よもやまカンボジア

カンボジアの日本語学校で起こった不思議な出来事を…。

おいしい飴

2006-08-18 09:20:19 | Weblog
このブログもなぜか食べ物ネタばかりになってしまっているが、今日もまたもや食べ物ネタをひとつ。学生が夏休みにドイツへ行って来ておみやげにもらった飴。たぶん日本でもソニープラザや輸入菓子を置いてある店にはあるような気がするが、ここカンボジアで食べるとおいしさ倍増。とにかくおいしかった。日本にはおいしい飴がたくさんあるからあまり感動しないのかもしれないけれど、カンボジアではスーパーでいろいろな飴をためしてみても、いまいちお気に入りがみつからなかったので、この飴はひさびさのヒット。一日ひとつと思いつつもついついまたもうひとつ。学生のお気に入りはストロベリーとのことだが、ほかのフレーバーもなかなか。日本でもぜひ買いたいと思う。

郵便受け(郵便箱)増えてます

2006-08-17 10:55:50 | Weblog
学校の近くは、最近やっと開発されつつある住宅街。数ヶ月前に引っ越してきたときは、まだ道も舗装されていなかったが、最近まわりにどんどん新しい家が建ち始めている。ここだけでなく、プノンペン全体がいまや住宅の建設ラッシュで、不動産は空前のバブルである。家賃収入で食べている人も少なくない。一昔前に安くかった家がかなりの値上がりを見せて、儲かっている人あり、先を見越して投資する人ありで、いまやプノンペンの住宅はかなりの値段。。。

さて、学校の近くの最近できたばかりの家々を見ていて思ったことがひとつ。なんと家の前に小さなかわいい郵便受けがあるではないか!!!これはけっこう驚きだった。カンボジアはまだまだ郵便事情も悪く、というかほとんど郵便を必要としない人々なので、今まで家のポストなんてほとんど見たことがなかった。まあ、配達される郵便物がないのだから必要ないのだが。地方に手紙や荷物を送るのも郵便局より、バス会社に頼んだほうがはるかに早く、確実。市内だったらバイクタクシーに頼めばすぐ。バイク便状態である。

しかし、新しい家々をよく見ると、門の前にかわいいポストがちょこんとついている。箱には大きく住所も書かれていて、なかなかわかりやすい感じ。まあ、手紙は来なくても、今までも電話や水道、電気なんかの領収書は配達されているから、それに使うのだろうか・・・?プノンペンもだんだん進化しているようだ。

シンガポール料理フェア

2006-08-13 21:54:51 | Weblog
私がいちばんプノンペンで好きな高級ホテル、ラッフルズでシンガポール料理フェアをやっていたので、いってきました。なんでもシンガポールのラッフルズからシェフが来たようでなかなか本格的。ラッフルズのバフェは高いからしょっちゅうは行けないけど、前菜とデザートが充実していて私のプノンペンでの一番のお気にいり。

今日はシンガポールフェアの最終日。シンガポールスリングもサービスです!昨日の晩も飲んだので、昼から迎え酒のようですが、赤い素敵なカクテルはなかなか美味。料理もいつものメニューとはまた違っておいしかった!私はもともと食に興味ありで、食べ物の好みがあう友達と、かつて東京でわざわざシンガポール料理レストランを探していったことがある。東京でもたしかまともなシンガポール料理の専門店はひとつか、ふたつ。シンガポールは多民族国家らしく、料理もインドあり、中華アリでさまざまで、私好み。カンボジアでもマレーシア料理のおいしい店がひとつ、そして、まだいったことがありませんがおいしいシンガポール料理店があるようなので、行ってみなくては。

それにしても、設備のととのったホテルでゆっくり食べるランチは最高。女4人でしゃべり、食べつづけた3時間。ひさびさにハイナンチキンライスも食べて満足満足。でも、やはりデザートはまだまだ食べたいものがあったが、途中で断念。昔だったらもっと食べれたのだけど、やっぱり年とともにビュッフェは食べる量が落ちるようだ。次回にまた期待!

ロマンチックな曲をお願いします

2006-08-12 16:02:55 | Weblog
授業もかねて、日本の歌をやったりするのだが、こちらで人気の曲といえば、日本の古い歌謡曲ばかり。どれくらい古いかというと、私がこっちに来て初めて聞いた日本のカバー曲は小林幸子の「もしかして」。ちゃんと男女のかけあいになっていた。

日本の最新ポップスが入る香港や台湾などと違い、こちらの学生には日本の歌手はまったく未知の世界。SMAPだって知らない。デパートのCDコーナーに行くと中国系経由で浜崎あゆみ、宇多田ヒカル、大塚愛などのCDはいくつか手に入るが、カンボジア人に知名度はいまいち。ただし、歌手を知らなくても、カンボジア語でカバーしている曲はけっこう知られている。まあ、ほとんどが古い曲で、比較的新しい曲といえば唯一宇多田ヒカルの「First Love」のみ。これは1年ぐらい前にかなりはやって、FMラジオでは日本語版もかかっていた。

とはいえ、授業でリクエストにこたえて「First Love」をやったものの、歌うとなると難しすぎるようで、人気はいまいち。学生にいわれてやった曲で好評だったカンボジア語のカバー曲はなんと沢田研二の「ときのすぎゆままに」。私もオンタイムでは聞いていないし、歌詞を探すのも大変。当然新卒で入ってきた若い先生は全然しらない曲である。学生には好評でしばらくみんな口ずさんでいたが、もう少し、違う歌はないものかと途方にくれる。最近はクメールヒップホップなども流行っているので、日本のヒップホップを聞きたいなどといわれて、日本の友人たちに送ってもらった最近の日本の歌手のCDを貸したりするのだが、反応はいまいちで、学生がいうのは決まって「新しくて、テンポがゆっくりで、ロマンチックな曲を貸してください」。いったいどんなCDを貸せばいいのやら。

生徒が巣立つとき

2006-08-12 16:01:51 | Weblog
開校当時から勉強を続けてきた学生が、家庭の事情で今年いっぱいで日本語の勉強をやめるといってきた。残念なかぎりだが、こればかりは仕方ない。まだ若い彼らの学費を出しているのは両親や兄弟など。やはりその支援がなくては勉強を続けるわけにもいかない。残念なことであるが、これも仕方ない。3年前、まだ学生数が一桁だった当時、あいうえおもあいさつも何も知らないで入ってきた彼女も、いまや中級レベルへと成長した。このまま勉強をやめてしまうのは、残念な限りだが、彼女の人生はまだまだこれから。日本語教師としては少々さびしいが、いろいろな可能性がつまっている彼女のこれからに期待しよう。