Break Time Ⅱ

coffee breakで気分転換を~♪

#真相をお話しします

2024-08-29 22:19:44 | 日記
結城 真一郎 (著) #真相をお話しします を読んだ。 
本屋大賞ノミネート
5編、それぞれの物語が衝撃的であっという間に読んでしまった。




あらすじ<ネット参照>




家庭教師の派遣サービス業に従事する大学生が、とある家族の異変に気がついて……(「惨者面談」)。
不妊に悩む夫婦がようやく授かった我が子。しかしそこへ「あなたの精子提供によって生まれた子供です」
と名乗る別の〈娘〉が現れたことから予想外の真実が明らかになる(「パンドラ」)。
子供が4人しかいない島で、僕らはiPhoneを手に入れ「ゆーちゅーばー」になることにした。
でも、ある事件を境に島のひとびとがやけによそよそしくなっていって……(「#拡散希望」)など、
昨年「#拡散希望」が第74回日本推理作家協会賞を受賞。
そして今年、第22回本格ミステリ大賞にノミネートされるなど、
いま話題沸騰中の著者による、現代日本の〈いま〉とミステリの技巧が見事に融合した珠玉の5篇を収録。
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ともぐい

2024-08-29 22:11:05 | 日記
河﨑 秋子 (著) ともぐい 第170回直木賞受賞作 を読んだ。
猟師というより獣そのものの嗅覚で獲物と対峙する男と穴持たずの熊
盲目の少女と時代の変化、それぞれの人生が狂わされていく悲哀の籠もった内容。



あらすじ<ネット参照>


明治後期の北海道の山で、猟師というより獣そのものの嗅覚で獲物と対峙する男、熊爪。
図らずも我が領分を侵した穴持たずの熊、蠱惑的な盲目の少女、ロシアとの戦争に向かってきな臭さを漂わせる時代の変化……
すべてが運命を狂わせてゆく。人間、そして獣たちの業と悲哀が心を揺さぶる、
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コメンテーター

2024-08-19 16:33:22 | 日記
奥田 英朗 (著) コメンテーター を読んだ。「直木賞受賞」
型破りな精神科医に関わった人たちと患者達、そのどれもが面白かった。








あらすじ<ネット参照>


低視聴率にあえぐワイドショーのスタッフの圭介は、
母校のつてで美人精神科医をコメンテーターとしてスカウトしようとする。
が、行き違いから伊良部とマユミが出演することに。
案の定、ふたりは放送事故寸前のコメントを連発するが、
それは暴言か、はたまた金言か!?
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なれのはて

2024-08-17 16:56:17 | 日記
加藤 シゲアキ (著) なれのはて を読んだ。
第170回直木賞候補作
とても内容の濃い満足度の高い一冊だった。



あらすじ<ネット参照>


一枚の不思議な「絵」から始まる運命のミステリ。
生きるために描く。それが誰かの生きる意味になる。

ある事件をきっかけに報道局からイベント事業部に異動することになったテレビ局員・守谷京斗(もりや・きょうと)は
、異動先で出会った吾妻李久美(あづま・りくみ)から、
祖母に譲り受けた作者不明の不思議な絵を使って「たった一枚の展覧会」を企画したいと相談を受ける。
しかし、絵の裏には「ISAMU INOMATA」と署名があるだけで画家の素性は一切わからない。二人が謎の画家の正体を探り始めると、
秋田のある一族が、暗い水の中に沈めた業に繋がっていた。

1945年8月15日未明の秋田・土崎空襲。
芸術が招いた、意図しない悲劇。
暴走した正義と、取り返しのつかない後悔。
長年秘められてきた真実は、一枚の「絵」のミステリから始まっていた。

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よき時を思う

2024-08-13 19:31:06 | 日記
宮本 輝 (著) よき時を思う を読んだ。
読んでいて心温まる内容だった。



あらすじ<ネット参照>



いつか、愛する者たちを招いて晩餐会を――
九十歳の記念に祖母が計画した、一流のフレンチシェフと一流の食材が織りなす、豪華絢爛な晩餐会。
子どもたち、孫たちはそれぞれの思いを胸にその日を迎える。
徳子おばあちゃんは、なぜ出征が決まった青年と結婚したのか?
夫の戦死後、なぜ数年間も婚家にとどまったのか?
そしてなぜ、九十歳の記念に晩餐会を開くことにしたのか?
孫の綾乃は祖母の生涯を辿り、秘められた苦難と情熱を知る――。
一人の命が、今ここに在ることの奇跡が胸に響く感動長編!
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