:47 | 日記
遠田 潤子(著)ドライブインまほろば を読んだ。
虐待に次ぐ虐待で義父を殺して逃げてきた子供とその妹に関わって
自らの人生をも見つめ直す感動長編小説だった。


あらすじ<ネット参照>

山深い秘境を走る旧道沿いにぽつんと佇む「ドライブインまほろば」。
店主の比奈子が一人で切り盛りする寂れた食堂に、突然男の子が幼い妹を連れて現われた。
憂と名乗る少年は「夏休みが終わるまでここに置いてください」と必死に懇願する。
困惑する比奈子だが、事故で亡くした愛娘の記憶が甦り、逡巡しながらも二人を受け入れてしまう。
その夜更け、比奈子は月明かりの下で激しく震え嗚咽する憂に気付いた。
憂は、義父を殺し逃げてきたことを告白し――。
「生きる意味」を問い、過酷な人生に光を灯す感動長編。
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自転しながら公転する

2022-03-14 21:52:45 | 日記
山本 文緒(著) 自転しながら公転する 【中央公論文芸賞受賞作! 】【島清恋愛文学賞受賞作! 】を読んだ。
なかなか答えの見つからない生活を送り、悩みながら人生を決断していく彼女の葛藤を描いていた長編小説。



あらすじ<ネット参照>

東京で働いていた32歳の都は実家に戻り、地元のモールで店員として働き始めるが…。
恋愛、家族の世話、そのうえ仕事もがんばるなんて、そんなの無理!
答えのない問いを生きる私たちをやさしく包む物語。
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