Break Time Ⅱ

coffee breakで気分転換を~♪

最後の巡礼者  下

2021-08-19 23:54:16 | 日記
ガード・スヴェン (著), 田口俊樹 (翻訳) 最後の巡礼者 下 を読んだ。
「ガラスの鍵賞」「リヴァートン賞」「マウリッツ・ハンセン新人賞」受賞
最後まで謎の多い結末に翻弄された。


あらすじ<ネット参照>


錯綜する現代と過去の殺人事件をノルウェー警察本部のベテラン刑事が追う
真相が明かされても話のさきは読めない精妙巧緻の倒叙ミステリ

二〇〇三年六月八日、第二次世界大戦の英雄カール・オスカー・クローグの死体が自宅で発見された。
ノルウェー貿易相まで登り詰めた老人は鳥のくちばしにつつかれたように切り刻まれ、犯人に強い殺意があったのは明らかだ。
だが、手掛かりは凶器――ナチスの鉤十字が刻まれたナイフしかない。
警察本部では犯人像を見いだせず、捜査は行き詰まってしまう。
そんな中、トミー・バーグマン刑事は二週間前に発見された三体の白骨死体との関連性を見出す。
戦時中に殺された三人は、親ナチ派のノルウェー人実業家グスタフ・ランデの娘のセシリア、婚約者のアグネス・ガーナーとメイドだった。
彼女たちはグスタフの近親者ゆえにクローグらレジスタンスの標的にされ、粛清された三人の縁者が復讐のためにクローグを殺した。
そう推理したバーグマンは、六十余年前の事件の真相に挑む決意を固める。
一九三九年八月、アグネス・ガーナーは自らの手で愛犬を殺した。
それがイギリス諜報部の最後の試験だったからだ。
どうしてこんなことができるのか、自分でもわからない。確かなことは、ナチスを倒さねばならないということだけだ。
その決意を胸にアグネスは故郷ノルウェーへ帰還する。
人生を狂わせる運命の出会いが待ち構えていることも知らずに……。

――北欧のミステリ賞で三冠を成し遂げた警察小説の傑作、

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