年に数度発売されるジャンボ宝くじを、以前から買い続けていましたが、7年ほどまえにパタッと止めてしまいました。
1等の億の金が入ったなら資金を投じてやってみたい商売があったで、夢を引き寄せるためにジャンボ宝くじには毎度9000円を投じていました。
ですが末等の300円以外に当たったことがなくて、自身のくじ運の悪さに落胆しました。
1等の当選確率がどれくらいなのかを調べましたら、1000万分の1だと知って愕然としました。
東京都の住民が1枚ずつ買ったとして、その中のたった1人だけが1等を引き当てる確率だと知ったとき「当たるわけがない」という理解がストンと腹に落ちました。
宝くじ販売所の1店舗で売り切る全てのクジを買い占めても、その中に当たりくじは無いという現実。
つまり300円の海苔弁当を3000円で買うという愚行と知りました。
「買わなければ当たらない」と思っていましたが、「買っても当らない」と納得したのです。
9000円を使うなら、子供達と一緒に遊園地に行った方が余程良いと思えました。
家族ひとりひとりに1台の携帯電話があって、近年では宅にある固定電話を使うことがなくなりました。
固定電話が鳴るのは、セールスの売り込み業者くらいのもので、知人からの電話は携帯が鳴ります。
使わなくなった固定電話ですから無くても困らないので、いっそのこと解約してしまうのも考え方なのですが、イザを考えると解約まで話は進みません。
ネットでの買い物や旅先の宿予約には、携帯と固定の両方が確認されます。
学校や会社の緊急連絡先にも、携帯と固定の両方が記載しています。
最近の若いご夫婦の中には、固定電話が無くて、連絡先は携帯だけの先も増えました。
固定電話は権利を買って、NTTに10万円を預け入れしたのですが、今では預けた電話加入権は解約しても戻って来ないことになりました。
価値が無くても持ち続けなくてはいけない遺産です。