告解

薬丸 岳 (著) 告解　を読んだ。
内容が濃く、心が震える場面が何度もあって、一気読みでした。



あらすじ＜ネット参照＞

飲酒運転中、何かに乗り上げた衝撃を受けるも、恐怖のあまり走り去ってしまった大学生の籬翔太。
翌日、一人の老女の命を奪ってしまったことを知る。自分の未来、家族の幸せ、恋人の笑顔―。
失うものの大きさに、罪から目をそらし続ける翔太に下されたのは、懲役四年を超える実刑だった。
一方、被害者の夫である法輪二三久は、“ある思い”を胸に翔太の出所を待ち続けていた。
贖罪の在り方を問う、慟哭の傑作長編。

あなたのための誘拐

知念実希人 (著) あなたのための誘拐　　を読んだ。
長編ミステリーで一気読み．ただ最後が腑に落ちないけど。


あらすじ＜ネット参照＞

「ハヤクボクヲミツケテ」女子中学生を誘拐した謎の犯罪者“ゲームマスター”が課した“ゲーム”に失敗、
被害者を死なせてしまったことで、警視庁特殊班の刑事上原真悟は職も家族も失った。
それから四年、再びゲームマスターを名乗る誘拐犯が現われる。
被害者は女子高校生、身代金は五千万円、警察への通報も指示されたという。
そして要求はもう一つ、交渉役は上原真悟にすること―。
「ずっと君とまたゲームがしたかったんだよ」と嘯く犯人に、
真悟は失いかけていた刑事魂を燃えたぎらせるが…。

プラナリア

山本 文緒　著　プラナリア 直木賞受賞 を読んだ。

どの短編も斜に構えた女性の視点が面白かった。


あらすじ＜ネット参照＞

どうして私はこんなにひねくれているんだろう―。
乳がんの手術以来、何もかも面倒くさく「社会復帰」に興味が持てない25歳の春香。
恋人の神経を逆撫でし、親に八つ当たりをし、バイトを無断欠勤する自分に疲れ果てるが、出口は見えない。
現代の“無職”をめぐる心模様を描いて共感を呼んだベストセラー短編集。

宮廷の道化師たち

アヴィグドル・ダガン (著) 千野 栄一 他 (翻訳), 宮廷の道化師たち　を読んだ。
極限の生死との狭間で四人の道化師たちの運命を赤裸々に描いていた。


あらすじ＜ネット参照＞

「世界にただこのことを忘れさせないために、生き残りたいと願った…」
強制収容所の最高司令官の“館”の道化師として生きのびた4人の男達の運命。
淡々と、シンプルに、しかしながら深く、衝撃的な恐ろしい歴史的事実が暴かれてゆく。
「人間は皆この地上での神の宮廷道化師にすぎないのか?」復讐のための長い彷徨は、
この問に「否!」と確信する宇宙的な美しい答に辿り着く。
人間性への信頼を回復する哲学的歴史ドラマ。

FACTFULNESS（ファクトフルネス）

ハンス・ロスリング, オーラ・ロスリング他著　FACTFULNESS（ファクトフルネス）
10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣　　を読んだ。

私たちが如何に間違った知識を信じ込んで暮らしているのかを色々な角度から教えてくれる一冊だった。


あらすじ＜ネット参照＞　　　2020年間ベストセラー【1位】ビジネス書

ここ数十年間、わたしは何千もの人々に、
貧困、人口、教育、エネルギーなど世界にまつわる数多くの質問をしてきた医学生、
大学教授、科学者、企業の役員、ジャーナリスト、政治家―ほとんどみんなが間違えた。
みんなが同じ勘違いをしている。
本書は、事実に基づく世界の見方を教え、とんでもない勘違いを観察し、学んだことをまとめた一冊だ。