鎌倉人(かまくらんちゅ)

好きなもの、好きなこと、こもれび山崎

新潟紀行 PART3~紅葉

2009年11月28日 | season

新潟最終日。

月岡温泉をあとに車で走ること1時間、阿賀野川へやってきた。


阿賀野川といばライン下り。

笹川流れの遊覧船がダメだったので、今度は天気もいいし、風もないので
OKかと思いきや、、、水不足でコースが半分になるとのこと。
通常は2500円だが、2000円にしてくれた。





ペットボトルはもくず蟹の仕掛けの目印。


船からの眺めはこんな感じです。
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昨年、秋篠宮文仁親王がお付の人60人を従えてお泊りになった、咲花温泉。


結局、船は貸切で、最後は案内役の方の歌で〆て、無事下船。
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めでたしめでたし
ライン下りというよりは、遊覧でした!

さて新潟市内を再び通るので、寺尾のいとこ夫妻の家へ再び立ち寄り
たくさんの野菜をいただきました。
この寺尾の町から車で1時間ほど走って弥彦神社へ・・・。

広々とした越後平野の中央に聳えたつ弥彦山の麓に鎮まります弥彦神社は、
古くから「おやひこさま」と呼ばれ、心のふるさと、魂のよりどころとして
多くの人から広く親しまれてきました。境内はうっ蒼たる樹林に覆われ、
亭々たる老杉、古欅は見るからに神々しく、日本最古の万葉集には、
弥彦神社を詠んだものが二首歌われています。



ちょうど菊祭りの真っ只中でした。



僕には菊の良さがわかりませんが、育て上げるのは相当難しいようです。



弥彦神社から歩いて10分のところにある、もみじ谷公園。
紅葉・・・最高にきれいです!






せっかくですので、動画でどうぞ・・・

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そろそろ日も暮れかかってきたのですが、せっかく弥彦まで来たのだから
寺泊も寄って行こうという事になり・・・・・目指すは寺泊。

やってきました、寺泊。

寺泊にもアメ横があった?









大阪のおでんに入ってる鯨・・・「コロ」と呼んでいて子供の頃、大嫌いだったおでんの具。



やっぱり寺泊と言えば、カニだね。

バーべQには最高かもしれない、寺泊セット

東京からの観光バスも多く、皆さん、大きな箱で魚を買って帰られてました。

こちらもたくさん魚貝を買い込み、北陸自動車道、関越と車を走らせ
夜10時過ぎに自宅到着。

車のメータは1100キロ走っていました。

はっぴーえんど






新潟紀行 PART2

2009年11月22日 | グルメ

 


 新潟2日目。


母親の生まれ育った町「村上市・岩船」へ。
ここには90歳を超える母親の兄弟らが健在で、
あいさつに回った。

岩船神社。


 



岩船神社のお祭りについて


岩船大祭は10月19日に「本祭り」を迎える。祭神饒速日命が磐樟舟(堅固な舟)で
一族を引き連れ、この地に上陸したという故事をしのぶ祭りであるという。
岩船の祭りがいつの頃から始まったかは明らかではないが、中世平林城に盤踞し、
岩船を領していた色部氏の「色部氏年中行事」(1558~1570)には、
「九月拾九日、大明神の、お的の次第の事」「すまい(相撲)のこと」として、
石船神社の祭礼についての記載が見られる。明治初期に政府の太陽暦採用により、
期日を一月遅れの10月19日に改め、現在に至っている。
先頭を行く『お舟屋台』。石船(いわふね)神社から大鳥居まで下され、屋台に移される
「お舟」は、漆(うるし)を何度も重ねて朱色に塗った豪華なもの。
それに続いて氏子各町自慢の 「おしゃぎり」と呼ばれる、絢爛華麗な祭礼屋台9台が
岩船の町を練り歩き、鄙とはいえ古い歴史に彩られた港町の、勇壮な祭りを今に伝えている。
先太鼓は屋台巡行の先導役をつとめるのだが、前夜は巡行ルートを3度に亘って回り、
道を祓い浄めるのである。


 親戚の挨拶回りも終え、近くにある「笹川流れ」へ。


「笹川流れ」
国の名勝天然記念物(県立自然公園)に指定されており、今や美しい海の代名詞と
いってもいい、見事な景観を誇る延長11kmの笹川流れ。
その名は、岩の間を盛り上がるように流れる潮流を、中心地笹川集落の名にちなんで
付けられたといいます。四季おりおり、それぞれの魅力を放つ笹川流れ。
一度訪れたら、この素晴らしい景色のとりこになることうけあい。
鑑賞に値する美があります。

車を走らせること30分、笹川流れの遊覧船乗場到着。


あれ?ほとんど人がいない・・・欠航・・・
天気はいいが、波が高く船が出ないとのこと。
いい風景がいわばから見れるので、そこまで行ってみれば、と
売店のあばさんに教えていただいた。





きれいでしょ!?
画像で見るとこんな感じですので、画像をクリックしてください。
ささがわながれ

笹川流れはまた今度にして、今夜の宿泊先、月岡温泉へ向かうことに・・・。

その前に向かったのが「瓢湖」。


周囲1.2kmの人造湖。毎年10月上旬から、5000羽を超えるハクチョウが飛来することで
知られ、コガモやマガモ、ホシハジロなども見ることができ、春から秋にかけては
アヤメ園のアヤメやハスの鑑賞など、年間を通して多くの人が訪れるとのこと。
飛来したハクチョウは、3月上旬から北へ帰っていくそうです。




ひょうこ

ちょっと、白鳥の飛来数が少なくて、寂しい感じ。
車で走っている途中の田んぼの中にいた白鳥のほうが数が多いかも

瓢湖の近くにあるビール工場。「スワンレイクビール」
http://www.swanlake.co.jp/main/brewery.htm

1997年白鳥の湖、瓢湖に近い五頭山麓の越後豪農・五十嵐邸宅にビール蔵を開設
 恵まれた自然環境の中で熟成されるビールは、まさに自然の味わいです。。


せっかく来たので、一通りメインのビールは買ってみました。
・・・まだ飲んでいません(笑)

いよいよ、今夜の宿、月岡温泉「白玉の湯 泉慶」へ。
http://www.senkei.com/


え?門・・・この先なの・・・??


坂を上ってホテル着。
ロビーの広さにぶっ飛んでしまいました!


エレベータで吹き抜けを部分を載せました。
エレベータ

月岡温泉「白玉の湯 泉慶」は全国でも上位にランキングされている旅館。
もともと月岡動物園だった敷地に立てられた、広大な旅館。

周りは田畑。

***大浴場***
花鏡                       月鏡
庭園大浴場「花鏡」庭園大浴場「月鏡」
花鏡露天                    月鏡露天
「花鏡」露天風呂「月鏡」露天風呂

場所を間違えたかと思うくらい豪華すぎる・・・。
普段は通常料金ではとても泊まれないのですが、ネットでnyanさまが一日限定3組で
格安プランを見つけ、即予約!
しかも貸しきり露天風呂1時間無料のサービス。

貸しきり露天風呂は普通の部屋かと思うくらい広い!

宴会ができてしまう休憩スペース

月がきれいに見えました!




お待ち兼ねの夕食。
部屋食ではないのですが、個室でゆっくり食事。

鮭の白子豆腐と柿の素菊花和え。

いとこ夫妻の自宅でも柿の素菊花和えをいただきましたが
美味しいですよ・・・菊の花びらのおひたしです!

宝楽焼き

里芋含煮

合鴨燻製とバルサミコソース


きのこご飯


新潟ブランドのもち豚シャブシャブ。


料理に夢中になっていて、鮭の西京焼漬、茶碗蒸し、お造りを撮るのを
忘れてしまいました!

デザート


食べ過ぎた・・・・・・・・・・・・・・

翌日の朝食はバイキング



バイキング会場


やっぱり若造はいない・・・。皆さん会社の接待などでこられている様子。

お湯も、食事も最高のお宿。
帰りは「おんぼろ車」を玄関まで駐車場係りの方が持ってきていただいたのですが
周りはベンツ、BMWなど立派なお車の中、とても恥ずかしかった。
しかも玄関から、旅館の門まで車で坂を下っていく中、5m おきくらいに仲居さん
(総勢30名ほど)が立っていて手を振ってお見送り。・・・なお恥ずかしい。


大地の恵み

2009年11月14日 | グルメ

今回行った新潟のいとこの旦那さん、S-進さんが育てた大地の恵みを
お土産にいただいた。

もちろん無農薬野菜!


プロだね!


白菜は教えていただいた「エバラ浅漬けの素」で作りました。
白菜がいいから、ホント、プロの味になる。



大根は辛さがちょうどいい


大根おろしでそのまま食べてもいいが、「おろし」といえばシラス。
こうなるといい大根には、いいシラスをということで、
もんざ丸のシラスを前田商店まで買いに行って、コラボさせました!


最高の組み合わせだね!

最後にS-進さんの出身の「富山のコシヒカリ」
たぶん、東京では手に入らないでしょう。
S-進さんに、わざわざ精米していただきました。

先日、友達が来て、この富山産コシヒカリを出したら、
「こんなおいしいご飯は初めて」だと・・・・。

夏には、枝豆もつくって送っていただいたけれど、
これが又、最高に美味しい。

これからもまた美味しい野菜をつくってください!


ごちそうさまでした


 


新潟紀行 PART1

2009年11月06日 | season

今回遅い夏休みをとって、新潟へ行ってきた。
義母の生まれた街でもあって、親戚への挨拶もかねて・・・。
10時に鎌倉を出て、関越道、北陸道をひたすら走り
15時過ぎに新潟着・・・。


新潟のふるさと村でnyanさまのいとこと待ち合わせ。

ひとまず会社関係へのお土産を買い、いとこの住む寺尾へ。
新潟の人はお酒が強いね。
宴会は夜遅くまで・・・。
たくさんのご馳走とビール、いとこの礼子さん夫妻・・・本当に感謝です!

翌日、別のいとこ夫妻が車で新潟の町を観光案内してくれた。
まずは胎内市の名所めぐり。

天気は今ひとつだが、紅葉がきれい・・・しかしこの日は気温6度。


胎内観音

昭和42年の羽越水害で亡くなった殉難者の冥福と国土の安定を祈って建立。

ここで新潟独自の屋台を教えてもらった。
ポッポ焼き。


アツアツです!

蒸気パンで、黒砂糖で仕上げられていて、寒いときは最高においしい。


お昼は胎内市で最も人気の高い「みゆき庵」のおそば。

水車小屋風の造りが印象的な本格的手打ちそば処。
胎内の恵まれた風土で育まれた蕎麦を石臼で丁寧に挽き、
その熟練の技で練り、打ち、そして茹で上げ、更に胎内の名水で
ひきしめ仕上げた昔ながらの手打ちそば。

新潟地鶏のせいろそば


お昼ご飯を食べいよいよ母の生まれ故郷、村上へ向かう。

途中、田畑には多くの白鳥が飛来。


村上市へ到着。
 村上の街は雅子皇太子妃のお父様の実家でもありますよね。
そしてなんといっても、三面川の鮭ですよね。

このイヨボヤ会館には鮭に関することが全て展示されています。

水槽に鮭がいると思いきや、

ちょうどこの鮭を観察する部屋の上が、三面川になっていて
川に登ってきている鮭を見ることができます。

いるでしょ!

昔ながらの漁のやり方で今も獲っているようです。



鮭の番小屋

観光案内していただいた上に、村上市まで一緒に来ていただいた、いとこの
敦子夫妻に感謝。

今夜の宿は、親戚の家は遠慮して村上の瀬波温泉「大観荘 せなみの湯」。
部屋の前はすぐ日本海です。




瀬波温泉の「大観荘 せなみの湯」は日本海の美しい夕日が湯面に溶け込む渚の
露天風呂で有名。
天気が悪かったのに、ちょうど露天風呂に入ったときは晴れて、
日本海に沈んでいく夕日が拝めました!!
お風呂にカメラを持ち込めなかったので「大観荘 せなみの湯」のHPでご覧ください。
http://www.taikanso.senaminoyu.co.jp/

さてお楽しみの夕食


海の幸満載ですね。

村上の柳ガレイの塩焼きは絶品ですよ。
たぶん東京では食べれないと思います。

やっぱさすが鮭は美味しい


鮭の白子をつくねにしたお吸い物です。

茶碗蒸し。

お刺身

お刺身と言えば日本酒。
もちろん、村上のお酒といえば代表的なのは、「〆張鶴」。
しかし、「〆張鶴」に負けず劣らず村上限定の「大洋盛」

辛口で最高にGOODです

新潟では村上牛は貴重な和牛。
シャブシャブと鉄板焼きをチョイスしました!


ご飯もその場で炊いてくれました。
もちろんコシヒカリ


・・・おまけ・・・朝食はバイキング。

バイキングはついついとり過ぎて、結果食べ残してしまう。
いやぁ~いいお宿でした。

最後に村上の風物詩。
軒先に干された塩引き鮭。




鮭の干し方では、全国的には頭に縄をかけて吊るすのが一般的ですが、
ここ村上では尾びれに縄をかけて吊るします。
腹の割き方も他とは違い二つ割になっています。
その理由は、ここ村上は城下町でもあり切腹を嫌ったからだと言われています。
アジの干物やイカの一夜干が生の魚よりも風味があり人気があるのは魚を
干すことにより魚の持っている旨み成分が引き出すことが出来るのです。


新潟紀行・・・
       つづく・・・