散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

隻眼の母鷹が子育てを全うしました

2022年07月15日 | 野鳥

私が知る限り、もう10年ほどオオタカが育雛している場所があります。

春先に近くで観察していると

母鷹の右目が白内障であるかのように真っ白になっているのに気が付きました。

多分、失明しているか、ほとんど見えていないと思われました。

 

80mほどの距離を置いて見ていると右目の異変に気が付きました。

それでも営巣を始めたようなので今季は特に気を使って何度も見に行くことはしませんでした。

毎度のことですが、一度の観察も短時間で納めました。

 

母鷹ですが、この角度では普通です。

 

こちらから見ると目が真っ白でした・・・

それでも、飛翔はまるで両目が見えているかの如く、

高速で木々をすり抜けてゆくのでした。

 

こちらは幾分小ぶりな父鷹

 

ある日、久々に覗いてみると二羽の雛が見えました。

ほっとしてその場を去りました。

 

久しぶりに覗くと

順調に育っているようでした。

 

更に、既に巣を離れるようなしぐさも・・・

この数日後には巣ばなれしたようで周囲から幼鳥の声が聞こえていました。

 

おそらく、幼鳥はしばらくは巣に戻ったり出たりしているのだと思います。

幼鳥の声がする方をしきりに気にしている父鷹でした。

既にかなりの時間が経過したのでアップしました。

 


虫たちが湧きだす-4

2022年07月12日 | 昆虫など

野は湿度の上昇に伴ってさらに虫たちが湧いてきます!

 

「ベッコウハゴロモ」

彼らの幼虫の白い粉があちらこちらに張り付いています。

 

「ハラビロヘリカメムシ」

 

「ナガメ」の幼虫

 

「クロバネツリアブ」

 

「ムシヒキアブ」の仲間

 

「ベッコウバチ」の仲間

 

「ツチイナゴ」の幼虫

 

「キボシカミキリ」

 

だいぶ育った「カマキリ」の幼虫

 

「ナツアカネ」

 

「オジロアシナガゾウムシ」

 

左は「オジロアシナガゾウムシ」 右が「コフキゾウムシ」

 

コフキゾウムシが「踏んでますけどーっ!」

 

「マダラ足ゾウムシ」

最近、ゾウムシにはまってきました。

なんという多様性でしょうか?

セミの仲間のカメムシとならんで種類の多さに驚きます。

 

またまた訳不明な生き物発見!!

「コナガイガラムシ??」でしょうか???

 

ササグモのお食事風景

さて、犠牲者は・・・

 

で、激減の「オオニジュウヤホシテントウ」

かなりの種類の植物に網目状の食痕を残しましたが、

どうも一番おいしかったのは「クコ」のようで

クコの木は枯れてしまったのでした・

 

 


虫たちが湧きだす-3

2022年07月08日 | 昆虫など

台風の影響か?今日も風が強い・・・

そんな原を歩いていると虫たちは活発!

 

ウマノスズクサは不気味?な花を咲かせています。

 

葉裏には「ジャコウアゲハ」の卵が多く見られます。

これは今まさに幼虫が出てくる様

ですが、時間が無くて・・・這い出して来る姿は見届けることができませんでした。

 

卵と、幼虫

 

食痕のある葉には幼虫が多く見られます。

 

蛹も見つけることができました。

こいつはまだ蛹化したばかりのようです。

 

「ハグロトンボ」とまった葉下にはクサカゲロウの卵?

 

ハゴロモの幼虫

 

んっ!かわった・・・ハゴロモの幼虫・・・

どうやらヤドリガに取りつかれた個体のようです。

新種かと思いました💦

 

こちらは生まれたばかりのカマキリの幼生

わずか4mmほどでしょうか・・・

 

少し育つとこんな感じですが・・・

 

風にあおられながら葉の下で交尾する「ツマグロヒョウモン」

風にあおられて吹き飛ばされそうでした。

 

おおっ!「ナツアカネ」

トンボの眼鏡は本当に美しい!

多くの虫たちが湧きだすように出てきますが

未だオニヤンマの姿は見られません。


虫たちが湧きだす-2

2022年07月03日 | 野鳥

続・散歩道の虫たち

虫たちを撮り始めると、植物同様やばいことになってきます。

とにかく、種類の多さと種名の同定にへとへとになるからです。

先にも書いたかもしれませんが、頼りの先輩が高齢などで

次々に連絡が取れない状況に・・・

頼りはWEBですが心もとありません。

そんな感じで見ていただければ幸いです。

 

まずはたぶん初めての出会い「アカガネサルハムシ」

ピカピカ目立ちます。

 

最近数が減ってきた「オオアカサルハムシ」

 

「シロコブゾウムシ」の仲間

 

「オジロアシナガゾウムシ」

ゾウムシの仲間は面白い

 

「ハスジカツオゾウムシ」

ちょっと愛嬌がありますww

 

まだまだ数多く見ることができる「コフキゾウムシ」

 

これも仲間なのか・・・?

とにかく小さくて葉についたゴミかと思って見過ごすところでした。

「カシルリオトシブミ」

 

出ましたこの形状では私には同定不能な「ハゴロモ」の仲間の幼虫

 

「ナナホシテントウ」の幼虫だと思われます。

先のナミテントウの幼虫はもうちょっと細身だったかと💦

 

「ニジュウヤホシテントウ」が大発生

クコの木を枯らしたのち

近くのワルナスビに群れて食事中です。

 

「オンブバッタ」

 

「トラマルハナバチ」

 

「ササグモ」今年はササグモが多く見られ、

ハエトリを見つけるのが大変です。

 

「オオシオカラトンボ♀」

 

「ショウジョウトンボ」若

 

この辺りでは多勢の「ノシメトンボ」

夏のトンボが出てきましたね。


虫たちが湧きだす-1

2022年07月01日 | 昆虫など

梅雨が明けて、気温が上がって虫たちが湧きだしてきます。

今日は足が多いやつと、少ないのまでいろいろです。

画像が多いので何回かに分けてアップしようと思います。

日中の愛犬は暑さでぐったりして玄関の冷たいタイルの上で扇風機に当たって

寝ておりますので夕方、日が落ち始めると散歩に出かけます。

元気が戻ってきて自ら散歩を要求するのでほっとしています。

私がカメラを構えるとおおむねじっとしておるのですが、

たまあに、肝心の時にグイッと引くので・・・

最近は私も丸くなって💦怒れません

ということで、

 

「ウスバカゲロウ」

幼虫時代とのギャップが大きい虫の一つですよね。

 

「コシボソガガンボ」

 

「ホタルガ」

こいつは飛ぶと結構目立つのですが、なんでこのカラーリングになったのか?

 

「キハラゴマダラヒトリ」

 

「ニレキリガ」?かと

相変わらず種の同定は心もとない💦

 

じゃーんっ!意外にきれいな色彩でした。

「コゲチャオニグモ」かな

こげ茶というよりは赤に近い色彩に見えました。

 

「マミジロハエトリ」

 

「ヤハズハエトリ」

ハエトリの仲間は姿もかわゆく、色彩が豊富

 

「サツマノミダマシ」

緑色が爽やか??

それからトライポフォビアの皆さん、ごめんなさい

俵型の特徴はカメムシの卵塊のようです。

で、張り付いているのは寄生バチの一種のようです。

どちらも私には種の同定は不可能でした。

 

で、これも不快でしたらごめんなさい。

こちらは哺乳類ですが・・・「モグラ」の死骸です。

とてもきれいな状態でしたがモザイク掛けました。

触ってみましたが、毛並みがとても柔らかく愛犬と同じ短毛で気持ち良い感触でした。

先日、別のところでもモグラの死骸を見つけましたが何かがモグラの世界に起こっているのか??