授業もかねて、日本の歌をやったりするのだが、こちらで人気の曲といえば、日本の古い歌謡曲ばかり。どれくらい古いかというと、私がこっちに来て初めて聞いた日本のカバー曲は小林幸子の「もしかして」。ちゃんと男女のかけあいになっていた。
日本の最新ポップスが入る香港や台湾などと違い、こちらの学生には日本の歌手はまったく未知の世界。SMAPだって知らない。デパートのCDコーナーに行くと中国系経由で浜崎あゆみ、宇多田ヒカル、大塚愛などのCDはいくつか手に入るが、カンボジア人に知名度はいまいち。ただし、歌手を知らなくても、カンボジア語でカバーしている曲はけっこう知られている。まあ、ほとんどが古い曲で、比較的新しい曲といえば唯一宇多田ヒカルの「First Love」のみ。これは1年ぐらい前にかなりはやって、FMラジオでは日本語版もかかっていた。
とはいえ、授業でリクエストにこたえて「First Love」をやったものの、歌うとなると難しすぎるようで、人気はいまいち。学生にいわれてやった曲で好評だったカンボジア語のカバー曲はなんと沢田研二の「ときのすぎゆままに」。私もオンタイムでは聞いていないし、歌詞を探すのも大変。当然新卒で入ってきた若い先生は全然しらない曲である。学生には好評でしばらくみんな口ずさんでいたが、もう少し、違う歌はないものかと途方にくれる。最近はクメールヒップホップなども流行っているので、日本のヒップホップを聞きたいなどといわれて、日本の友人たちに送ってもらった最近の日本の歌手のCDを貸したりするのだが、反応はいまいちで、学生がいうのは決まって「新しくて、テンポがゆっくりで、ロマンチックな曲を貸してください」。いったいどんなCDを貸せばいいのやら。
日本の最新ポップスが入る香港や台湾などと違い、こちらの学生には日本の歌手はまったく未知の世界。SMAPだって知らない。デパートのCDコーナーに行くと中国系経由で浜崎あゆみ、宇多田ヒカル、大塚愛などのCDはいくつか手に入るが、カンボジア人に知名度はいまいち。ただし、歌手を知らなくても、カンボジア語でカバーしている曲はけっこう知られている。まあ、ほとんどが古い曲で、比較的新しい曲といえば唯一宇多田ヒカルの「First Love」のみ。これは1年ぐらい前にかなりはやって、FMラジオでは日本語版もかかっていた。
とはいえ、授業でリクエストにこたえて「First Love」をやったものの、歌うとなると難しすぎるようで、人気はいまいち。学生にいわれてやった曲で好評だったカンボジア語のカバー曲はなんと沢田研二の「ときのすぎゆままに」。私もオンタイムでは聞いていないし、歌詞を探すのも大変。当然新卒で入ってきた若い先生は全然しらない曲である。学生には好評でしばらくみんな口ずさんでいたが、もう少し、違う歌はないものかと途方にくれる。最近はクメールヒップホップなども流行っているので、日本のヒップホップを聞きたいなどといわれて、日本の友人たちに送ってもらった最近の日本の歌手のCDを貸したりするのだが、反応はいまいちで、学生がいうのは決まって「新しくて、テンポがゆっくりで、ロマンチックな曲を貸してください」。いったいどんなCDを貸せばいいのやら。