JL1AGY’s BLOG

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144MHz帯ヘンテナ改良

2020-07-24 15:44:38 | HAM RADIO
 先日作成した144MHz帯のヘンテナ
使てみましたが結果がイマイチだったので少し改良です。
まず何が気になったかというとやはりSWR
1:1.3までは落ちるのですがそこからが落ちません。
これはANT材料が古くて導通が悪いのかと思ったけど
そこが問題ではないようです。
そしてフロントゲイン
ダイアモンド製モービルホイップのSG-7900と比べても変化ありません。
製品規格を見ると144MHzで利得が5dbとの事。
という事はヘンテナ本来のフロントゲイン7~8dbが取れていないのかも?
 これでは移動運用でわざわざヘンテナをあげてもモービルホイップでも
効果が同じなので作成した甲斐がありません
ということで昨日天候も悪かったためシャックにてヘンテナを改良しました。

こちらが改良前

こちらが改良後
 改良前ではアンテナ上側のエレメントを支持マストに取り付けています。
勿論ヘンテナ本体と支持マストはビニールテープで絶縁してあるので
電気的に接続されていません。
でもこのエレメントの途中に支持マストがあったのが悪かったようです。
それなので改良後のように支持マストから別にアンテナ支持用として
ブーム?って言っていいんでしょうか?を取り付けました
そこに垂直エレメントを取り付けます。
ただし、このままだと水平部の上側エレメントはニュートンの重力の法則で落ちてきます。
それなので垂直エレメントを単線だけでなくプラスティック棒を使い補強しました。
これを垂直部の右側、左側、給電部の3か所使います。
そして上側エレメントに接続させ問題クリアー
給電も改良前は同軸ケーブルぶらぶらしていましたが
今度はばっちり。これをシャックのベランダで仮り組立てして今日は実践
 使用感ですが今度は十分満足のいくアンテナに仕上がりました。
SWRは最初に左側エレメントから40cm離れたところに給電部を取り付け
5Wで計測したらなんと1発で1.1
2mですからちょうど1/5λのところですか?
50wに出力を上げ再度計測しました。
変化なしです。
そして聞こえ方も改善されました。
サイドの切れ感は変化ないもののモービルホイップSG-7900と比べると
予想通りの結果でS1つ~2つ良くなっています。
数局QSOしていただきヘンテナからモービルホイップに変えたりしながら
アンテナの性能を確かめました。
これなら8月に開催されるFDコンテストやいつもの移動運用に使えそうです。
本日お相手いただいた各局大変ありがとうございました。
*追伸*
このアンテナも制作段階でまだビニールテープやら結束バンドがあちこちついています。
後日見栄えのするアンテナになる予定。
しかもブームなんて¥100均の園芸用パイプだし・・・


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