散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

越冬ヒクイナ

2024年02月13日 | 野鳥
私が最初にヒクイナを記録したのはほんの10年ほど前だったと思います。
多分、その頃には冬場の目撃例はなかったのではないかと思いますが、
ここ数年は越冬ヒクイナをよく見かけます。
調べてみると一気に生息域が拡大しているようです。
しかも、住宅街にほど近い湿地にまで進出しており、
そんな環境ではあまり人を怖がらずに目の前で採餌を行います。
ここではクイナも同様に出てくるのですが、私はなぜかクイナには縁がないようです。
2015年のバードリサーチの資料ですがご参考まで
 
 
 
警戒心皆無??
向こうからどんどん近づいてきます。
 
少しは警戒しているのかな?
こちらがちょっと動くと走って少し離れるけど
じっとしているとすぐに近寄ってきます。
 
伸ーびたり!
 
縮んだり
「伸ーびたり!縮んだりの!パイロットショート」70代ならわかる(笑)
胸ポケットで壊れてインク漏れしてワイシャツ1枚ダメにした想い出
と、脱線!脱線!
 
近い!
 
 
おおおっ!水しぶきを上げての狩り・・・失敗
 
おもに食べていたのはアメリカザリガニでしたが
誰かのお残しばかりでした。
 
人前でなんと「ノビ」
どれだけリラックス!?
 
日が差して、眼が血走っていますよ!
 
 
「バン」も出てきました。
 
クイナの仲間が続きますが・・・
肝心のクイナが出て来てくれませんでした。
 
 
「コガモ」も信じられない距離で羽ばたく!
 
「コガモ♂」色彩が美しいので好きなカモです。
飛翔は特に美しいと思います。
 
「ツグミ」
 
「ジョウビタキ♀」
 
盛んに周囲を飛び回っています。
わかった、わかった!君も撮ってあげるね(笑)
 
コロコロコロコロ!「カワラヒワ」もにぎやかですが・・・
一番出会いたかった「クイナ」はいずこ・・・とほほ
 
 
 

散歩道DEスナップ

2024年02月11日 | 野鳥

なんだか、ちらっと雪は降ったものの・・・

本当の冬が来ないうちに春が来てしまうのではないでしょうか・・・

 

「ロウバイ」まあまあ暦通りの開花

 

「アカゲラ」はまだまだにぎやかに食事

よく観察するとあちこちの木の幹は穴だらけです。

 

「ルリビタキ♂」

もう少し目を楽しませてくれそうです。

 

「ウソ」この時は四羽が地上に降りて採餌

すぐにきれいに掃除されてしまったのでこの景色はこれまででした

 

今季やっと出会えた「トラツグミ」

 

例年に比べて、今季は目撃が少ないうえに

見つけても警戒心が強くてあっという間にいなくなってしまいます。

昨シーズンの人慣れしたトラツグミが複数見られたことがウソのようです。

この時も、たまたま近くにいた鳥友が教えてくれなければ見ることはできなかったと思います。

 

 

沼辺に出ると「ハジロカイツブリ」

この子はくちばしの付け根に腫瘍のようなものができています。

成鳥なので悪性ではなく、今後も望まぬお付き合いが続きそうです。

 

ここでは一羽しか見えませんがコロコロコロコロにぎやかな「カワラヒワ」

 

「オオジュリン」

 

パキパキ茎を割く音が聞こえてきます。

葦の中にいる虫を引きずり出して食べています。

こちらも群れて採餌しており、シーズン初めと違って近くでよく観察できます。

 

「ベニマシコ」昔は群れてにぎやかだったが

ここ数年は寂しい限りです。

 

「モズ雄」この子はかなりのイケメン

 

こちらは別の個体

 

おやっ!この子はまたかわいい「モズ雄」

まだ初々しい感じがします。

なぜか?この日は男子会があって、女子は遠慮していたようです。

 

空には「ノスリ」

ここ数年、またノスリが少なくなったような

 

川辺では標識に違和感があってよく見たら「チョウゲンボウ」

あまりの近さに喜んでいたら

私に向かって飛んできて足元で狩り

シャッター押すのを忘れて見入ってしまった。

 

その後、近くの電柱で休むチョウゲンボウ

MF散歩はやめられません。

 


雪のあと

2024年02月09日 | 野鳥

5日から6日の未明にかけて降った雪のあと

毎度、タシギの姿が「暴露」されるので見に行きました。

が、雪の量が少なくてよく見えたものの「暴露」までは行きませんでした。

そして、人間の眼に見えるものはオオタカにはもっとよく見えます。

タシギを見つけて5枚ほどシャッターを切ったところで

いきなりタシギが一斉に飛び上がったのでした。

幸い、オオタカの犠牲になったタシギはいませんでしたが・・・

 

雪があると良く目立つ「タシギ」

 

ただ、雪の量が少ない

 

この後、いきなりわーっ!と飛び上がった

空を見渡すと、オオタカが横切ってゆくのでした。

 

近くの流れに眼をやると「ダイダイサギ」が狩りの真っ最中

 

何匹も魚を捕えて食べています。

 

はっきりわかりませんが、ハゼの仲間?ドジョウ?のようです。

 

水温が低くて魚も動きが鈍いのか?

 

雪がほとんど消えた水辺、妙に人慣れした「カワセミ♀」

 

目のまえで弱々しい感じでザリガニなどとらえて食べていましたが、

 

最後は3mほどの距離に・・・

分かりずらいですが、下嘴が赤い♀です。

ひょっとして、おばあさん・・・

 

 

 

 

 


「ヤマシギ」

2024年02月05日 | 野鳥

偶然の出会いが嬉しい「ヤマシギ」
そろそろ日が傾き始めた里山の湿地。
里山散歩も終了しようと双眼鏡片手に歩いていると目玉発見。
じっと待っていると歩き出し、何匹もの大きなミミズをおいしそうに食べていました。
たまに、こちらを気にしてフリーズ!
食事のじゃまにならないようにその場を去りました。
焦らず、ゆっくり、こんな出会いが嬉しい。
この歳になって、ようやくまあ、今季も出会いがあればいいや!
出会えなければ来シーズンがあるさと思えるようになった??
無欲になると出会えたりする皮肉。
今季は出会いがないかなあと諦めていました。

双眼鏡を手に日が暮れそうな散歩道で「眼玉」発見

 

動かずにじっと待っていると「ヤマシギ」発見

 

やがて、くちばしを根元まで湿地に突っ込んでは何匹もミミズを食べる。

 

正面から見た真ん丸な胴体に愛嬌があって好きな鳥です。

 

私に警戒してたまにフリーズ

嘴を泥に突っ込んで食事をするので泥だらけです。

 

食欲が警戒心に勝るようで目の前で何匹ものミミズを食べていました

 

地元の方言では「ボタシギ」とか「ボテシギ」とかいうそうですが、

好感が持てる体形です(笑)

 

これは別の日の食事前の画像ですがくちばしがきれいなピンク色をしています。

 

食事が終わると、藪の奥へと去ってゆくのでした。

嬉しい出会いが続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 


庭でバードウオッチング!

2024年02月01日 | 野鳥

年初にRBWCの探鳥会でいただいた北海道で間引かれた鹿の脂身。

毎年楽しみにしておりましたが、何年もそのまま庭の桃の枝にただ括り付けて楽しんでいました。

ところが、昨年はカラスに数日で持って行かれてしまいました。

なので、今年は工夫して木製のおしゃれなエサ台を作りました。

ところが、鳥から見て警戒できる方角が限られるせいか?今一つ来てもらえませんでした。

そこで、百金で売っている35ミリメッシュのメッシュパネルを使ってほぼ360度見渡せるかごを作りました。

予算も¥1,000-ほどでした。

すると、すぐにメジロ、シジュウカラがやってきて夢中で脂身にかぶりつきます。

一回り体の大きなすずめも入るようになりました。

底部には皿を設置してヒマワリの種も置いてあり、当初はミカンやリンゴも置いておきました。

ので、ヒヨドリもやって来るのですが、35ミリメッシュは絶妙な大きさで、

ヒヨドリは入れません、その上、底部には金網も設置しました。

これで、メジロが食い散らかしたミカンなどにもヒヨドリのくちばしが届きません。

メッシュボードの大きさは300mm×400mmということでカラスのくちばしも入りません。

と、いうことで今年は長く庭でBWが楽しめそうです。

 

35mmメッシュのメッシュパネルは結束バンドでつなぎ合わせます。

止まり木も設けてありますので、

数種類の野鳥が混在して脂身を食べることができます。

底部の皿にはヒマワリの種などが置いてあります。

 

早速メジロがやってきます。

少し悩んでから苦も無く侵入してごちそうゲット!

メジロが一番食欲旺盛というか、ガッツキです!

 

あっという間に鹿の脂身にくちばしの痕が無数に付けられてゆきます。

 

満足そうで何よりです。

見ているこちらも楽しい

 

「シジュウカラ」もすぐにやってきました。

 

当初、多少警戒はしていましたが・・・

メッシュを簡単に潜り抜けます

 

で、こちらもごちそうゲット

 

うめーっ!と言っているようです。

 

豪快にかぶりつく!

鳥は本当に脂好きですね。

 

この子は脂よりヒマワリの種が好きなようです、

ヤマガラがエゴの実を食べるときと同じように両足で固定してくちばしで殻を破って器用に食べます。

 

こちらはお持ち帰りでしょうか?

ヒマワリの種を食べる個体は必ずかごの外に持ち帰って食べます。

 

満腹になってお帰りのシジュウカラ。

スズメが一番の臆病者で、なかなか撮らせてもらえませんでした。

しばらく庭で小鳥たちの姿を楽しむことができるようです。

ちなみに、ヒマワリの種を補充していた時に、頭上でカラスが悔し鳴き?していました。