まつらひ

村山 由佳(著) まつらひ　を読んだ。

短編集だがどれも感情豊かな作品だった。


あらすじ＜ネット参照＞

農家に嫁いだ舞桜子は、龍神まつりが近づくと夫と激しく交わる夢を見る。
隠された忌まわしい事実とは――傑作短編集。

)彼岸花が咲く島

李 琴峰 (著)彼岸花が咲く島 【第165回 芥川賞受賞作!】を読んだ。
言葉の意味を理解するのに時間のかかる内容だった。


あらすじ＜ネット参照＞

記憶を失くした少女が流れ着いたのは、ノロが統治し、男女が違う言葉を学ぶ島だった――。
不思議な世界、読む愉楽に満ちた中編小説。

つるかめ助産院

小川糸(著）つるかめ助産院　を読んだ。
ぐっとくる話に引き込まれて一気読みした。


あらすじ＜ネット参照＞

夫が姿を消して傷心のまりあは、
一人訪れた南の島で助産院長の鶴田亀子と出会い、予想外の妊娠を告げられる。
家族の愛を知らずに育った彼女は新しい命を身ごもったことに戸惑うが、
助産院で働くベトナム人のパクチー嬢や産婆のエミリー、旅人のサミーや妊婦の艶子さんなど、
島の個性豊かな仲間と美しい海に囲まれ、少しずつ孤独だった過去と向き合うようになりー。
命の誕生と再生の物語。

陽炎

新田 次郎 (著) 陽炎 を読んだ。
大活字本シリーズの新作がでていた。
時代小説短編集に時を忘れて読みふけった。



あらすじ＜ネット参照＞

織田信長にまつわる逸話「信長の悪夢」北条早雲の密偵の悲劇「北条早雲秘録」
鼠小僧の異聞「着流し同心」「流された人形」子供達の伊勢参りの裏話「ぬけ参り」
陰間茶屋が舞台の復讐劇「筍茶屋」大火事をめぐるミステリー「天狗火事」
そして大名屋敷内の愛憎劇を描いた表題作「陽炎」の佳品８篇を収めた時代小説短編集。

曲亭の家

西條奈加 (著) 曲亭の家　を読んだ。
主人公の勝ち気な姿と嫁いだ家の家風、その狭間で奮闘する姿を描いている。


あらすじ＜ネット参照＞

当代一の人気作家・曲亭(滝沢)馬琴の息子に嫁いだお路。
作家の深い業にふり回されながらも己の道を切り開いていく。