Break Time Ⅱ

coffee breakで気分転換を~♪

「童石」をめぐる奇妙な物語

2017-01-26 22:48:35 | 日記
深津 十一 (著) 「童石」をめぐる奇妙な物語 第11回『このミステリーがすごい! 』大賞優秀賞受賞作! を読んだ。

最初から最後まで奇矯な物語に突き動かされて、のめり込んでしまった。





あらすじ(ネット参照)

自分が死んだら遺体の口に石を入れ、火葬後にそれを回収し、ある人物に届けて欲しい―。
祖母の遺言を引き受けた高校生の木島耕平は、届け先で風変わりな老人・林に出会う。
石コレクターである林は、耕平が作った「死人石」に喜ぶが、祖母のことは記憶にないという。
林に興味を抱いた耕平と生物教師のナオミは、とある石の捜索を依頼した。
同じ頃、三重県の山中で人体の一部が埋め込まれた“童石”が発掘され―。
祖母の遺言の意味、林が石を集める理由など、奇妙な石をめぐる、時空を超えた物語の結末とは。
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六番目の小夜子

2017-01-22 16:30:10 | 日記
恩田 陸 著 「六番目の小夜子」を読んだ。

高校三年債最後の学園祭で以前から引き継いでいる不思議な習慣をもとに起きる様々な怪奇現象や、友情の話など、引き込まれる内容だった。




あらすじ(ネット参照)

津村沙世子――とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。
三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。
学園生活、友情、恋愛。
やがては失われる青春の輝きを美しい水晶に封じ込め、漆黒の恐怖で包みこんだ、伝説のデビュー作。
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夜のピクニック

2017-01-15 10:28:54 | 日記
恩田 陸 (著)「夜のピクニック」 第2回本屋大賞、第26回吉川英治文学新人賞 を読んだ。

高校の行事「歩行祭」を通して、二人の主人公とそれを取り巻く人間模様。
映画にもなっただけあって、映像が目に浮かぶ、内容だった。



あらすじ(ネット参照)

全校生徒が24時間かけて80kmを歩く高校の伝統行事「歩行祭」。
3年生の甲田貴子は、最後の歩行祭、1年に1度の特別なこの日に、自分の中で賭けをした。
それは、クラスメイトの西脇融に声を掛けるということ。
貴子は、恋心とは違うある理由から西脇を意識していたが、一度も話をしたことがなかった。
しかし、ふたりの不自然な様子をクラスメイトは誤解して…。
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中庭の出来事

2017-01-13 14:01:41 | 日記
恩田陸 著第20回(2007年) 山本周五郎賞受賞 「中庭の出来事」を読んだ。

前回の作品に惹かれて今回選んだ作品はクルクル変わる場面にとても作者についていけなくて
こんがらがり乍ら読み進んだ。
最後まで読んでも、分かったような分からないような・・・(笑)





あらすじ(ネット参照)

瀟洒なホテルの中庭で、気鋭の脚本家が謎の死を遂げた。
容疑は、パーティ会場で発表予定だった『告白』の主演女優候補三人に掛かる。
警察は女優三人に脚本家の変死をめぐる一人芝居『告白』を演じさせようとする――という設定の戯曲『中庭の出来事』を執筆中の劇作家がいて……。
虚と実、内と外がめまぐるしく反転する眩惑の迷宮。
芝居とミステリが見事に融合した山本周五郎賞受賞作。
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蜜蜂と遠雷

2017-01-11 12:58:17 | 日記
恩田 陸 著 蜜蜂と遠雷 を読んだ。

まったくクラシックそれもピアノのことには何の知識も持たない私でさえ
のめり込んしまう情熱的な内容、しかも音楽をあらゆる言葉や風景などの描写を使って表しているところがすごいと思った。




あらすじ(ネット参照)


俺はまだ、神に愛されているだろうか?

ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。

3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。
「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、
覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。
養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年・風間塵15歳。
かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、
長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。
音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。
完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。
彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。
第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?
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