Break Time Ⅱ

coffee breakで気分転換を~♪

一人称単数

2020-11-24 21:28:54 | 日記
村上春樹 著  一人称単数  を読んだ。
8作からなる短篇小説集で久しぶりに村上ワールドの魅力に染まった。



あらすじ<ネット参照>

「一人称単数」とは世界のひとかけらを切り取る「単眼」のことだ。
しかしその切り口が増えていけばいくほど、「単眼」はきりなく絡み合った「複眼」となる。
そしてそこでは、私はもう私でなくなり、僕はもう僕でなくなっていく。
そして、そう、あなたはもうあなたでなくなっていく。そこで何が起こり、何が起こらなかったのか?
「一人称単数」の世界にようこそ。
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太陽はひとりぼっち

2020-11-23 17:49:12 | 日記
鈴木 るりか (著)  太陽はひとりぼっち を読んだ。
さよなら、田中さんの続編で楽しく読めました。


あらすじ<ネット参照>

寂しい?太陽は、いつもひとりぼっちだ…
デビュー作『さよなら、田中さん』の田中花実母娘が帰ってきた!
新高校生作家となって初の新作書き下ろし。
笑って笑ってホロッと泣ける本格小説・全3編。
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夏の裁断

2020-11-20 15:10:47 | 日記
島本 理生 (著) 夏の裁断 を読んだ。

余り共感できない内容だった。


あらすじ<ネット参照>
小説家の千紘は、編集者の柴田に翻弄され苦しんだ末、
ある日、パーティ会場で彼の手にフォークを突き立てる。
休養のため、祖父の残した鎌倉の古民家で、蔵書を裁断し「自炊」をする。
四季それぞれに現れる男たちとの交流を通し、抱えた苦悩から解放され、変化していく女性を描く。
書き下ろし三篇を加えた文庫オリジナル。

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満月の道

2020-11-17 09:26:56 | 日記
宮本 輝 (著) 満月の道 (流転の海 第7部) を読んだ。
一家がたどる人生をドラマを見ているように描かれていた。



昭和三十六年。
六十五歳を目前にした松坂熊吾は中古車販売業を着実に展開させ、往時の覇気が甦りつつあった。
息子・伸仁は父の背を追い抜き、絵画を愛する健やかな少年へと成長した。
妻の房江はアルコールから抜け出せずにいたが、
大阪最大の駐車場管理を続けながら生きる歓びを見出している。
そう、たしかに一家に未来は拓きかけていた。熊吾が博美と再会するまでは―。

質の悪い情夫と別れられないでいる森井博美と再会し、
不本意ながらその手切金の金策に奔走することになる。
仕入担当の黒木は「ハゴロモ」の不自然な入出金の動きを嗅ぎ取った……。
運命という奔流は抗いようもなく大きく旋回しはじめる。
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さよなら、田中さん

2020-11-12 21:03:22 | 日記
鈴木 るりか (著) さよなら、田中さん 「12歳の文学賞」史上初3年連続大賞受賞 を読んだ。

ほのぼのとした中にホロッとする内容で小学生にしてこの文章、圧倒させられた。



田中花実は小学6年生。
ビンボーな母子家庭だけれど、底抜けに明るくたくましいお母さんと、
毎日大笑い、大食らいで生きている。
この母娘を中心とした日常の事件を時に可笑しく、
時にはホロッと泣かせる筆致で鮮やかに描ききる。
「12歳の文学賞」史上初3年連続大賞受賞。5編からなる連作短編集。
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