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教育について

2014年02月14日 | 歴史
歴史、とくに日本史については昔のことを日本のみに限定して、今の価値観で過去のことを批判しているのが問題だね。
今の価値観というのが適切じゃなければ、今の社会の在り方を前提として批判的な文章を書いているのが。

日本史で問題だなぁと思うことは、たとえば民主主義について、「当時は男性の高額納税者に限られ限定的なものだった」というような文章で説明されていたりする。
たしかに間違いというわけでもないんだけれど、それは今の人間の立場にたち過ぎてないか?と思ったりするわけですな。

何しろ、当時の人間としては、なんとかかんとか日本を統一して、今までなかった憲法も議会も急ごしらえで作ってって状態で、さぁ投票を始めましょうってやるわけだから、限定的にならざるを得ないと思うんだけれど。。。
一気にやって、失敗してしまった共産主義だってあるわけだし。

他にも当時は合法だった売春を今の価値観で否定したりとか。
帝国主義が剥き出しだった時代の日本の行為を、過去に比べて比較的フェアな現在の価値観で批判めかして書いていたりだとか。
そりゃちょっとひどいよ・・・と思うところが少なくないわけですなぁ。