Break Time Ⅱ

coffee breakで気分転換を~♪

完全なる白銀

2024-05-22 21:25:39 | 日記
岩井 圭也 (著) 完全なる白銀 を読んだ。
写真家になった彼女とアラスカで知り合った二人の女性。登山家になって無くなった一人の友人を探しに
残った二人がアラスカ最高峰に挑む山岳小説。



あらすじ<ネット参照>


写真家として活動する藤谷緑里はアラスカに向かっていた。シーラと北米最高峰デナリに挑むためだ。
緑里とシーラの旧友、リタ・ウルラクは新鋭の女性登山家として名を馳せていた。リタとシーラの故郷、
サウニケは北極海に面した小さな島だが、90年代後半から地球温暖化の影響で海に浸食されている。
このままでは島は海に沈む――そんな故郷の危機を世界に知らしめる。
それがリタが登山家として名を上げようとした理由だった。だがリタは冬季デナリ単独行に挑み、
下山途中に消息を絶ってしまう。頂上から「完全なる白銀」を見た――という言葉を残して。
行方不明となったあと、リタの言動を疑ったマスコミは彼女を<冬の女王>ではなく<詐称の女王>と書き立てた。
緑里とシーラは、リタが登頂した証を求めるべくデナリに挑むことに。だが世界最難関の山への登攀は、
一筋縄にはいかない。ブリザード、霧、荷物の遺失、高度障害……二人の信頼関係も揺らぐ。
さまざまな困難を乗り越え、北米大陸で最も高い地へ手を伸ばす緑里。その先に見えたものとは。
極限の高地だけでなく、社会でも闘う女性たちを描きだす、気鋭の著者の新境地。

コメント
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