よもやまカンボジア

カンボジアの日本語学校で起こった不思議な出来事を…。

砂利を集める人々

2006-07-08 12:47:10 | Weblog

引っ越してきた当時未舗装だった道路も、工事が始まりだいぶよくなってきた。今、砂利道までたどりついた。あとはアスファルトを流せば完了といったところだが、車が来る気配はさっぱりない。土道から石、そして、少し小さめの砂利というところまでは、運よく進んできたのだが、工事ももはやこれでストップか。一気にアスファルトまで行くかなと思っていたが残念な限り。でもあの土道のすごいホコリの日々を思えば、今では何倍もましか。道路工事の過程で忘れられない光景がひとつ。土の道からごろごろとした石がひかれた日のこと、朝、学校の門を開けると(朝5時!)、なんとそこには道路に敷かれた石をあつめる人々の姿が。さすがにこれにはびっくりした。みんな道路にしゃがみこんで、石を必死に集めていた。なんでもなくなるカンボジアだが、道路の石までもっていく根性はさすが。それにしても、近所中がみんな朝っぱらから道に出て、一心不乱に石を集めていたあの姿はちょっと恐かった。