前橋市粕川地区上毛カルタ大会が、
今日無事開催されました。
この「上毛カルタ」 大変な歴史があり、
郷土史を知る上ではとても重要なものです。
作成されたのが1947年ですから、
大変歴史があります。
そして、群馬県の産業や文化が
よくわかるようになっています。
この「上毛かるた」
生粋の群馬県民なら誰でもわかるでしょう。
今カルタを作成するなら、
元総理大臣は3人いるし、
宇宙にいった人もいるし、
天皇家にゆかりの人もいるし、
オリンピック選手で金メダル取った人もいるし
産業は、富岡製糸に代表される絹産業から
すっかり変わったし、
下仁田ネギなら芸能人もいるし、
大変だろうなあ・・・
小生、昨年末上毛カルタ審判講習を強制的に?
受講させられ 本日は審判員です。
会場で審判の組み合わせを見たら
あら、びっくり!
団体戦の審判かい・・・
個人戦ならまだ 捕り手の手先だけ見てれば
まあなんとかなるが?団体戦は捕り手プラス役札が・・・
役札はいくつかあり
上毛三山も詠んでいる 「す、も、の」
群馬中心5市の「お、か、め、き、け、」
そして、郷土を詠んでいる「つ、ち、け」
中でも「つ」は大事
「つる舞う形の 群馬県」
これをとると 同点の場合勝敗に大きく左右される。
詠み手は、ほとんどの場合
この役札を続けて詠まないし(詠み手の癖もありますけどね)
いきなり、「つ」は来ない 最後にもこない
ここをポイントとし 審判にはいる。
お!今詠んだのは役札だ!
じゃあ次はそれ以外のふだに集中しようってね!
カルタといえども、競技中はいろいろな出来事があります。
ジャッジも大変なんです!
子供たちが絵札をとる前に、自分が絵札見てなきゃ
誰が一番速くカルタに触れたかわからないでしょ?
今日、子供たちに指摘されたのは、
自分ではAさんが速く取ったと思ったのに、
Bさんが 「私の爪の方が先に絵札に届いた」と抗議!
しかしプロ野球同様、
審判の判定を覆すわけにはいけません、
なんとか、Bさんを納得させてあげようと思いましたが、
Bさんは、ご不満な様子。
拙者、「そんな爪先の感覚までわかりませんから~」
ざんね~ん!
と,思っていたら あえなくAさんが自己申告。
お互い、「爪先の感覚」がわかったらしい?
そして、こっちが読み札に集中していれば
いきなり知らぬところで「お手つき」って!
「1度に2箇所も見られねーし」・・・
そして、個人戦決勝戦
気合が入っています。
なんてったって、
過去群馬県個人優勝者あり、団体優勝者ありの
地区大会ですからね。