Break Time Ⅱ

coffee breakで気分転換を~♪

コメンテーター

2024-08-19 16:33:22 | 日記
奥田 英朗 (著) コメンテーター を読んだ。「直木賞受賞」
型破りな精神科医に関わった人たちと患者達、そのどれもが面白かった。








あらすじ<ネット参照>


低視聴率にあえぐワイドショーのスタッフの圭介は、
母校のつてで美人精神科医をコメンテーターとしてスカウトしようとする。
が、行き違いから伊良部とマユミが出演することに。
案の定、ふたりは放送事故寸前のコメントを連発するが、
それは暴言か、はたまた金言か!?
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なれのはて

2024-08-17 16:56:17 | 日記
加藤 シゲアキ (著) なれのはて を読んだ。
第170回直木賞候補作
とても内容の濃い満足度の高い一冊だった。



あらすじ<ネット参照>


一枚の不思議な「絵」から始まる運命のミステリ。
生きるために描く。それが誰かの生きる意味になる。

ある事件をきっかけに報道局からイベント事業部に異動することになったテレビ局員・守谷京斗(もりや・きょうと)は
、異動先で出会った吾妻李久美(あづま・りくみ)から、
祖母に譲り受けた作者不明の不思議な絵を使って「たった一枚の展覧会」を企画したいと相談を受ける。
しかし、絵の裏には「ISAMU INOMATA」と署名があるだけで画家の素性は一切わからない。二人が謎の画家の正体を探り始めると、
秋田のある一族が、暗い水の中に沈めた業に繋がっていた。

1945年8月15日未明の秋田・土崎空襲。
芸術が招いた、意図しない悲劇。
暴走した正義と、取り返しのつかない後悔。
長年秘められてきた真実は、一枚の「絵」のミステリから始まっていた。

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よき時を思う

2024-08-13 19:31:06 | 日記
宮本 輝 (著) よき時を思う を読んだ。
読んでいて心温まる内容だった。



あらすじ<ネット参照>



いつか、愛する者たちを招いて晩餐会を――
九十歳の記念に祖母が計画した、一流のフレンチシェフと一流の食材が織りなす、豪華絢爛な晩餐会。
子どもたち、孫たちはそれぞれの思いを胸にその日を迎える。
徳子おばあちゃんは、なぜ出征が決まった青年と結婚したのか?
夫の戦死後、なぜ数年間も婚家にとどまったのか?
そしてなぜ、九十歳の記念に晩餐会を開くことにしたのか?
孫の綾乃は祖母の生涯を辿り、秘められた苦難と情熱を知る――。
一人の命が、今ここに在ることの奇跡が胸に響く感動長編!
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若い男/もうひとりの娘

2024-08-09 15:01:13 | 日記
アニー・エルノー (著), 堀 茂樹 (翻訳) 若い男/もうひとりの娘 を読んだ。
持って回った表現で、自分の中の思いを消化しているように感じた内容



あらすじ<ネット参照>


ノーベル賞作家のエッセンス! 親子ほど年の離れた男との熱愛、自らの誕生につながった姉の死の秘密―
―生と性と死を書き続けて半世紀となる著者の最新作ふくむ2篇所収。
「若い男」――30歳近く年下の男との恋愛にのめり込む「私」。
彼の若さがもたらす快楽を味わい、その激しい嫉妬を悦ぶ。二人の欲望は高まり、やがて……。
「もうひとりの娘」――親の愛を独
占できる一人っ子だと思い込んでいた幼い頃の「私」。
だが、自分が生まれる前に亡くなった姉がいたことを盗み聞きしてしまう。
姉の影は「私」の人生につきまとい……。
個人的な記憶を掘り起こしながら、社会的な抑圧と不平等を明らかにし、
2022年にノーベル文学賞を受賞したアニー・エルノー。その半世紀にわたる作家活動の精華を示す作品集。
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同志少女よ、敵を撃て

2024-08-06 14:26:12 | 日記
逢坂 冬馬 (著) 同志少女よ、敵を撃て を読んだ。

【2022年本屋大賞受賞! 】
キノベス! 2022 第1位、2022年本屋大賞ノミネート、第166回直木賞候補作、第9回高校生直木賞候補作

戦争の話は胸が痛くて敬遠したいが、一人の少女の関わり方に衝撃を受けた内容。



あらすじ<ネット参照>


独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。
急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。
自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。
「戦いたいか、死にたいか」――そう問われた彼女は、イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。
母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するために。
同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、
やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かう。
おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵"とは?
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