東京辺りでは栽培が簡単な青首大根が多く栽培されますが、
我が家では沢庵にする“阿波晩生大根”を栽培します。
おでんなどに使う大根と違って、少し細く、長さは1.5~2倍ほど長い大根です。
この大根は宮崎県が産地の寒干し大根に近い品種で、沢庵に仕込むと
まことに美味しい品種です。
ただ栽培は難しく、特に土壌の品質に大きく影響されます。
土中の異物や肥料塊を取り除いて、フカフカの土を作らなくてはいけません。
昨年は栽培する畝全体の土を2日掛けてフルイに掛けて、
土の中の塊や石などを除去しました。
畝も高く作って、長い根っこが伸びられる畝深さを作りました。
美味しいものを作るには手間と苦労が必要です。
我が家が消費するペースに合わせて菜園の収穫があればいいのですが、
作物は家人の都合通りはいきません。
実りの時期は集中するので、出来始まると消費のペースを
はるかに凌いでしまいます。
トマトは毎日食べるには食傷しますし、美味しいと言っても
一人数個食べるのが精一杯です。
当然に、毎日毎日、熟れたトマトがバットに集められ、さらにはバットの数が増えて、
仕舞いにはバケツに入れ込まれる始末です。
近所に配るにも配り切れず、消費に窮します。
行き着く先は冷凍、ケッチャップ、ホールトマト、トマトペーストなどに加工して
瓶に詰めるようになってしまいます。
食べる量に合わせて栽培すればいいのですが、トマト一株だけ栽培するとなれば、
菜園が寂しくて、それもつまらないのです。