ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

GW、京都観光1日目(上賀茂神社・北野天満宮)

2010-05-02 17:30:39 | 名所旧蹟の話
今日は神社めぐりです。
三条京阪から市バスの37系統に乗り、御薗橋の西詰めで下車。

御薗橋を渡れば上賀茂神社ですが、昨日の尼御前岬もそうですが、ここも何気に船越栄一郎が似合いそうな場所です。


参拝の前に景観保存地区を散策。神社の社家さんの屋敷が並ぶエリアです。


上賀茂神社(加茂別雷神社)、新緑と朱塗りの神社の対比が綺麗です。
通常は拝殿までしか入れませんが、特別拝観で国宝の本殿、権殿まで入れました(有料ですが…)。
ちょうど、親子3代お宮参りの赤ん坊がいました。額には朱で「大」の文字、ケンミンSHOWでやっていた通りですね。

特別拝観ではセットで曲水の宴が催される庭園にも入れます。
ちなみに、特別拝観の拝観料は800円。5年後の式年遷宮の桧皮葺き替えの費用になるようです。

上賀茂神社からは市バス46系統で千本中立売まで移動し北野天満宮に向かいました。
よく考えると、雷に関連する神様が続いていますが。

いわずと知れた学問の神様。上賀茂神社と比較すると、参拝者の平均年齢が若い。
拝殿の行列が長い。すなわちお参りする人、一人当たりの所要時間が長いんです。
これは、受験、学問成就と言う現世の利益に直結する神様だからでしょうか?みんな一所懸命に祈ってます。

しかし、こんな会話も。
お参りを済ました子供に向かって、おっさんが…「もうこれで勉強せんでも大丈夫や!」
おいおい(苦笑)
神様は勉強せんでいいとは言ってないと思いますが! ゼッタイに!!
勉学に励めば成就するということであって、勉強せなんだら何事も成就いたしません。


さて、神社といえば奉納されているお酒も興味深いものが有ります。
先の上賀茂神社は「加茂」つながりか広島西条の加茂鶴が奉納されてました。
北野天満宮では、滋賀県草津の太田酒造「道潅」が奉納されていました。
ピンと来た人は歴史通。太田道潅ですね。

太田道潅は室町時代の武将。鎌倉の扇谷上杉家の家宰で、江戸城を築城した人物として知られています。
いまでも皇居の中のお濠に「道潅濠」の名前が残ってます。
太田道潅は暗殺されますが家系は続き、今でも末裔が滋賀県草津の宿場で造り酒屋を営んでいます。


天満宮を東に出れば花町の面影残す上七軒です。歌舞練場もあり舞妓さんもいるはずですが…。
洋食の有名店「萬春」向かいにある、感じの良い鮓屋さんでランチして帰ってきました。

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