散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

愛犬との散歩道で「昆虫撮集」-5

2023年05月16日 | 昆虫など

愛犬の調子がここ数日は安定しており、雨でも散歩をねだります。

私としては嬉しいので「労わりあいながら(笑)」歩きます。

まあ、体調は戻っているように見えるのですが、

食欲が少し落ちています。

考えたくはありませんが大切な時間には限りがあることは明らか。

愛犬にとって幸せだと思えるようにと思います。

 

相変わらず法面のブロック観察

久しぶりに「カナヘビ」が日向ぼっこ。

影が映っていますがスマホで撮れちゃうのんびり屋

 

「シバオサゾウムシ」

法面は暖かく、最近は湿度も高いのでいろいろな虫を見つけることができます。

 

歩いていると飛び出してくるのはほぼ「ツチイナゴ」

 

「コメツキムシ」の仲間も目立ちます。

東京の下町のガキだった私もこいつとは付き合いがあって、

ひっくり返しては「パキッ!」と起き上がる様が面白くて

何度も遊んでもらった記憶があります。

彼らにとってはめいわくだったでしょうね(笑)

 

「トホシテントウ」

先に羽化を観察していた仲間なのかなあ

食事中で葉に穴を開けてゆきます。

蛹から見守っていたので我が子のようです😓

 

「ナナホシテントウ」

 

ようやく見つけた「ナミテントウ」

 

「ナミテントウ」幼虫

 

「ナミテントウ」蛹

探すと見えてきます。

 

「ヒメカメノコテントウ」

テントウムシは小さくなるほど動きが活発に見えます。

テントウムシも例にたがわず、近づきすぎると「ポトン」の術!

あっという間に落ちて見つけることが困難になりますね

 

柵の番線で、「ミノガ」の幼虫

 

「ナガメ」

カメムシの仲間も健在

 

「ハムシの仲間」

似ているんですけど・・・💦

大きさは同じなんですけど、ハムシも種類の多さに絶望!

 

「ヤブキリ」の仲間でしょうか?

早くも梅雨の季節を迎えますが、昆虫の仲間が爆発的に

種類も数も増してきているように見える散歩道です。

 

 

 


愛犬との散歩道で「昆虫撮集」-4

2023年05月13日 | 昆虫など

愛犬との散歩はもはや何時途絶えてしまうのかわかりません。

ゆったり、ゆっくり歩くので首から下げたマクロレンズ付き7DMrkⅡの画像が

どんどんたまってゆきます。

それに伴って訳の分からんお友達も増えてしまい、

尚且つ懸案だったハエトリグモや、その他蜘蛛の画像が膨らんでゆきます。

そのうえ、初夏の野鳥のいとなみも活発でアップが追いつきません。

少し前になりますが「エゴ」の花が満開でした。

 

はじめはホソミオツネントンボかと思いましたが「ホソミイトトンボ」かなあと

 

あれだけいた「シオヤトンボ」も命をつなぐ作業を終えて見えなくなりました。

最近はシオカラトンボにバトンを渡しているようです。

 

「ニホンカブラバチ」でしょうか?

アブハチは難しい昆虫のなかでもさらにハードルが高い。

 

グリーンボトルギンバエ属の仲間??

どういうネーミングなのか調べてみるも不明です。

 

更に日陰では「コジャノメ」

 

林を抜けると「ヒメウラナミジャノメ」

 

「コミスジ」

 

「アオスジアゲハ」

アゲハ蝶の仲間では色彩が最もお気に入りで出会うとテンションが上がります。

 

「コチャバネセセリ」

 

ひときわ目立った「オオミズアオ」

貴婦人といった感じで美しいのだが、

目立つゆえに野鳥の餌食になることも多い

 

再び林に戻ると、ヒメバチの仲間のアメバチの仲間???

もう、この辺になると似て非なるものが続々とヒットして頭を抱えるのみ💦

 

ムシヒキアブの仲間

チャットGPTじゃないけど AI技術が進んで

昆虫、クモ類エンサイクロペディアGPTとかの無料サービスができないものでしょうかねえ

 

「ヤマトシリアゲ♀」

 

「ヤマトシリアゲ♂」

散歩道ではシリアゲの仲間はヤマトシリアゲのみ確認しています。

以前「ベッコウシリアゲ」としていたものも「ヤマトシリアゲ」のメスと明記されています。

野は小さなお友達であふれています💦

 

 

 


愛犬との散歩道で「昆虫撮集」-3

2023年05月11日 | 昆虫など

以前は走るように通り過ぎていた愛犬との散歩道で、

最近の愛犬のペースでゆっくり歩きながら草叢を見ると、

今まで気が付かなかった虫たちの営みがありました。

昨年も同じ感想をいだいたのですが

とにかく、カメムシの仲間がとても多い。

そして、「カメムシ」と言ってもまあ、びっくりするほど多様なのでした。

 

「ウズラカメムシ」カメムシの仲間では特に可愛い

 

「ハリカメムシ」

 

「ホシハラビロヘリカメムシ」

 

法面に溶け込む「ノコギリカメムシ?」でしょうか?

 

「ハナダカメムシ」

カメムシ!里山では最強説!!(私の勝手な主観)

なんでこんなにも多様に枝が広がったのでしょう

 

こちらも法面で「アカサシガメ」

 

「アカシマサシガメ」

美しいものも多い。

そして、初めましてがとにかく多いのもカメムシです。

 

ギシギシの茎で集団見合いをしていた「オオツマキヘリカメムシ」

 

緑色が鮮やかな「クヌギカメムシ」

 

カメムシではありませんが遠縁の「シロオビアワフキ」の泡

 

中には幼虫がいますが、

私は1個体のものしか見つけられませんでした。

 

ここからはちょっとカメムシからは外れてゆきます。

「ミツバウツギフクレアブラムシ」

なんだこれ!!!

 

ピントがあれですが黒いアブラムシ

 

こちらも黒いアブラムシですが上野画像とは違ったアリが来ています。

こちらは「アミメアリ」

それぞれテリトリー分けしているようです。

 

こちらは緑色のアブラムシ

 

で、嫌われ者の「チャタテムシ」

湿った布団などにもたかることがあるようですが((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

里山は小さな訳の分からない?仲間で満ち溢れています。

愛犬とのゆっくり散歩はさらに続く・・・

 

 

 

 


「ツミ」との出会い

2023年05月09日 | 野鳥

ここ数日、愛犬の具合が悪くて玄関で40年前の夏用シュラフを引っ張り出して添い寝。
咳がひどくて脇でのたうち回るので、スマートウォッチの睡眠データを見たらひどいものでした。
さすがにこれが二日続いたら爆睡。シャワーを浴びて雨が上がった公園を散歩していると
「プッ!」というような聞きなれた声。
まだ、今にも降り出しそうな空にツミがシルエットで抜けて見えました。
誰もいない公園で求愛給餌、交尾、キクラゲで歯磨き??など見ることができました。

 

雨上がりの暗い林で「ツミ雄」まだ若いのかな・・・

光彩色は鮮やかな赤ですが、胸の斑紋や色合いがまるで幼鳥

しっかりカラスと対峙

 

新緑が似合う「ツミ♂」君

 

ツミは昨年ろくに見ることができなかったので

暗い林でシャッター数が増える

周囲には人っ子一人いない贅沢

 

こちらは「ツミ子」さん

こちらも若く見えるのですが・・・

カラスを追って飛び上がると腹や翼裏が真っ白で美しい

くすんで見えるのは天気のせいかもしれません。

 

じょんのびーっ!

 

ツミ子・美人

 

左「ツミ子」 右「ツミ雄」

交尾直後です。交尾は慌てて大ピンボケ💦

 

ここがお気に入りの木のようで、他所で求愛給餌で受け取った食事はここで

 

その後、少し下の腐った木に移動して「デザート」

なんですけど、ツミは食後くちばしを幹にこすりつけて脂掃除しますけど、

なんと、この後キクラゲ?をくちばしでちぎりまくって「歯磨き(笑)??」

その後、お決まりの「幹で嘴掃除」して飛び去った。

雨上がりの公園での嬉しい出会いでした。

 

 

 


じょんのびー!田植えが終わった田んぼで探鳥

2023年05月08日 | 野鳥

「じょんのび」は越後弁でゆったりできるー!などという意味です。

越後出身の亡き母が背伸びをしながら「じょんのびーっ!」と言っていた🌞

TBSの「じょんのび日本遺産」

という番組のタイトルを見たときは思わずほっこりしたものです。

さて、ここ茨城の田んぼでは田植えが八割がた終わったようです。

先日、風の強い田んぼに鳥先輩とともに出かけると、

様々な野鳥を見ることができてハッピーでした。

 

ところで、今まで「サワオグルマ」と教えていただいていた花ですが、

どうも専門家の方が調べてみたら「オカオグルマ」と判別したそうです。

自分で調べることもせず、見どころが分からないので・・・

いずれにしても盛りでうつくしかった。

 

出がけに、珍しく目の前で大声でさえずる「ひばり」

あまりに近かったので少し先を一生懸命探していたら目の前🤪

 

遠く「セッカ」がさえずる。

セッカの声を聴くと夏が近いと感じます。

 

こちらもさらに遠く、スイバの上で「コジュリン」

 

更に田んぼに出ると「ムナグロ」右は「キョウジョシギ」

 

音符のごとく並ぶ「ムナグロ」

 

こちらは「ムナグロ」と「チュウシャクシギ」

 

 

水が張られていない田んぼを良く見ると「ムナグロ」の群れ

 

「チュウシャクシギ」も畦に音符のように並んでいます

良く見ると片足が上がって、眼をつむっているので休んでいるようです。

 

強風を受けて、みな風上を向いているようでした。

 

で、「じょんのびー」

この地を訪れるシギの群れは旅の途中の休息地のようで、

既にピークは過ぎたとのことでした。